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2026.07.20
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カテゴリ: アメカブETFプロ



米国ETFおすすめ のリストをお探しでしたら、ぜひ本稿をご覧ください。 2026年7月18日時点の「アメカブETFプロ」の内容をもとに、わかりやすくご紹介しています。現在は無料で公開しておりますので、今後の参考としてお役立ていただければ幸いです。

アメカブETFプロとは

アメカブETFプロは、米国株式市場の ETF(上場投資信託) のみで構成された、ドル建ての 資産運用 ポートフォリオです。

バイ・アンド・ホールド(Buy and Hold)というパッシブ運用ではなく、その時々のマクロ環境に応じて市況に合った投資戦略へ転換し、高いパフォーマンスが期待されるセクターや資産クラスへ積極的に投資判断を行うアクティブ運用型のポートフォリオです。ただし、デイトレ(デイトレード)とは全く違います。

前号につきましては『​​ 米国株おすすめETF (2026年7月11日号) ​ ​』を、ご参照下さい。

それでは、本題に入ります。

2026年7月18日号の市況観

米ドル指数

今週号では、米ドル指数(UUP)のロング・ポジションを手仕舞いしました。米ドルの変動帯シグナルが下方へ切り下がり、下落トレンド入りを示唆しているためです。アメカブドットコムではこのシグナルに従い、米ドルのロング・ポジションをすべて売却しました。あわせて、これに連動する形で保有していたWTI原油(USO)のショート・ポジションも手仕舞いしています。


米国債利回り

米国長期債利回りは上昇トレンドを維持し、債券価格には引き続き下押し圧力がかかる展開となりました。10年債利回りは、想定レンジ上限である4.62%近辺で推移しました。また、30年債利回りは過去1カ月で+17bp上昇し、5.07%に達しています。

一方、短期債利回りはハト派的な動きを示しました。2年債利回りは、アメカブドットコムが重要な節目として位置付けていた4.20%を下回り、前週比-4bp低下の4.18%となりました。市場では追加利上げの織り込みが後退しており、アメカブドットコムの米国インフレ見通しを踏まえると、「11月の米大統領選を控える局面で、FRBが利上げに踏み切る可能性は低い」との見方と整合的な動きといえます。

こうした環境下、金利感応度の高い債券代替的な米国セクター株のロング・ポジションは、ローテーション買いのモメンタムが大きく鈍化するなかでも、底堅く推移しました。代表例として、ロング・ポジションに組み入れていた不動産セクターETF(XLRE)は前週比+2.2%上昇し、過去最高値で取引を終えています。

ボラティリティ(オプション市場)

VIX指数は、7月17日(金)の株式市場における全面的な売りを受け、19.50まで急上昇しました。アメカブドットコムでは、この水準を投資検討が可能なレンジと捉えていますが、一方でディーラーのポジションがネガティブ・ガンマに傾いている点には注意が必要です。こうした環境下では値動きが増幅されやすく、トレンドフォロー型の売買が優勢となる傾向があります。すなわち、今後は実現ボラティリティが上昇する可能性が高くなるかもしれません。

一方、債券市場のボラティリティは引き続き落ち着いた推移となっています。MOVE指数は70.88と、複数年にわたるレンジの下限付近にとどまっています。

コモディティ(商品市場)

アメカブドットコムでは、引き続きディスインフレ圧力を伴うデフレ的な市場環境を想定し、コモディティ関連の複合産業セクター株に対するネット・ショートポジションを維持しています。

今週はウラン・ビジネス(URA)が大きく売られ、前週比で-9.9%下落しました。これにより、ショートポジションを通じてアメカブドットコムの読者にとっては同率のプラス寄与となりました。また、銀ビジネス(SIL)も前週比-6.0%安と急落し、こちらもリターンの押し上げ要因となっています。

一方、この資産クラスにおいて足元で注目すべき変化は原油価格の動向です。原油価格には短期的に上昇圧力がかかっており、中東情勢の緊張が続く場合は、高値・安値を切り上げながら上昇トレンドが回復する展開を、アメカブドットコムは視野に入れています。

WTI原油の予測変動レンジの上限値は84ドル近辺とみており、この水準を明確に上回る場合には、上昇トレンドへ移行したと判断します。

グローバル株式指数(米国を除く)

アメカブドットコムでは、米国の月次実質個人消費支出(PCE)の予測悪化を背景に、欧州全体にも同様の下押し圧力が及ぶとの見方を強めており、同地域に対してはネット・ショートのポジションを維持しています。

今週号では、ドイツ(EWG)が前週比-0.8%下落したほか、新たにフランス(EWQ)、ベルギー(EWK)、カタール(QAT)のショート・ポジションを追加しました。また、インド(INDA)のショート・ポジションも追加しました。



