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滋賀県大津市にある紫式部ゆかりのお寺・石山寺。その最寄りの石山寺駅から徒歩5分ほど。路地を一本裏に入った瀬田川のほとりに中国茶のお店があります。こちらの中国茶房 喫茶去さんは、中国茶と薬膳料理を楽しめるお店です。お昼時をちょっと過ぎた頃に伺ったので、ランチメニューより担々麺を注文。セットになっていまして、色々付いております。右側のグラスに入っているのは、食前の酢。小鉢などにもそれぞれ薬膳の食材が入っているので、それらを店員さんがひとつひとつ丁寧に説明してくれます。・・・おおっ、本格的だ(^^;)薬膳料理というと、「なんだか漢方薬臭いばっかりで美味しくない。まあ健康に良いから仕方ないよね」的なお店も多いんですが、こちらはしっかりと美味しさと効能のバランスがとれていると思いました。普通に食べて美味しいという線はキープしながらも、ほんのり薬膳風味、という線で仕上げているので、薬膳というだけで敬遠する方でも比較的OKかと。薬膳好きの方は、説明を楽しく聞けることでしょう。さて、肝心のお茶です。こちらのお店、メニューがものすごく充実していまして、メニューは50種類ぐらいあります。1つ1つのお茶に様々な説明書きも書いてあるのですが、それを読む限りでは、割と初期のころから中国茶の勉強をされたのかなーと思います。お茶は飲みきりスタイルと工夫式が選べまして、この日は飲み切りタイプの武夷岩茶を注文してみました。色々は品種をブレンドしたお手頃価格なものです。清香系の軽やかなタイプの岩茶ですね。肉桂の主張もそこそこあり、香りを重視したタイプだと思いますが、なかなか素性が良さそうな感じで、お値段を考えると、頑張ってますね!という品質。悪くないですね。ただ、実は次の日もこちらにお邪魔してまして、その時は金萱茶は頼んだのですが、こちらは今ひとつ。台湾茶よりも大陸のお茶の方が得意なのかもなー、と思いました。この地域ということに限れば、なかなか本格的なお茶や薬膳料理などを食べられるところは、そうそうないと思うので、貴重なお店かと思います。通りから一本入るので、少し分かりにくいかもしれませんが、お店は明るく入りやすい感じなので、初心者の方にオススメできるお店だと思います。<アクセス>石山寺駅からJR石山駅方面へ戻るように向かうと螢谷の信号(Y字路)があります。石山寺方面から来ると右側(川側)の広い道を行くと、すぐにこのような看板があるので、ここを入ります。突き当たりは瀬田川になっているので、そこまで行ったら、左に曲がるとお店があります。瀬田川とはその通り一本挟んで面している(冒頭の写真で言えば、右方向が瀬田川)感じなので、そのイメージを持って行けば迷わないと思います。中国茶房 喫茶去住所:滋賀県大津市螢谷4-45電話:077-537-3022営業:11:00~17:00定休:木曜日、第3水曜日https://www.facebook.com/ChineseTeasalon.Kissako中国茶情報局の紹介ページ日本全国茶館・茶荘巡り一覧にほんブログ村石山寺詣での後に、薬膳ランチ&お茶も悪くないです(^^)
2016.03.31
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平安神宮の大鳥居を少し南に下がったところの路地を入ると、静かな京都らしい佇まいの住宅地。そんななかに、お茶を心から楽しめるとっておきの空間があります。こちらの好日居さんは、大正時代の民家を改装したつくりのお店。門をくぐり、お店の引き戸までのアプローチに入ると、ぐっと静かになったように感じます。引き戸をガラリと開け、靴を脱いで上がります。少し照度を落とした和の空間。茶人好みな感じのお店です。これは静かに過ごしながら、お茶を楽しめそうです(^^)奥の方には庭が見える席もあったのですが、お茶のお稽古中?のようでしたので、手前の長テーブルの席に。