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老後を過ごすのにいいですよ、と現地法人の方に案内されて「キャメロンハイランド」へと向かうことにしました。マレーシアの幹線道路はとても良く整備されていて快適です。ペナン大橋を渡ってすぐに広がる日系企業の集積地(朝吹の会社のお得意様も次々と車窓からみえます)を過ぎ、広い一般道路を走っていると、いつの間にか高速道路になります。そのまま行くのかと思ったら、途中下車して連れて行かれたのが、昔の錫鉱山の露天掘り跡が自然の湖になった、ブキ・メラ(赤い丘)というリゾート地です。写真のようなとぼけたオブジェがありました。 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.31
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ペナン島と本土を結ぶ長さ14キロに及ぶペナン大橋です。片道2車線なのですが、ちょうど拡張工事中でした。 画面右端の部分だけがつり橋で、大きな船はこの下をくぐるようになっています。そしてこの部分だけは建設当初から片道3車線でした。したがって、拡張工事はその両側の部分で行われています。 そして、その工事とは別にもう少し南のほうで全長24キロの第二ペナン大橋の工事が行われているそうです。 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.31
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ちょっと面白い衛兵です。後ろに見えるのは奴隷としてインド人を住まわせたと言う長屋です。ちょっと見えている銅像は、このコーンウォリス砦を作ったフランシス・ライトです。 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.31
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久しぶりに・・・ 九州人は何があっても旧盆には里帰りをする。正月に戻れないのはまだ許してもらえるそうだが、お盆に顔を出さないとゴロツキ扱いされるらしい。 朝吹の友人の蔵前くんも、ちゃんと熊本の田舎へ里帰りした。地元では名士と呼ばれる立派な父上で、朝吹も学生時代に一度お邪魔したことがある。 懇意にしている農家の畑からその朝収穫してきた山盛りのスイカの切り身に猛然とかぶりつく孫を見て、「スイカ(水火)も辞せずだな」 とつぶやくようなおじいちゃんである。 送り盆も済ませ、蔵前一家は滅多に実家には戻れないので週末までの滞在予定だったのだが、九州在住の親戚はさっさと帰ってしまった晩、すっかりさびしくなった縁側でおじいちゃんと孫が話している。「みんな帰っちゃったからナポレオン(カードゲームのこと。為念)もやれないね」「駿くん(孫の名前)は初めてやったのにずいぶん強くなったよね」「東京で広めようかな、おもしろいゲームだもん」「そうだね、伝道師だね」「ねえおじいちゃん、この辺、蚊が多いね」「だからトンボもいるんだよ」「蚊が一番弱いんだね」「そうだね」「でも人間に勝つこともあるね、血を吸うもんね」「なるほど」「ナポレオンのセイムツーみたいなもんだね」「人間と蚊は同類かい?」「そっかあ、うーん、ちがうかなあ」 おじいちゃんはしばらく考えてから言った。「いや、人間も弱いやつほど他人の血を吸って生きてるからな、同じかもしれないな」 後ろで焼酎を飲みながら聞いていた蔵前くん、論理がアクロバットしている二人の会話を聞きながら何となく納得してしまったそうである。人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.30
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塩のたる、ではありません。上に載っているのは水牛の角の内側をくりぬいたもので、バイキングが酒盃にするようなものです。これで塩みたいな白い粉をすくって、大砲の中へ入れて、後ろにある樽の中の黒い粉を入れて、その上から弾丸を落とし込んで、ファイアー! ということで、これは「ガンパウダー」すなわち硝石(硝酸カリウム)、奥の黒いやつが木炭。普通はそれに黄色い硫黄の粉、この3つを混ぜて黒色火薬が出来上がります。中学生のころ、勝手に理科室で実験をして大目玉を食ったのを思い出してひとりくすくす笑っていたら、同行者に不審がられました。 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.30
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これが昨日の大砲で撃ったという弾です。簡単に言えば「砲丸投げ」の玉ですけどね。 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.28
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青銅製の大砲です。間近に見ると結構迫力です。そして、触ると冷たい・・・。 熱伝導のよさを物語っているだけなのですが、朝吹は、戦争ってこんなぬくもりのないもので戦われるんだ、と、妙に納得してしまいました。 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.27