米国とグローバル・セクター

今週号は、これまで幅広い投資家層から支持を集めてきたモメンタム株の巻き戻しが一段と加速しました。ゴールドマン・サックスの「ハイ・ベータ・モメンタム・バスケット」は過去1カ月で-28.9%下落しており、資金フローは個別株の中でも相対的に低ボラティリティな領域へとシフトしつつあるようです。

こうした環境下で、アメカブドットコムが債券代替のディフェンシブ銘柄として位置づけるロング・ポジションは、堅調にリターンを積み上げています。オフィスREIT(DESK)は前週比+4.1%上昇し、大中小型株混合のバリュー株(FAB)も同+1.9%上昇しました。また、アメカブドットコムではサイバーセキュリティ(BUG)をロング・ポジションに再度組み入れており、同銘柄は今週号では+3.8%上昇しました。

なお、アメカブドットコムでは、7月17日(金)に見られた市場全体のドローダウンについては、半導体株やモメンタム・ファクターへのエクスポージャーが過度に集中し、ポジションの過密度感もレバレッジも高い「テクノロジーセクター特有の調整」と位置づけています。

オープンポジション

2026年7月18日付の「アメカブETFプロ」の内容は、下記の通りです。なお、各銘柄への投資資金は均一に配分されておらず、不均等になっており、加重する銘柄には優先順位があります。

米国株式

ロング(買い)

新しい追加は、S&P500配当貴族(NOBL)とS&P500グロース指数(VOOG)です。一方で、大中小型株&グロース・バリュー株が混合されたバンガードの米国エクステンデッド・マーケット(VXF)は利確しました。


ショート(空売り)

新しい追加は無く、S&P石油・ガス・ビジネス(XOP)と通信サービス(XLC)は損切しました。先週号で見られた米ドル指数の下落トレンドからの転換に兆しに対して、もっと敏感に反応しておけば良かったと反省しております。

現在は、オープン・ポジションはありません。

グローバル株式(指数)

ロング(買い)

新しい追加は、ニュージーランド(ENZL)、コロンビア(COLO)、ブラジル(EWZ)です。


ショート(空売り)

新しい追加は、ドイツ(EWG)、フランス(EWQ)、ベルギー(EWK)、インド(INDA)、カタール(QAT)です。一方で、ノルウェー(NORW)と香港(EWH)は損切しました。


グローバル株式(セクター)

ロング(買い)

新しい追加は、サイバーセキュリティ(BUG)です。

一方で、グローバル・ジェッツ(JETS)については損切しました。原油価格の値動きについて、下落トレンドでは無くなったからです。ちなみにアメカブドットコムのJETSのトレードに対する打率は、1/4なので非常に悪いです。JETSとWTI原油(USO)の相関係数は、15日間が-0.82、30日間が-0.75、90日間が-0.76なので、今後からはUSOの価格トレンドと共にトレードするつもりです。


ショート(空売り)

新しい追加は、石炭ビジネス(COAL)です。

リターンは総じて上昇しています。ウラン・ビジネス(URA)と銀ビジネス(SIL)が非常に堅調であり、リターンが積み上がっています。

ドル建て債券&為替

ロング(買い)

新しい追加は無く、その一方で米ドル指数(UUP)は利確し、米国長期債(TLT、ZROZ)は損切しました。

リターンは総じて低下しています。デフレ(BNDD)の損失が、少し拡大しています。


ショート(空売り)

新しい追加は、カナダドル(FXC)です。ユーロ(FXE)については利確しました。

コモディティ(商品)

ロング(買い)

現在は、オープン・ポジションはありません。

ショート(空売り)

WTI原油(USO)については利確しました。7月4日号ではリターンが+22.58%だったのですが、実際に利確したのはその半分の数値となりました。

現在は、オープン・ポジションはありません。

利確済み取引

7月12日~7月18日の期間

ロング(買い)


ショート(空売り)


その他利確済み(利益率ランキング)

直近12か月以内にクローズされた取引だけです。

ロング(買い)



『アメカブETFプロ』 ロング・ポジションによるリターン実績(直近12カ月間)

ショート(空売り)

『アメカブETFプロ』 ショート・ポジションによるリターン実績(直近12カ月間)

ETF選定ロジックについて

アメカブドットコムは、ニュースで踊ったり、チャートでハルシネーション(幻覚)を見るような投資判断プロセスを行っておりません。

市況予測

アメカブドットコムでは、ユーロ圏を含む世界20ヵ国以上のマクロ環境をモニタリングしています。私たちは主に実質個人消費支出を月間実質GDPの代替指標として活用しています。

