2024.01.27
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昨日の “撮れ高” ついでに整備しちゃおうともうひとつ、 

桃太郎がらみでひっぱり出してきたものがありましてww   




トミックス製品番92263 JR貨物EF210コンテナ列車セット  


パッと見は「鉄道模型初心者向けの、貨物列車入門用の車両セット」という素振りをしていて

ありふれた機関車にありふれた貨車...  

が、このセットに限り実はそんな貨車がかなりマニアックで、当時コンテナ貨車の異端児として

かなり注目を集めたコキ110が入っているんですよね。 

なので初心者でもないしEF210も当時既に所有していたのに、ヤフオクで延々と

奮闘してなんとか安価で落札。ただ、これまた落札したはいいがそのまんま今の今まで 

ずっと放置プレーという有様でして(失笑)  

 ※因みに製品としての発売は2004年、だったらしいです(ヨドバシHPより)   


というわけでこのセットの自分の中での主役はあくまでコキ110と積載されている

15フィートコンテナなので、EF210は正直どうでもよくて出品されている時もタイトルに 

「EF210はジャンク品です」というおことわりの一文があり、おかげて

安価で落札出来たんですよね。 

で、今回はそんなどうでもいいEF210を整備しようということです(笑) 




付属品をチェックしたところ、ナンバープレートのみ。

他に何かしら入っていたのかもしれませんが前オーナー氏が処分しちゃったかも? 

車番はデフォで109、他に109、110、111と何故かひとつ飛んで113が付属。




古い製品だけあって、昨日の300番台にあるような誘導員手すりや  

連結器の解放テコは無し。交換用TNカプラーもありません(もしかしたら  

付属していたのかもしれませんが..) というわけで、 

既に前オーナー氏の手により取り付け済みの側面ナンバープレートからチェック。






うーーーん... 両サイドともかなり無理して取り付けたのか、

接着剤がはみ出していたり、文字が歪んだり傷になっていたりとボロボロ(失笑) 

このへんが「ジャンク品」の由来か? いやむしろモーターが逝ってるくらいなら 

こっちのほうの理由であって欲しいところですが... 






両サイドともカッターの刃先やピンセットを駆使して何とか剥ぎ取りましたが

よーーく見ると車体側にちょびっと傷が(汗)

まぁ新ナンバーを付けて目立つようならダークグレーあたりを色差しするとしてw 




前面ナンバーは最初からはめ込んであるだけなので両エンドとも簡単に外せました。 

そして交換ナンバーをどうするか? とりあえず109はもう使えないので 

じゃあゾロ目の111にするかと切り出していたのですが... 




ガッデーム! 

ゲート処理の過程で、デザインナイフでパーツの一部を喰ってしまいあえなくボツに(失笑)  






というわけで110号機にしました。理由はもう特になし(笑)  

側面1エンド2エンドの施工状況。109はプラモデル用接着剤で 

接着されていたので、窪みの接着剤カスの凸凹をピンセット先端で均し、

当鉄道標準工法のゴムボンドを使っての接着です。 




試しに分解してみたところ、スカートまわりの構造は300番台と同じだったので 

300番台より余っていたTNカプラーパーツを拝借、ナンバー交換ついでに 

1エンド側のみ装着することに。 




ディテールはスッキリしちゃっていますがこれだけでもかなり印象が変わったかとw




2エンド側はナンバー交換のみ。今回は喰わずに切り出し成功しています(爆)

続いて最も気になる電気回路まわりの試験へ  






前照灯、まだ白色LEDが普及前の製品だけあって黄色LEDですが両エンドとも問題なし

というかジャンク品の場合だと「どーせジャンク扱いだから」と、出品者側で 

ライト基盤すらひっこ抜かれて出品されていることがあるのですが、  

この製品はどうやら無事だったようです(爆) 

※300番台のような尾灯ギミックはなし。いや、無いのが機関車は普通なんですけれどね。

最後は走行試験、 




いやおや全然問題ナッシングではないですか!

前後進ともスローも効くし、モーター音も静粛。レンタルレイアウトあたりで 

ガンガン走らせてご臨終間際みたいな兆候も一切なありませんでした




というわけでEF210-110号機の整備完了w 

古い製品とはいえ運転室はシースル構造だしJRFや桃太郎ロゴの印刷も細かく入っているので 

Nゲージサイズで見れば最近の製品とそこまで格差は無いと思います。

むしろ初心者が多少乱雑に扱っても手すりやテコが破損する心配がないともwww

あと、今回は撮影に際してパンタグラフに気を遣いました(笑) 

というかシングルアームパンタはその構造上いたしかたないのですが、

どの製品も繊細で結構扱い辛いんですよね。




2エンド側は貨車の連結に合わせてアーノルドカプラーのままです。

因みに実車の110号は既に新塗装化されたのでこの姿はもう過去の姿というヲチ(失笑) 



そして確かうちにはあと2両ほどEF210が居た筈... とそれはもう今回は時間が無いので

またこんどということにしてw というか、おんなじような機関車を一体何両所有してんだよ! 

って呆れ果て案件ですが、いつものようにそこはスルーしつつwww 




113系の工作はワリバシに両面テープで車体を固定、  

その裏側を塗料が吹き込まないようにテープとゾルでマスキング  

したところまで進めてサンダーバード2号の改造へ  




脚の土台のマスキングをしている時、黄色ラインの乱れがどうしても気になりまして

修正していくことにしました(苦笑)

乱れた箇所にマスキングシートを貼り 




そこを黄色5号でタッチアップしたところで出勤です。 

いや、撮れ高気にして本題の工作が全然進んどらんやんけ!  

なんですけれど、まぁモチベUPも工作のうちと申しますか ​ゞ ​


おまけ。 


なんかこのご時世にしてはほのぼのとした企画がちょっと笑えましたww 




今は豪華クルーズ車両で豪華ディナーだの、​ 車両撮影するだけでも諭吉が数人飛ぶ ​ だのと 

とにかくカネカネマネーの時代ですが、2000円!! 安い!!!(笑) 

しかもその筋のプロのツアーガイドの案内に、一流料亭の板前が調理した至高の料理とかではなく

乗務員氏が案内して、乗務員氏お手製のおみやげってのが、なんともほのぼのして

ナイスじゃありませんかwww  




今はネットで検索すれば一般の人では知り得ないような情報もどんどんヒットしますが 

マニアな参加者もそこは乗務員氏に「JR東の社員なのにそんなことも知らないの?」なんて

野暮なツッ込みとかせず、ゆる~くツアーを楽しんで欲しいものですね





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Last updated  2024.01.29 13:41:42
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