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Sepoy Hut です。高校の世界史の授業(成績が悪かったので朝吹にはトラウマがあります)で習った「セポイの反乱」のセポイはこんな家に住んでいたのだそうです。コーンウォリス砦の中に再現してありました。 少し離れたところに倉庫のような窓のない扉だけが延々と並ぶ平屋がありました。案内してくれた現地法人の方に聞くと、少し言葉を濁しながら流暢な英語で大略以下のようなことを話してくれました。いわく、「イギリス人が強制労働のために南インド(タミル地方) からつれてきた奴隷を住まわせていたところです。彼らイギリス人は決して『奴隷を連れてきた』とは言いません。両親と契約を結んで、労働者として自由意志で来てもらっただけだ』と言います。でも、実態はご覧の通りでした。我々はそれをあえて残しました」 ただし、案内板には何も書いてありません。聞かれれば答える、相手を見て話しをする。これが、植民地、ということだとさとりました。 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.26
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チケット売り場には昔の兵隊さんの扮装をした係員がひまそうにしています。30分くらい散歩したのですが、ほんの4~5人くらいしか入場してきませんでした。たぶん、彼の日当より収益は少ないと見ました。でも、たぶんそういうもんじゃないんでしょうね・・・。 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.25
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大砲です。イギリス統治時代、ペナン島には要塞がありました。ご覧の通り黒くありません。これは青銅製でした。この当時の技術では、鉄よりも青銅(銅とスズの合金です)のほうが、加工性と靭性(粘り)の面で優れていました。その上熱伝導もいいので、一発発射した後すぐ冷え、次の玉込めに要する時間も短かったと思われます。 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.24
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日本が統治していたことの名残をこんなところに見つけました。「JINRIKISHA」と書いてあります。ここペナン島(に限らず、マレーシアの田舎ではどこでものようですが)でポピュラーな庶民の足、人力タクシーです。この番号はいわば鑑札、営業許可みたいなものです。下にある「ファーストクラス」の文字はまあ愛嬌。 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.24
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ご尊顔です。おぐしが渦を巻いているのが面白くてパチリ。先日触れたように、まだ瞑目されていません。 明日から出張で更新できませんが、人気blogランキング投票よろしく。 今日はどのへん?。
2008.08.21
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おみあしの裏です。こそばゆくないのかしら・・・。 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.20
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大きなお寺の壁際に仏様の立像が何体も並んでいるのですが、これは珍しい、「韋駄天」の像です。朝吹は何をやってもどんくさいので、少しは足が速くなりますようにと拝んできました。 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.19
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建物の北側、すなわち涅槃像の頭のほう(北枕っていうでしょ)ですが、こんな別の涅槃像がおられました。ちょっと生々しくって、ホントに誰か寝ているのかと錯覚してしまいました。 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.18
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全身はとても普通のデジカメには収まりません。ご覧の通りです。全長30メートルくらいあったでしょうか。 ところで、「涅槃」ということはお釈迦様がお亡くなりになった後のことと思っていたのですが、この像ではまだ目をお開きになっており、入滅直前ということでしょうか。 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.17