茶譜を見せていただくと、岩茶やプーアルの古樹茶といった、茶人好みな雰囲気の中国茶がメイン。それ以外に日本茶もあります。全部で十数種類というところでしょうか。見た瞬間、古樹茶にピピンッと来ました。お薦めを伺ってみると、やっぱり古樹茶とのこと。この雰囲気だとやっぱりそうですよねー。ということで、古樹茶をオーダー。普段はどこの山のを飲みますか、とかかなりマニアックな質問をされましたw#プーアルは専門外です(^^;)2013年の生茶で、まだ若いはずなのですが、刺激はありながらも香りが甘く、表面的には非常に穏やかなお茶。ただ、実際には古樹茶らしい芯のしっかりしたところがあり、集中して飲むと身体に響くタイプのお茶です。うーん、このお店の雰囲気にはまさにピッタリではないかと。産地は確か漫撒だと言っていたような気がします。ちなみにこちらのお店は、携帯電話ばっかり見るのはアウトだったり撮影禁止だったりと、色々決まり事はあります。#上の写真は1枚だけ、禁を破って撮影(^^;)そうしたものも、お茶と空間をしっかり楽しむための配慮。基本お一人でやっているお店なので、大人数が一気にだと対応しきれないときもあります。静かにお茶をゆっくりと楽しむ、大人な感じの時間を過ごしたいときにお薦めできるお店だと思います。お茶の味や余韻とか、自分の時間に没入できる感じのお店ですね。ちなみに、この古樹茶はかなりのパワーで、1時間半ほど飲み続けましたが、まだまだ全然いけそうな感じでした。私が行ったときは1500円のプライスでしたが、その価値は十二分以上にありました。このクラスはなかなか飲めません。喫茶営業の他にも、中国茶教室や各種のイベントも積極的に行っているようです。イベントの際などは喫茶がお休みになりますので、ブログやFacebookなどで事前にチェックしてから行かれると良いと思います。<アクセス>地下鉄東山駅方面から来る場合は、1番出口を出て三条通を東へ。平安神宮に繋がる神宮道を左折すると、平安神宮の大鳥居が見えてきます。大鳥居にだいぶ近づいたところにある、マンション手前の一方通行の出口。こちらを右に入って少し歩いて行くと、右手に見えてきます。営業されている場合は、小さな看板が道路に出ていると思いますので、見逃さないようにしましょう。好日居住所:京都府京都市 左京区岡崎円勝寺町91電話:075-761-5511営業:13:00~18:00定休:月曜、火曜(臨時休業あり)http://kojitsu-kyo.cocolog-nifty.com/中国茶情報局の紹介ページ日本全国茶館・茶荘巡り一覧にほんブログ村京都ならではのお店ですね(^^)
2016.03.27
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近鉄奈良駅近くの商店街にある商業ビル・コトモール。その1階にデザートの美味しい、大和茶と擂茶、台湾茶が楽しめるお店があります。こちらのおちゃのこさんは、ガラス張りで入りやすい、おしゃれなカフェの雰囲気。夏場はかき氷で超人気店のようです。入口近くは物販コーナー。地元産の大和茶の販売の他、台湾茶なども置いています。健一自然農園さんのお茶を置いているなど、大和茶に関してはなかなかこだわった感じを受けます。大和茶のお土産を買うときには良いかも、と思いました。喫茶のメニューを見せていただくと、ティーバッグで提供の飲み切り茶が350円とお手頃。他に、工夫式スタイルの台湾茶と中国茶で10種類ほどに工芸茶が数種類。あとは焙煎大和茶と大和和紅茶、擂茶、ハーブティーもあります。お値段的には工夫式でも500円程度と抑えめです。スイーツと一緒に頼まれることを想定した値付けかと。こちらはやはりスイーツメニューがお薦めな感じで、かき氷やお餅、ぜんざい、スイーツなど色々と。季節によっての差し込みメニューも豊富です。ここはベーシックな選択でいってみようということで、阿里山金萱茶と擂茶パフェを頼んでみました。お茶はこのような工夫式の茶器で提供。差し湯も可能です。工夫式のお茶は、あまり注文する人がいないのかもしれません。