管理栄養士ゆきなべのブログ

りんご🍎腸活に！忙しい朝でも続けやすい“りんご習慣”

12月はイベントや外食などで食生活が乱れやすく、朝になると「お腹が重い…」「肌がどんより…」という声が増える季節。そんな時に頼りになるのが、旬を迎える“りんご🍎”です。やさしい甘みと香りの裏側には、腸を整え、冬のゆらぎにも寄り添ってくれる栄養がしっかり詰まっています。

忙しい30〜50代の女性でも取り入れやすく、続けるほど“身体の巡り”が整いやすい朝のりんご習慣。今回は管理栄養士の視点で、りんごの魅力と上手な使い方をぎゅっとまとめました。

冬のりんごが“腸と肌”にうれしい理由

りんごが冬にいっそう美味しくなるのは、寒暖差で果肉が引き締まり、甘み・香りが増すためです。皮のすぐ下にはポリフェノールが豊富に含まれていて、冬のゆらぎやすい肌を内側からサポートします。

そして腸活で欠かせない成分「ペクチン」。水溶性食物繊維の一種で、腸内の善玉菌のエサになり、腸内環境を整える働きがあります。ペクチンは水分を含むとゆっくり胃腸を通るため、食後の血糖値が急に上がりにくいのも特徴。

甘いものが増える12月にも、やさしく寄り添ってくれる食材です。

旬の美味しいりんごを選ぶポイント

より美味しいりんごを選ぶためには、次の3つをチェック✨

・皮にツヤがあり、ハリがある

・持ったときに“ずっしり”と重い

・おしり部分がほんのり黄色

これらは成熟が進み、甘みがしっかりのっているサインです。

朝に使いやすい下ごしらえと調理のポイント

・皮ごと使うとポリフェノールを効率よく摂れる

・切ったらレモン汁を少量かけると変色しにくい

・冷えすぎると香りが弱くなるため、食べる直前に常温に近づけると◎

りんごはそのままでも十分に美味しいですが、ひと手間で栄養の吸収や香りの立ち方が変わります。

相性抜群の“ヨーグルト”で腸活をさらに後押し

りんごと組み合わせたいのがヨーグルト。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌と、りんごのペクチンは一緒に働いて腸内の発酵をスムーズにし、朝のスッキリ感をサポートします。

ヨーグルトはたんぱく質もとれるので、午前中のエネルギー不足を感じやすい女性にもぴったり。忙しい朝でも、りんごをのせるだけで“整う朝食”が完成します。

朝におすすめの簡単レシピ🍎

材料（1人分）

りんご1/2個

ヨーグルト100g

シナモン少々（お好みで）

作り方

① りんごを皮つきのまま薄切りにする

② ヨーグルトにのせる

③ シナモンを軽くふるだけで完成✨

りんごのシャキッとした食感と、ヨーグルトのまろやかさが相性抜群。シナモンの香りは、寒い朝の気分転換にも。

りんごの保存方法

・丸ごとはポリ袋に入れて野菜室で1〜2週間

・カットしたらレモン汁をかけ、密閉容器に入れて当日〜翌日中に

・薄切りにして冷凍しておけば、スムージーやヨーグルトにそのまま使えて便利🍎

忙しい女性でも続けやすい“朝りんご習慣”

実際に続けている方からは、

「朝のお腹の軽さが変わった✨」

「肌がなめらかになってきた感じがする」

などの声も多く、負担なく続けられるのが魅力です。

前夜にりんごを切っておけば、朝はヨーグルトにのせるだけ。

ナッツを添えれば、腹持ちがアップして午前中の集中力も安定しやすくなります。

一言コラム：りんごは“気持ちの切り替え”にも

りんごの香りはリラックス効果が期待され、朝の慌ただしさをふっと軽くしてくれます。

忙しい日こそ、香りのある果物をひとくち取り入れると気分が整い、1日のスタートが心地よくなりますよ🍎✨

明日の朝、りんご1/4個から始めてみませんか？

りんごとヨーグルトの組み合わせは、身体にやさしくシンプルで続けやすい“冬の腸活習慣”。

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