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ジャーン、涅槃仏のおみあしです。右端のライトアップ用の照明と比べて大きさ想像してみてください。 それと、なんと、お釈迦様の足のつめ! ペディキュアしてる・・・。おっしゃれー!! 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.17
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この竜、キンキラキンは別にして、ちゃんと玉をくわえているところが芸こま! ガラスで出来た中空のウキのような形でした。なるほど、ここペナン島は「東洋の真珠」と呼ばれる港を持っているのでした。
2008.08.16
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向かって左側には男性に見える方がいます。 赤道に近くなるとお寺も満艦飾・・・! 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.15
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涅槃仏がおられるというタイ人が建立したお寺に行きました。東南アジアの仏教寺院は日本人の目からするとどうしてこんなにぎんぎらぎんなのだろうと感じてしまいます。このお寺もそうなのですが、まあ、でも見るべきものもあります。 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.14
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お待たせしました、これが昨日の写真の木の名前です。「あ、そうか」の木!!ありえないー・・・。 案内してくれたAさん(朝吹の会社のお客さんです)によれば、日本軍が進駐してきて現地人にこの木の名前を聞いたとき、「帆船時代、マストに使われたので、『マストの木』と言うんですよ」という答えに、「あ、そうか」とつぶやいたのが命名につながったとのこと。 うっそー!! 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.13
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この木はまっすぐに伸びるので、大航海時代には帆船のマストに使われたそうです。だから「マストツリー」という名前だったのですが・・・。今は違います。明日公開! 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.12
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昨日の花が結実したのがこれです。かちかちです。むかしは大砲の弾の代わりに使ったとか。それでついた名前が「キャノンボールツリー」だそうです。ざらざらしてるし、赤錆みたいだし、本当に砲弾そのものです。 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.11
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これからしばらくマレーシア旅行にお付き合いください。 仕事でクアラルンプルからダイレクトに北部のある街に行きました。これまでブログに掲載した場所をつなげると、朝吹の仕事(というか、会社)がばれちゃうので書き方を工夫しないといけないのですが、まあ、そういうわけで、マレーシア北部です。 翌日、そそくさと仕事をこなして、対岸の島に渡りました。つい最近世界遺産に指定されたペナン島です。すぐに植物園へ行きました。 この木、どこが不思議って、幹からすぐに出た枝に花が咲いていることから調子っぱずれが始まるのですが、そのつける実がまた振るっているのです。明日掲載します。 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.10
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牛肉に「みすじ」という部位があります。東京のしかるべき焼肉店で頼むと一皿3千円くらいしたりします。焼肉用が、ですよ。 でもってこれ、手前がその「みすじ」 なのですが、地方のこれまたしかるべき店に行くと、ご覧の通り、刺身として食べられます。しかもリーズナブルな値段で。これで千円しません。だいたい一切れ100円ちょっと、というところ。それでも高いですが、「一生に一度は食べたい肉」といわれるくらいの希少品ですから、目をつぶって注文しました。ちなみに、牛1頭から2~3キロしか取れないそうです。 で、味ですが、赤いところはいわゆる「赤身」の味です。筋肉の肉。だからこざっぱりしていて後を引きません。白いところは脂なのですが、これもたとえば霜降りロース(写真の向こう側がそうです)に比べて明らかに脂っこくない、ちょっと不思議な感触。醤油はつけてもいいのですが、ご覧の通り薬味はねぎしかついていません。牛肉の刺身には必ずといっていいほどついてくるしょうがやにんにくは不要、という店側の意思表示なのでしょうが、たしかに朝吹には醤油も必要ないくらいです。 全体を一口で食べると、「濃い」。そしてすこしだけ、甘い。以上。 一生に一度は言いすぎでしょうが、とてもいい気分になれたことは確かです。朝吹はこのブログであまり食べ物のことは取り上げなかったのですが(写真は掲げましたが)、これは言及の価値ありと判断した一品でした。 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.10