お値段的にも、単体でお茶だけ味わうのにはちょっと力不足な感じでした。スイーツ食べながらだと良いと思うんですが、お茶がメインだとちょっと物足りないと思います。擂茶パフェはこちら。擂茶は底の方に敷かれている感じですが、お茶感は控えめ。中はギッシリ詰まっていて、なかなかボリューム感もあります。クリームなどはとても良い味を出しているので、やはりこちらはスイーツ屋さんとして人気があるのも頷ける感じでした。かき氷のシーズンなどは長い行列ができるほどの人気のようです。駅の近くということもあり、大和茶を買いたいとか、ちょっとスイーツを食べながら、軽くお茶というときには良いお店だと思います。おちゃのこ住所:奈良市小西町35-2 コトモール 1F 電話:0742-24-2580営業:10:00~20:00定休:第3水曜日https://www.facebook.com/ochanoko中国茶情報局の紹介ページ日本全国茶館・茶荘巡り一覧にほんブログ村スイーツを楽しむお店ですね
2016.03.25
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奈良町の路地の奥。入口の小さな看板を入っていくと、サロンの雰囲気のような中国茶カフェがあります。こちらの叙友舎さんは、奈良でも中国茶を扱うお店としては老舗の部類。基本的にはオーナーさんが現地で買い付けてきたお茶を提供されるそうです。お店はご覧のように普通の町家。入口の扉を横にガラリと引いて、靴を脱いで上がるスタイルです。メニューを見せていただくと、様々な中国茶が約40種類ほどあり、ちょっと悩むぐらいあります。この日はかなり寒かったので、岩茶の鉄羅漢をいただくことにしました。お茶は工夫式での提供で、一煎目はオーナーさんに淹れていただきました。各席にはアルコールランプ式の煮水器があるので、これを使って自由にお湯を入れて飲み進めていくことができます。お茶は甘い香りもあり、鉄羅漢ならではのどっしりとした味わいもあり、なかなかの品質と見ました。ちょっとしたお茶請けもついてくるので、お得感もあり。お店はギャラリーとしても利用されることもあるようで、和の雰囲気のなかでゆっくりお茶を飲んでいくことができます。ファンの方が多いのもうなずけますね。古い家屋だとお手洗いが心配だったりもするのですが、近代的にリノベーションされていて、そのへんも地味にポイントが高いのでは無いかと。古都ならではの街並みである奈良町歩きの休憩にも良さそうですね。<アクセス>入口にあるのがこちらの小さな看板。これを見落とさないようにしましょう。看板の所にある建物の間にあるこのような道を入っていきます。え、ここでいいの?と思いそうですが、そのまま奥まで突き進みましょう。右奥にある建物(赤い看板)がお店です。叙友舎住所:奈良市川之上突抜北方町18-7 電話:0742-24-0345営業:12:00~17:30定休:月・火・水曜日http://www.joyusha.com/中国茶情報局の紹介ページ日本全国茶館・茶荘巡り一覧にほんブログ村奈良っぽいお店だと思います
2016.03.23
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奈良公園の南側の住宅街。路地を少し入ったところに、気軽に入れる雰囲気の中国茶カフェがあります。こちらの茶房ちゃいろさんは、2011年秋オープンの比較的新しいお店です。お店の中はこんな感じ。決して広いお店ではないですが、とても清潔感があって、初めての方でも入りやすいお店ではないかと。メニューを見せていただくと、烏龍茶を中心に、緑茶、紅茶、黒茶、工芸茶などが約20種類ほど。他にハーブティーなどもありました。お茶は工夫式とマグカップで気軽に飲むスタイルが選べるようです。このほか、クリーミーな杏仁豆腐と濃厚なマンゴープリンなど、ちょっと惹かれそうなデザート類も。他に担々麺やジャージャー麺などのランチもあるようです。私がオーダーしたのはこちら。クリーミィ杏仁豆腐と東方美人です。