あま野球日記@大学野球

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2009.05.11
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カテゴリ: 大学野球

昨日(5月10日)行われた立教大vs明治大2回戦のこと。 


(立大vs明大2回戦)
立大  000 000 000 =0
明大  000 00 0X =2
(立)●仁平-戸村、(明)○難波


明治大、ソツのない攻撃は見事だった。この試合、たった6安打なのに
その内の4本を7回と8回に集中し、貴重な2点を挙げて勝利した。


まず6回、二死後(走者なし)に4番・ 小道順平 (4年、二松学舎大附高)の
レフト前安打を皮切りに、5番・  千田隆之 (4年、日大三高)、6番・多田隼仁
(4年、日大三高)の3連打で1点を先制。


続く7回。このイニングも二死走者なしの状態から得点に成功した。
1番・ 荒木郁也 (3年、日大三高)が四球を選ぶと、すかさず二盗に成功。
2番・ 遠山裕太 (4年、松商学園高)のレフト前安打で荒木が生還し、貴重な
2点目を挙げた。


明治大の投手・ 難波剛太 (2年、春日部共栄高)は、元気のない立教大
打線を被安打4、奪三振9に抑え初完封勝利を飾った。
※ちなみに、明治大の6安打の内残りの2安打は、難波が自ら3回と5回に
放ったもの。





難波剛太、かつては埼玉高校野球界の「大スター」だった。昨日の試合で
立教大の2番手として登板した 戸村健次 (4年、立教新座高)とともに、特に
2005年は2人の投手名を知らない人は埼玉にいなかった(チト大袈裟か?)

戸村健次 の関連記事「あま野球日記」バックナンバーより。
「戸村健次の立教新座高時代」  (2009.1.17) → 
こちら へ。

2005年夏、残念ながら戸村(当時、立教新座高3年)は「予想外」の初戦敗退
を喫したが、強豪・春日部共栄高で1年生ながら実質的なエースだった難波は、背番号「19」をつけて大活躍。チームを県大会優勝、そして甲子園出場に導く
原動力となったのだ。


特に決勝の対埼玉栄高戦は、今でも埼玉高校野球の歴史に残る名勝負とされ
ている。この試合で先発した難波は埼玉栄高に4点を奪われ、春日部共栄高の
敗戦濃厚となった9回、誰もが予想していなかった ドラマ が起きたびっくり


その時のことを「あま野球日記」(2006年11月28日分)に書いてあったので、
その内容を下記に抜粋します。(尚、チームや学年は現時点のものに変更しま
した)

※またYOU TUBEにも、この時の ドラマ の模様があったので紹介します。
興味のある方はこちらもどうぞ。 
→  「2005年夏 埼玉大会決勝ダイジェスト」





<決勝>2005年7月29日(金) 県営大宮球場
春共栄 001 000 004 = 5
埼玉栄 001 100 200 = 4
(春日部共栄)難波-今井、(埼玉栄)木村


■9回表、春日部共栄高は満塁のチャンスをつかんだものの、すでに二死。
スコアは4-1で埼玉栄高がリードしていた。そして打者を2ストライクまで
追い込んだ埼玉栄・ 木村文和 投手(現・西武)。甲子園出場のキップをゲット
するまで「あと1球」に迫っていた。

が、その時、木村そして埼玉栄にとって「悪夢」が起きた。
打席に立っていた春日部共栄の4番・ 鶴岡賢二郎 (現・日体大4年)が、
2ストライクから右越えに適時三塁打を放ち、一挙に同点に追いつかれて
しまったのだ。なおも春日部共栄の攻撃は終わらない。三塁に鶴岡を置いて
続く5番・ 射手矢大輔 (現・共栄大4年)も適時二塁打を放ち、あっ!という間
の逆転劇。

■「天国から地獄」とは、こういうことを言うのだろう。
木村文和そして埼玉栄高が、天国から地獄に落ちるまでに要した時間は、
たったの数分だった。

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Last updated  2009.05.13 01:20:01
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