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暑い日でした。不用意に出てきたら車に尻尾を奪われました。身を護るのに精一杯で、気がついたらこの通りでした。そして・・・ あーあ、東京は局地的には豪雨なのですが、そのほかの地域はからからなんです。ぼくもからから・・・。 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.09
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出張の途中で夏富士を拝むチャンスがありました。ついでに翼の先っぽも。下界は暑そうです。 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.09
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(承前) 公立中学校の生徒会長として学生運動まがいのトラブルを起こした夏のことである。「会長、素肌にワイシャツを着るのはよくない」 着任4年目で初めて担任を持たせてもらった、五十川(いそがわ)慶子という少し珍しい苗字のまだ若い独身の美術の先生が言った。「どうしてよくないんですか。不快?」 と聞くと、ちょっと困った顔をして、「そうじゃないんだけど」 と言った。 それ以上問い詰めなかった。素直に全校生徒に指示を出した。「不快感を与えるような服装は慎む。たとえば素肌にワイシャツ」 現役で戦っている英雄の一言だ。これだけで十分通じる。7月に入ると下着を着ない者はいなくなった。 7月も10日を過ぎると期末試験も終わって生徒たちは一息つく。内申書も心配だが入試も心配な連中はみな思い思いの塾や予備校の夏期講習に精を出し始めている。 全校の生徒会長ではあるけれど、同時にクラスの代表でもあるので、初めて担任をしている五十川先生が気になった。自ら言い出して期末試験の採点と通信簿作成の手伝いをしに、閑散とした校舎に向かった。職員室はちゃんとクーラーが効いているはずだ。行きがけにハンバーガーのセットを二人分買って、だらだらと坂をのぼり、まただらだらと坂を下る。あと半年ちょっと、通うことになる道。「ワイシャツのことだけど、ずいぶん無抵抗に従ってくれたじゃない。先生、びっくりしちゃった。会長は闘士じゃなかったっけ?」 それには答えず、あえて問い詰めなかった疑問を口に出した。「不快じゃなくて、なぜ嫌だったんですか」「だって、なんだか会長のこと見てて恥ずかしいじゃない」 五十川先生は首筋まで赤くした。真っ白な肌をしていることにその時はじめて気がついた。もう夕方で、南に向って開いている職員室の窓は西校舎の陰になって光が届きにくくなっていた。電気はついていない。「闘士は、やさしいんだね」 先生はそれだけ言って目を伏せた。目の前にある白い首筋にしるしをつけたくなった。 芸大を受験するとき、通っていた高校の教官たちはこぞって反対した。もちろん両親も反対した。黙っていてもいわゆるエリート大学に入れるのに、そして安定した上級職公務員や大企業に勤められるのに、何をすきこのんで不安定な芸術系に行くのか。しかも飛びぬけて絵がうまいわけでもない、美学なんていまどき流行らない・・・。いちいちもっともな説得だった。学外に意見を求めることにした。賛成してくれる人を見つけたかった。 相談に行った時、五十川先生はひとこと、まっすぐに見つめながら言ってくれた。「会長がいいと思うことするしかないよ、きみの一生だからね」 本当のことをぽつり。そういえばこのときはGパンにTシャツといういささか不作法な服装だった。炎天下、高層ビルの谷間を15分も歩いた後で、汗まみれだったはずだ。素肌に直接着ていたのはお気に入りのネイビーブルーのTシャツ。「その先生、きれいだったんでしょ」 怒ったように夏子が言った。隣に座っているのに、こちらを向かず、まっすぐ前の壁を見ている。結婚して10年も経って、まだやきもちを焼いてくれる。 うれしいことなのかもしれないと思った。「それってさあ、きっとその先生、気があったんじゃないっすか?」 龍一朗も同じようなことを言う。でも、だからどうだって言うんだ。あのころできなかったことは今だってできないし、してしまったことはなかったことにはできない。どっちにしても取り返しようがないのだ。「でも応援はできるよ。一生、応援、できるよ」 五十川先生が、慶子さんが、10歳年下の高校3年生に向かって目を合わせることなく、ためらいがちにささやいた、言葉。 骨ガンで逝ってしまってから迎える13回目の夏。13年前のままの慶子。子供のいる、ぼく。人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.09