杏仁豆腐は名前の通りで、とてもクリーミーです。ミルク感が強めの感じ。東方美人はおそらく青心烏龍種かな?、と思うのですが、なかなか香りが良いです。これだけのクオリティーのお茶&スイーツで、セット750円はとってもお手頃ではないかと。時間をかけて楽しみたい場合は、工夫式にすると良いかもしれません。差し湯用のお湯は保温ポットで持ってきてもらえるので、ゆっくり楽しめそうです。専門店にありがちな難解さもなく、初心者さんでも気軽に入れるお店ではないかと。奈良公園散策のついでに、観光の方でも気軽に立ち寄れそうなお店でした。<アクセス>少し路地を入るお店なので、行き方の紹介を。こちらの破石町(わりいしちょう)のバス停が目印です。奈良公園方面から来る場合、バス停のすぐ先にある路地を左へ。こんな雰囲気の住宅街の路地です。この路地を徒歩2分ぐらい歩くと、右側にあります。冒頭の写真のような、のぼりが出ているので、すぐに分かると思います。茶房ちゃいろ住所:奈良県奈良市高畑町709−1電話:0742-26-5916営業:11:30~17:30定休:月曜日・火曜日(不定休あり)http://web1.kcn.jp/chairo/中国茶情報局の紹介ページ日本全国茶館・茶荘巡り一覧にほんブログ村気軽に立ち寄れる雰囲気のお店です(^^)
2016.03.21
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今年も幕張メッセで開かれている、国際食品・飲料展 FOODEXに行ってきました。このイベントは、主にバイヤー向けのイベントで、一般の人が入れるものではありません。しかし、お茶の業界の動きを知る上では有意義なイベントではあります。入場した人がレポートしないと、そうした動きは一般に伝わらないかと思いますので、入場した人の責務?として、簡単に中国茶・台湾茶関連に絞ってレポートをしてみたいと思います。<中国・台湾のお茶屋さんの出店は減少>今回、目についたのは、中国・台湾のお茶関連の出展の少なさです。「日本はお茶の市場としては、あまり魅力が無い」というふうに見られているのだろうなー、と思います。「お茶離れ」という全体の傾向もありますし、中国茶や台湾茶は「手摘みや発酵など手作業ゆえに価格は高いけど、その分、美味いよ」という商品が多いです。それゆえに、お茶という存在が、あまりにもコモディティ化した日本では売れないんでしょうね。残念ですが。実際、日本の輸入統計を見ても、中国茶・台湾茶の独壇場ともいえる、烏龍茶の輸入量は2001年の27,136トンをピークに、2014年には13,329トンと半分以下になっています。お茶は経済作物という一面もあるので、出展者が減ったのは、当然の結果でしょうかね。。。<台湾茶関連>台湾ブースでは8店舗ほどのお茶関連の会社が背中合わせに並んでいて、そこがお茶スポットに。沢山のお茶好きさんの姿もお見かけしました。入口近くの角コマには、こちらのブログでもちょくちょく登場します、台中の華剛茶業のブースが。2013年の世界お茶まつり以来、4年連続で日本のイベント出店をしているからか、クオリティーの高い、比較的高級なブランドという認知も進んできているような気もします。今回は面白い商品として、台湾で若者に人気の布袋劇(人形劇)「霹靂」とコラボしたお茶ボックスや台湾人もみんな大好き?なキティーちゃんコラボ商品が展示されていました。パッケージに力を入れるというと、ややもすると小手先の対応に見えるかもしれません。が、先日の梨山製茶ツアーで茶園と工場を見学しましたが、彼らは上流部分の生産現場でやるべきことは、一通りやりこなしていた印象があります。それを踏まえ、ここのところは若者向けのお茶カフェを台中に開くなど、より消費者に近い下流部分に力を入れはじめているようです。台湾も若者のお茶離れは問題になっていますが、彼らがお茶を飲まないままなら、お先は真っ暗です。若者が思わず興味を持ちそうなキャラクターとのコラボは、「若者がお茶に触れる機会を増やそう」という一貫したポリシーの表われなのかな、と感じました。