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「死」は分け隔てなく、誰にでも訪れることだが、年齢も若く、健康であれば、誰しも、自分の身に突然起こるとは、思いもしない。「死」を身近に感じていないのなら、自分の死後のことなど、当然考えることもないだろう。今や、インターネットは生活の一部になり、様々なwebサービスを私たちは享受している。ブログやツイッターも、テレビと同じように、ごくごく自然に普段の生活に溶け込んでしまった。たくさんの人がネット上に、ブログを使って個人の記録を日々残している。なかでもFBのように、書き込んでいる人物の個人情報がオープンにされているものもある。ところで、そうした「記録」について、自分が亡くなったあとどうなるのか、考えたことがあるだろうか。自分の亡くなった後のことを誰かに託すとなると「遺言(書)」を思い浮かべるが、死を身近に感じていなければ、「遺言」なんて全く思いが及ぶものではないのだが、ネット上に残した自分の記録を自分の死後、どう処理して欲しいか、考えなければならないのかも知れない。遺族からすれば、故人の大事な遺品が、死後も引き続き、全くの他人や、亡くなる前に故人と関係のあった、遺族の知らない他人に公開し続けるのは、ある意味辛いことになるのかも知れない。しかし、ほとんどの遺族は、故人がそうしたブログを書き残していることさえ、知りえないだろう。実際、家族にブログを書いていることを伝えている人は皆無に近いのではないか。回収されることのない、人工衛星のように、宇宙空間ならぬネット上を永遠にさまよい?続けるなんて、ちょっとおぞましい気がしないでもない。作家や芸術家のように、人の目や耳に晒したくて、制作しているのであれば、別だが。
April 28, 2013
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