とある田舎の喫茶店

とある田舎の喫茶店

2005年06月30日
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ぼくにあっている本だと思います。

内容は高校3年生の西脇融(にしわきとおる)が一年の最後にして最大の行事である、八十キロを歩きとおすという「歩行祭」に参加して、もう一人の主人公である甲田貴子(こうだたかこ)との関係を描いた話です。

融と貴子は実は腹違いの兄弟で、貴子は融の父の浮気相手の子供で、融の父はストレスにより病気になって死んで、お互いに母子家庭になります。

二人はお互いに避けあって、貴子は融が自分のことを憎んでいると思っています。
融は、貴子は父の浮気相手の子供で後ろめたい気持ちになるはずだと思っているのに、貴子とその母はそんなことを思ってもいず、融のことをうらんでもいないことに、腹立たしく思っています。

貴子は「なんで自分が憎まれなければいけないのよ」と思っていながらも親友の美和子と一緒に歩行祭に参加します。

しかし、お互いの親友たちの計らいにより少しずつ接する機会ができ、最後には憎みあうこともやめ話すことができるようになります。



この本は「青春」という言葉が会う気がします。
主人公と同じ歳ということもあってか共感を持てるところもあって楽しめました。


主人公の二人と親友たちは読んでいてすごく好きになりました。

融の親友である戸田忍はすごくイイヤツで、相談をよく聞いてくれて友達のことを想ってくれる人間です。

自分も問題をかかえているのに、その問題をつくった相手を恨むこともせず、むしろかわいそうだといいます。

ここが忍のすごいところだと思います。
カッコイイなぁって。

貴子の親友、美和子は美人で男子、女子ともに人気があり、性格もいいパーフェクトお嬢様です。
彼女も実はちょっとした事情も持っていますがそれよりも貴子のことを気にかけます。

忍と美和子は似ているなぁって思いました。


そんな親友たちに恵まれた二人は紆余曲折を得て仲直り?します。


もうとにかく読んだあとが気持ちいい!
描写も細かく想像することができます。それでいて読みやすいです。

この本なら340ページという厚さでもすらすら読むことができます。
次が気になって、どんどん読みたくなる感じ。

融と貴子の二人の視点で、話が入れ替わりながら描かれていておもしろいです。


是非おすすめ!!





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最終更新日  2005年06月30日 19時23分37秒
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