なお、台湾ブースから離れたホール7のギフトコーナーには、台湾茶のブランド横断的なセレクトショップの祥雲茶坊さんが出展していました。ギフトのコーナーに出ているように、パッケージのデザイン性に優れたお茶屋さんのお茶を現地ブランドのまま販売しているそうです。今まで、茶農家さんの名前を表に出すことはたまにありましたが、基本的には日本で各お店のパッケージに詰め替えられ、「各お店の○○烏龍茶」という商品に置き換えられることが多かっただけに、珍しいスタイルだと思います。昨今は現地のメーカーの方がパッケージに凝ったものが多いので、それをそのまま活かさない手は無いですからね。以前は「パッケージだけ立派でお茶はプア」ということも良くありましたが、最近は上記の華剛茶業のように、お茶をしっかり作っているメーカー・茶商が、自社商品の世界観を表すものととしてパッケージに工夫をするというケースも増えています。こちらが取り扱っているブランドを見ても、華剛茶業を始め、足腰のしっかりしていそうなブランドも多く、要注目かも、と思います。最近、「華剛茶業のお茶はどこで買えますか?」と聞かれることも多いのですが、こちらで買われると良いと思います。お値段の値付けも現地にかなり近いので、なかなか良心的だと思いました。このほか、今年は、別棟にコーヒーとお茶のコーナーが設置されており、そちらにはインドやスリランカの紅茶、日本の茶業さんが出展しています。そんな中に、台湾茶と台湾コーヒー、それから大禾竹藝工房の茶道具を扱う商社の方が出展されていました。苗栗の東方美人を扱うほか、台東のジャコウネココーヒーを扱う計画だそうで、「なんだか良いものばかりを扱いますね」とちょっとマニアックな人は感じると思います(^^;)なお、一緒に回っていた茶迷の某Mさんは、お茶よりコーヒーの方に食いついていましたw<中国茶関連>比較的良好な関係にある台湾ブースですらお茶屋さんが減っているので、中国ブースもやはり減少気味でした。中国の場合、国内の需要と供給のバランスがだいぶ狂っているので「そろそろ輸出へ力を入れるんじゃないか?」と淡い期待をしていたのですが、まだみたいです(^^;)ただ、今年の出展企業に共通していたのは、有機をキーワードにしているところですね。日本の有機認証も通過している企業もあり、中国の中でもこのあたりに力を入れている企業が残った感じです。出展していた企業ですが、私が目にしたところでは、まず福建省南安市の日泰茶業さん。泉州が拠点でもあるようで、鉄観音メインかな?と思いましたが、武夷水仙やジャスミン茶など福建省のお茶は色々揃えており、ペットボトル原料なども注力しているようです。フラッと立ち寄ったら鉄観音を試飲させてくれたのですが、そこそこな印象。おじさんと通訳の方がヒマだったから?か、席に座って色々話していたら、この緑茶が美味しいと紹介してくれたのが、石亭緑という緑茶。表面がうっすらと白っぽくなっていて典型的な炒青緑茶な雰囲気。特有の火の感じは最初の一煎目にはありますが、それ以降はずっと香りが伸びやかで味わい深く、余韻もなかなか。こういうお茶が日本でも買えるといいんですけどね~(^^)その隣には、同じく福建で、紅茶専門の元泰茶業さんが出てました。このほか、山東省の茶業さんが1社。あとは珍しいところで、陝西省の茶業さんが。漢中市西郷県にある西郷県陝南緑茶有限公司さんというところで、漢辰というブランドを掲げているようです。こちらは全部オーガニックだそうで、中国・EU・アメリカ・日本の有機認証をクリアしているとのこと。安吉白茶の品種よりもさらにアミノ酸含有量が高い、黄色白化品種である有機黄金茶を飲ませてもらいました。とにかく、アミノ酸の旨みが強いのですが、ベタベタとした感覚は無く、飲み口はスッキリ。余韻も長くて、良いお茶だなーと思いました。ただ、お値段もかなり良さそうです(怖くて聞けませんでしたw)。<日本茶関連>日本のお茶ももちろん出ていたのですが、比較的目立ったのが英語の表記ですね。