投資資金フロー予測

米国の主要な証券取引所や金融機関からAPIを通じて取得した市場データ(価格推移、出来高、オプション価格やそのオープンポジション数など)を活用し、どのような株式の属性やセクターに投資資金のフロー(お金の流れ)によるモメンタムが生じるのかを予測しています。

米ドル指数の動向観測

米国株式市場の取引のうち、およそ80%がコンピューターアルゴリズムによるものです。そして、ドルの値動きとそのトレンドに関するデータ予測が、これらのアルゴリズムに組み込まれている計算式のコアなコンポーネントになっています。

アメカブドットコムの定量分析の目的とは、このコンピューターアルゴリズムのコンセンサスを捉えることなので、米ドル指数の動向を細かくモニタリングしております。

敗戦処理

定量的分析に基づくアルゴリズムで投資判断を行っているものの、それが必ずしも正しい結果につながるとは限りません。ポジションを保有している期間中にプラスとなったにもかかわらず、利益確定のタイミングを逃した銘柄もあります。また、ポジションを保有した翌日に大きく下落した銘柄もありました。
​
投資のヒント:投資は確率論です。たとえ99%の確信があっても、1%の結果が出る場合があります。例えばルーレットでも、黒か赤になる確率は97.40%ですが、2.60%の確率で「0」が出ることがよくあります。したがって、ポジションを始める際は、投資資金の1~2%から始め、その上昇(もしくは下降)トレンドが信頼できるようになったら、徐々に増やしていきましょう。熱いお風呂を先ず指先で温度を確かめるのと同じです。このプロセスは、銘柄選定以上にパフォーマンスに大きな影響を与える要因となります。

教えて!アメカブドットコム
​

7月12日~7月18日の期間

ロング(買い)


ショート(空売り)


その他損切済み(損失率ランキング)

直近12か月以内にクローズされた取引だけです。

ロング(買い)



『アメカブETFプロ』 ロング・ポジションによる損失記録(直近12カ月間)

ショート(空売り)



『アメカブETFプロ』 ショート・ポジションによる損失記録(直近12カ月間)


最後に

もしお気に召しましたら、「いいね」やフォローをしていただけると大変励みになります。

引き続き、ご愛読のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

教えて!アメカブドットコムについて

『アメカブドットコム』は、米国株式市場の動向をデータに基づき分かりやすく把握できるよう、アメリカ上場株式およびETF(上場投資信託)の日次パフォーマンスランキングを提供するサイトです。 米国株ランキング を時価総額、セクター、サブセクター、ファンドタイプなど多様な分類軸から市場を分析できるため、市場全体の中でどの領域に強さや弱さ、あるいはモメンタムが生じているのかを簡単に見極めることができます。

本サイトは、投資アイデアの発掘とリスク管理の双方を支援することを目的に設計されています。米国主要株価指数だけでは捉えにくい市場の広がりや内部構造を可視化し、大型株が相場を主導しているのか、セクターローテーションが進行しているのか、ETFを通じた資金の流れに変化があるのか、また特定カテゴリー間の相対パフォーマンスにどのような差が出ているのかを把握する際に有用なツールです。

本サイトは、米国株式についてのトレンドの発見、銘柄・グループ間の比較、市場参加者の動向変化の見極めを簡単にし、米国株式市場を俯瞰するための実践的な分析ツールとして活用できます。日々の市場データを投資判断に資するインサイトへと結び付けるうえで、有効な情報基盤となります。

セクター別ランキング一覧


時価総額別・ETFランキング


米国株式マーケット情報


米国株式決算カレンダー・IPOスケジュール

アメカブドットコムの 米国株式決算カレンダー では、各銘柄の実績EPSとアナリストから集計した予想EPSを掲載しております。これらの数値に加えて各銘柄の四半期収益成長率(前年比)は、マネックス証券、楽天証券、SBI証券には記載されておりませんので、 実績PERと予想PERを算出する のに役立ちます。

米国株式市場のIPO・上場スケジュール についても、毎週更新しております。今後予定されているIPO株の予想株価レンジを記載しておりますので、市場の勢いを判断したりするのにご活用ください。

米国経済指標データ

アメカブドットコムが提供している米国経済指標データの特徴は、長期間にわたる推移をご覧いただけることです。例えば、 米国の実質GDP は1929年から、 実質一人当たりGDP は1947年から、 政策金利(FFレート) は1954年から、 消費者物価指数(CPI) は1913年から、 インフレ率 は1960年から、 リテールセールス は1992年から、 耐久財受注 は1992年から、 失業率 は1948年から、 非農業部門雇用者数(ノンファーム・ペイロール) は1939年から集計されています。





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最終更新日  2026.07.20 18:26:14
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