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あ・りの・み

あ・りの・み

July 15, 2015
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カテゴリ: おしばい
うちはやっぱりツンデレが好きどすねん。

純情な舞妓さんも可愛らしおすけど、
『マイ・フェア・レディ』のテーマは
女の人が教育うけてと自立を手に入れた
そういうお人とうまいことやらはるには男さんも変わらんと
ちゅうことやと思うんどす。


まぁ、このへんで下手な京都弁は終わりにして、
WOWOWで見たんですけどちょっとガッカリ。
ダジャレと花街文化解説フィルムにしかなってないわね。


ミュージカル映画なんだからもうちょっとなんとかしてほしい。
吹き替えたっていいじゃないですか~。
おかあはんの舞妓時代役の大原櫻子さんはレベルに達してましたが。
  妻夫木くんがちゃんとスターのオーラ出してましたね。
  顔立ちはすごく端正なんだけど
  いつもは身近にいそうな役が似合ってるんで、そこがウリなんだけど、
  『春の雪』とか『どろろ』はミスキャスト感が強かったもんね。


『マイ・フェア・レディ』は映画はちゃんと通しで見てないんですよ。
舞台は大地真央主演で4回、
真飛聖、寺脇康文のを1回見ましたよ。

最初の教授は草刈正雄で、

この役がシャーロック・ホームズのカリカチュアなのがよくわかりました。
大地真央のイライザは誇り高く、
ヒギンズ邸でのピンクのドレスが上品ですばらしかった。
それでいて「今に見ておれエンリー・イギンズ」の茶色のドレスは
すごくチャーミング、教授を銃殺刑にしてやるんだと歌うのだが、

夫と「イライザはスキルを身につけただけで、
ヒギンズの成長物語なのかも」と話したの覚えてる。
@飛天(まだ梅田コマ劇場だったかも) 夫と二人 '93か'94か'97


二回目は演出がまるまる変わって、
教授の草刈正雄は同じなのに、ガミガミおやじで悲しかった。
「今に見ておれ」の歌もホントに目隠しされた教授が出てきてガッカリ。
なんで演出買えちゃったのかなぁと残念でならなかった。
@名古屋で一家4人で見た 1999


三回めは他のこと全然覚えてないんだけど
岡幸二郎のフレディが品もいいし容姿もぴったり、
「君住む街角」にはうっとり、
おとなりの見知らぬマダムが私に「すばらしかったわね~」と話しかけ、
私も「ホントにすばらしかったですね~」と応えてしまったほど。
@梅田芸術劇場(になってたかな~、まだ飛天かも) 一人で 2002か2004


四回めが大地真央一世一代(違)、最後のイライザで
教授は石井一孝。
この時のイライザは根性と才能は持ってるんだけど、
壁を乗り越えたことがなかったのが初めて分かった。
だから、言語練習中の「もうダメ」を繰り返す
ダメダメのイライザが印象的だった。
だからそれを乗り越えた
「一晩中踊りたい」の歓びがスパークするほどで
これが大地真央が演出変えて訴えたかったことなんだなぁとわかった。
この舞台を次女と一緒に見られたのはすごくよかった。

やっぱりイライザも努力して成長したのだ。
@博多座だっけ?2010


2013年オリックス劇場で見たのは
演出家がG2、ドゥーリトルが松尾貴史で、
すごくお金のことが印象に残る舞台だった。
  G2は大阪の人で、上方落語を連ねた話を見たことある。
  その後江戸落語で同じような劇を作ってたが、
  「芝浜」と「文七元結」を合わせてて
  やっぱりあの30両の落とし主気になるよねぇと共感したのだ。
  どうも江戸落語は金に対して甘いのが苦になる。
  志ん生の「火焔太鼓」の夫婦、絶対あのあと幸せになれないよ~。
  「芝浜」も落とし主のことが心配である。
お金は大事ですよ、ええかっこして疎かにしてなにもいいことはない。

寺脇康文のヒギンズ教授は
今の日本によくあるよくあるってエリート男性で、
イライザが自立していき、惹かれていくに連れ、
価値観に混乱を招き、自分でもあがいて、
認めまいとして、暴れて、どうしようもなくなって
あの「おかあさ~~ん」って叫びになる。
自分の弱さに気づいて彼もいいふうに変わっていってほしい。


というわけで、私は女性も男性も成長して
ツンツンケンカしながらも惹かれれ合う
ツンデレ話が大好きです。
『舞妓はレディ』は女の子の自立物語としても物足りないし、
ツンツンもデレデレもなくってダメだと思いました。
よい役者さんを揃えてて、
上白石萌音ちゃんも頑張ってたのでもったいないわね。
萌音ちゃんは『ちはやふる』のかなちゃんだそうで、
小柄で丸顔のかわいい顔立ち、着物に慣れていて
これはもう誂えたような役ですな~、胸の大きさは知りませんが。












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最終更新日  July 15, 2015 11:08:15 AM
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