国内の消費者向けのPRというよりは、海外のバイヤーさんを意識した展示を行う茶業さんが多くありました。個人的には、静岡県中山間100銘茶協議会のメンバーの方が出ていたので、ご挨拶を。あとは高知の国友農園さんの釜炒りの山茶は大変魅力的でした。中国茶好きの方なら、余韻やら味わいの深さなどを感じやすい方も多いので、そういう方が飲むとハマるかも・・・と思いました。その育て方ゆえに、お値段も中国茶並みではありますが、その価値はあるなーと思います。こういうお茶が正当に評価されるようになれば、日本のお茶業界も変わると思うんですけど。<台湾茶セミナー>ブース周りの合間には恒例となっている、台湾区製茶工業同業公会の台湾茶セミナーへ。今年は高宇さんの講演の後に南アテナ先生の茶芸披露も行われました。個人的にはもうちょっと違う切り口で台湾茶を紹介できませんかね?という感想を持ちました。基本的に公会のスタンスは、「商品ラインナップを絞り、消費者が迷わなくする方が消費者にとっては有益である」という考え方なのですが、これは日用品への道なんですよね。嗜好品ではなくする方向です。ワインやコーヒーなどの嗜好品飲料のように、「もう少し、発酵度や焙煎、品種、産地などの組み合わせを楽しむという方向性では話ができないのだろうか?」と思います。・・・と、今年は少し専門的に見てみました。こうした大規模な展示会はある意味、業界の縮図だと思うので、これからも定点観測したいと思います。にほんブログ村会場歩きで軽く1万歩越えしますね(^^;)
2016.03.08
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紫藤廬を出た後、食事をどこでするか悩みました。そういえば、今回は夜市に行っていないな、ということで向かったのはMRTの大橋頭駅。ここから徒歩圏にある延三夜市に行ってみました。夜市の新規開拓です。延平北路三段にあるから延三夜市というわけですね。<嘉義雄鶏肉飯>まず、やって来たのはこちらのお店。嘉義雄鶏肉飯さんです。ローカルなお店ですが、ここの夜市は南部から働きに来ている人たちが多かったらしいので、本場の味に近いのではないかと。注文の仕方は、席に着いてから伝票に印をつけて、やって来るおじさんに渡すスタイルです。パパパッとオーダーをしてみました。出てきたのはこちら。鶏肉飯に筍絲、鶏捲、金針排骨湯などを。期待通りの鶏肉飯が出てきてヤッホーだったのですが、うーん、何か今回の旅の食卓はみんな同じ感じだったな、と食べ始めてから、ちょっと反省。今回は食事に華がなくて、すみません(^^;)調子が良ければ、何軒かハシゴをするつもりだったのですが、この時点で喉やら関節に違和感。明らかに風邪の症状・・・(-_-;)あんまり調子が良くなかったので、デザートだけ食べて切り上げることにしました。<杉味豆花>目をつけていたのは、通りの反対側にあったこちらのお店。このお店、雨なのに、反対側から見てても並んでいる人が沢山いて、これはおそらく美味しいんだろうと思ったのです。メニューを見て、そういえばお芋を食べてないやと思い出し、地瓜豆花などを。喉が少し痛めだったので、「甘くしてね」とオーダー。こちらが地瓜豆花。シンプルです。甘くしてねと言ったのがいけないんですが、歯が溶けるかと思うぐらいに甘かったですwでも、その甘さにも負けないのが、このサツマイモ。台湾のサツマイモの美味しさは反則レベルですね~(^^)<茗心坊>翌朝。最終日なので、朝から目一杯動きたかったのですが、すっかり風邪引きました。。。なので、どこへも動かずに10時半頃にホテルをチェックアウト。荷物を預けて、MRTで大安駅へ。茗心坊さんにお邪魔しました。本当は初日か2日目に来るはずだったのですが、予定が狂い、結局最終日に慌ただしく訪問になってしまいました。11時オープンで11時40分には出発という、40分一本勝負ですね(^^;)最近、林さんが力を入れているのが、団圓茶。4kgぐらいのお茶を固めて作った、球状のお茶です。