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通勤のバスで自閉症オーラ全開の青年の近くに座りました。
彼は、おしゃべりする能力は、次男よりもはるかに高いのだけれど、毎日の生活はちょっと大変かな。。。誰にでも遠慮なさ過ぎで話しかけてしまうというタイプ。
彼のお母さんが少し離れて座っておられて、気がつくと、「知的障害者の母オーラ」を放つ女性たちが多数同乗されていました。
障害者本人と同行しているお母さんはひとりだけでした。
私が先に下車してしまうので、どこにあるのか知りませんが、福祉作業所がバスの運行コースの先にあるようです。
お母さん達の会話を聞いていました。
オバチャン達は声が大きいので、普通に居合わせると、聞こえるのでした。
ひとりのお母さんが、「今日は、なんで行くのだった?なんの用事だったっけ?」とユーモラスなことを言われました。
「今日は、ケアホームの件よ。」と70歳代かと思われるお母さんが答えられました。
「そう、そう。」幾人ものお母さん達が、同時にうなずかれました。
ユーモラスなことを言われたお母さん以外のお母さん達は、期待と不安が顔に現れていました。
一大事ですよね。
以前に、社会福祉協議会の企画で、グループホームの見学会がありました。
グループホームを運営しているのは、多人数の作業所を運営されているNPOで、3軒目くらいのグループホームだったと思います。
各入所者の負担は、毎月66000円だと聞きました。
「本当に、それで経営していけるのか。」と重ねて訊きましたら、社会福祉協議会の職員さんが、”グループホームは、作業所と抱き合わせだと可能。”と教えてくれました。
なるほど。。。と思いました。
学齢期を終えて、進路に作業所を考える場合は、親亡き後を考えて、将来において、グループホームの設立の可能性があるか。。。。とまで考えておかれるとよいかもしれません。
グループホームができても、障害のある人も、障害のない人も、共同生活に向いている、向いてない人がいるので、”グループホームさえ出来ればOK!”というわけでもないようです。
今朝、バスに乗り合わせたお母さん達のお子さん達がお世話になるケアホームも、開所までたどり着いてほしいです。
私は、ケアホーム、グループホームの違いがわかりません。
単に、名称がちがうだけでしょうか。
提供するサービスに違いがあるのでしょうか。
次男は今の生活の仕方が一番良いと思います。
それでも、ヘルパーさんたち、ケアマネージャーさんは、社会状況が変化して、次男が共同生活をしなくてはならなくなったときも大丈夫なように、「次男を育てていこう。」と決めてくださっています。
ありがたいです。
社会状況は変化します。
親は子よりも先に死にます。
それでも、なんとか、生活が成り立ってほしい。。
出来れば清潔で明るい生活をしてほしい。。。。。と思います。
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