年年、良い台湾茶が少なくなっているので、今のうちに長く保存できるような形状のお茶を作り、良い台湾茶をきちんと後世の人に残したい、とのことで始めたそうです。元々は、凍頂の近くの放棄茶園のお茶(流行りの自然生態茶です)を全量買う契約にし、一部は松戸烏龍や松戸紅茶に。それ以外のものを、団圓茶にして・・・ということで始まったそうなのですが、最近は福寿山のお茶とかラインナップが4種類ほどに増えていました。それは美味しいんですかね?と思っていたら、茶末があるから飲んでみよう、と。こちらがその茶末のお茶なのですが、茶末とは思えないぐらいに透明感がありますね。1ヶ月半ぐらいかけて高密度焙煎法で焙煎しているそうなので、雑味などは少なく、濃く出しても味が壊れない感じでした。値札がついているわけではないのですが、何度か来ているお客さんで興味のある方には販売しているとのこと。んー、4kgってのが、ネックだなぁ・・・(^^;)今回は団圓茶はパスして、松戸烏龍の蜜香と茗心美人(東方美人)を買いました。ここの蜜香系は高密度焙煎法の効果か、上手く雑味が飛んでくれて甘さだけが残ってくれる仕上がりになっているので、個人的にはオススメしたいところです。ちょっと高いけど、美味しい東方美人を買いたい方にはオススメです。茗心坊住所:台北市信義路四段1-17号営業:11:00~20:00休み:日曜日アクセス:MRT大安駅から徒歩1分Facebookお買い物をするだけして、お茶を飲んで出発です。本当に慌ただしくて申し訳ない。。。一度ホテルに戻り、荷物をピックアップして、松江新村から長栄のリムジンバスに乗車。無事に2時間前に桃園空港に着いたーと思ったら、成田空港の雪の影響?か、出発時間が1時間10分遅れの表示が。最終日はバタバタでしたねー。・・・というわけで、今回は台北から日帰りで行ける2本の茶旅ルートを開発してみました。バスの乗り方さえマスターしていれば、回れるコースだと思いますので、是非挑戦してみてくださいねー(^^)#1回の滞在で1本のルートがオススメです。2日間続けると、さすがに疲れますのでwおしまい。旅行記はこちらにまとめました → 台北近郊プチ茶旅にほんブログ村今回はページ数が多かったですねw
2016.03.02
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<猫空からバスで市内へ>寒舎でのんびりしていたら、4時半過ぎになってしまったので、下山することにしました。市内で、もう1つのミッションをこなさねばならないのです。ロープウェーの猫空駅まで戻るのはとても面倒なので、帰りは近くのバス停から棕15番のミニバスに乗車。20分弱で木柵の街に到着。政大一のバス停で降ります。すぐ近くに政大というバス停があり、ここは各線入っているので、そこで乗り換えるのです。#GoogleMapだとバスの乗り換えも教えてくれるので便利ですね~あら、ここは日本人の方にはお馴染みの張協興さんではないですか。お客さんが沢山いたので、今日のところはスルーしました。バスを乗り継いで、次の目的地へ。<紫藤廬へ>やってきたのはご存じ、紫藤廬さんです。もう1つのミッションというのは、よく聞かれる質問に「台北市内で良い茶藝館はないですか?」というものがありまして。これ、なかなか回答が難しいんですよね。「台北市内」という縛りでなければ、「無為草堂」(台中)とか「九份茶坊」(九份)と即答するんですが。これまではちょっと考えて、アクセスのしやすさなどから「徳也茶喫」の名前を挙げてました。が、もうお店を閉めてしまったので、代わりの場所を探さないといけないのです。#「回留」や「小茶栽堂」は茶藝館ではなく、あれはカフェだろう、と思うわけでして。お茶カフェと茶藝館は別物だと思っております。上手く言えませんが、根底に流れているものが違うと感じます。そんな中では、やっぱりどこのガイドブックにも載っている、元祖のこちらかな、と思ったわけです。<茶名はオリジナル>到着したのは6時頃。食事の始まる時間なので、「あー、ちょっと遅かったか」と思いつつも入店。日曜日の夜ということもあり、ほぼ満席に近いようでした。運良く、席が空いていたので、通されます。お茶のメニューを、まずは手に取ります。あー、そうでした。ここのお茶は、オリジナルの名前がついているんですよね。お茶の種類は台湾の烏龍茶がもちろん中心なのですが、中国緑茶の黄山毛峰とか岩茶、プーアル茶などもラインナップに入っています。メニューを見ると、初心者向きというよりは、通好みのメニューになっています。高定石とか鄭天福とか、有名な茶師の名前もあったりして、「おお、あの人のお茶飲めるんだ」というのに気づける人は、多分メニューを見ているだけでも面白いと思います。なにしろ、こちらは自他共に認める台湾でトップの茶藝館。扱ってもらえるだけで茶農家さんのステータスが上がる、というようなお店です。反面、初心者さんには分かりにくいと思うので、「うーん、ここは最初のお店としては勧めにくいなー」というのが、正直な感想です。<玉山の野放茶を注文>今回は表紙に出ていた玉露澄泉というお茶を頼んでみました。素性は、玉山の野放茶だそうです。野放茶、茶人たちの最近の流行りなんですよね。”ほったらかしになってしまった茶園のお茶”ぐらいの意味合いで、有機の認証はとっていないけど、農薬も撒いてないし肥料も入れてませんよというヤツです。自然生態茶とか野生茶なんてのも同じカテゴリーですが、この手のお茶を最近の茶人たちはこぞって求めています。よくある一般的な銘柄のお茶をお茶会で出しても面白くないから、ちょっと毛色の変わったお茶を出そう・・・というニーズが結構見え隠れしています。これらのお茶は、「香りが良い」「味が面白い」というよりも、身体に響く系のお茶ですね。プーアル茶の古樹茶とか、岩茶の正岩茶、単ソウの老ソウなどと共通するような、稀少茶ならではなタイプです。違いが繊細なので、飲み手の方にも、ある程度の経験が必要なお茶かと思います。この手のお茶は産量も少なく、通常のお茶の相場とは違う動きをするので、普通のお茶屋さんではあんまり入手できません。茶人のサロンみたいなところで譲ってもらうか、茶農家に直接掛け合う(オーダーする)という形で取引されています。普通のお茶と比較するとべらぼうに高いので、ディープなお茶好きさんなら追っかけてもいいと思いますが、。お茶のセットはこんな感じです。猫を三重ぐらいに被って普通の日本人観光客を装い、店員さんにお茶を淹れてもらいましたw#え、あなた淹れられるでしょう?と疑いの目を向けられましたが(^^;)特にセレモニーな感じはなく、普通にお茶を淹れるだけです。仰々しい茶芸を見たい方は台湾の茶藝館じゃなくて、大陸の茶館に行った方が良いと思います。日本人観光客の方で、誤解している方も多いんですけどね・・・。こちらがそのお茶です。お菓子は桃片を注文してみました。割と飲み口はスムーズなのですが、煎を重ねていくと、どんどんお茶の芯の強さが出てくる感じです。透明感はありながらも、喉に余韻が長く残り、非常に上質なお茶だと思います。さすが。こちらは1回分の茶葉のみで出てきます。なので、このお茶を心ゆくまで飲み続けていく感じですね。お茶を飲みに行くことが前提なら、食事時の時間帯は外した方がゆっくりできると思います。というわけで、個人的には、初心者さんにはあんまりオススメしません。初心者さんには、もっと入りやすい・取っつきやすいお店があるので、そちらに先に行くのが良いと思います。あちこちでお茶を飲み、少し経験値がついてきてから行かれると、その本当の良さに気づくお店。ここはそんなお店なんじゃないかと思います。紫藤廬住所:台北市新生南路三段16巷1號営業:10:00~23:00休み:旧正月期間アクセス:MRT台電大楼駅・公館駅・大安森林公園駅などから徒歩15分程度http://www.wistariateahouse.com/続く。にほんブログ村台北の茶藝館はもうちょっと調査が必要ですね
2016.03.01
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