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代々木公園で知り合いになった少女です。顔は写されたくないって、いっちょまえだね、セシリア! でもそのスタイル、とってもかわいいよ。 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.07
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公立中学で生徒会長をしていた。あまりニキビの出ない体質で、朝シャンなんてもってのほかという硬派でもあった。 もちろん、とんがっていた。ことごとく学校側と対立した。そもそも、生徒会の会則の一番最後の条文に「最終決定権は校長にある」というのが気に入らない。だいたいなんで自分たちのことを自分たちで決められないんだ。中3の一学期も半ばを過ぎた6月、組織上は生徒会総会の下だが事実上の執行機関である「中央委員会」で、問題の条文の削除を決議した。総会承認事項である。 議題は前もって生徒全員に周知される。教員たちもそれを見る。生徒会担当の教員、いわゆる顧問が、真っ青になって飛んできた。「それはだめだ。生徒会活動というのは、一種の教育活動なんだから、ある程度の先生方のコントロールのもとに活動するのが当然なんだ。絶対議題から降ろせ」 従うはずがない。それに、いったん議題に掲げたものをたとえ生徒会長といえども勝手に外す権限はない、という理屈で、その教員のほとんど嘆願に近い申し入れを一蹴した。『中央委』」は入ったばかりの一年生からそろそろ受験でそわそわし始めている三年生まで、基本的には各クラスの代表である。自分のクラスに帰ればそれなりに権威も威厳もある連中ばかりだ。みな会長の熱烈な支持者である。特に一年坊主たちは完全に会長に心酔している。まあ、洗脳もしたのだが。「なんならバリケード封鎖しますよ」 これが最後の殺し文句だった。この一言で、身長150センチくらいで生徒からひそかに親指トムとあだ名されている社会科の教員は完全に引き下がった。 総会当日、生徒会に属する正規のクラブに配分する予算も付議されていたので、それなりの時間をかけて議事が進み、残る議題は二つになった。その中の一つはあの最終決定権条項だ。その時、校長室に電話がかかってるからすぐ行きなさい、と、生徒会顧問のくだんの教員に呼び出された。 なにも疑わずに校長室に入ると、校長と教頭が大きな机の向こうに座り、精一杯怖い顔で睨みつけている。ばかばかしくなって部屋から出ようとすると、外からバリ封されていた。部屋を逆ロックアウトされた形になった。親指トムの仕業だった。「どんな公立中学校も持っている条文なんだから、当然本校にもあっていいんだ」 校長が言うだろうと思ったせりふだった。しかしそんなことはとっくの昔に調査済みだ。「嘘をつくんですか、教育者が、校長ともあろう人が。調べましたよ。たとえば、K市とC市ではそんな条文を持つ中学校は一校もありません。校長の主張は、『どんな公立中学校も持っている』でしたね。反例がこれだけあれば、充分に校長の主張は崩れます。うそつきです。訴えますよ」 駿台の中学クラスで知り合った、他の中学校の生徒会長に前もって調査を頼んだのだった。そんなところの準備は万全である。 沈黙が続いた。気がつくと外が騒がしい。 肝心の総会が終了していた。うっちゃりで負けの気分だった。まあ、逆ロックアウトを食らった時点で覚悟はしていたが。 それでなくても暑い夏だった。化繊の白いワイシャツが学校指定のいわゆる夏の制服なのだが、その下に着るものについては当然何も規定はない。男子生徒のほとんどはランニングなどの下着を着ていなかった。「会長、素肌にワイシャツを着るのはよくない」 着任4年目で初めて担任になった、まだ若い独身の美術の先生が言った。「どうしてよくないんですか。不快?」化粧っ気のない、しかし透き通るように白い横顔を遠慮がちに見つめながら聞くと、先生はちょっと困った顔をして、「そうじゃないんだけど」と言った。 五十川(いそがわ)慶子という少し珍しい苗字の先生だった。 長くなったので続きは次回。人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.06
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さて、これは代々木公園に現れたスケボー犬です。これは比較的珍しいものと見えて、外国人女性を中心に黄色い声援を浴びていました。飼い主は満更でもなさそうな表情です。このわんこは心から楽しんでスケボー遊びをしているように見えました。 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.05
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前回のやつの全景です。結構立派なのですが、見学している人は朝吹以外誰一人いません。朝吹にとっては初めてですが、代々木公園では見慣れた風景なのかもしれませんね。 あ、今日は休みです。 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.05
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ご無沙汰しました。出張から帰りました。また東南アジアでしたが、例によってちょっと寄り道をしてきました。あんまり出張先を書いているとそのうち朝吹の会社がばれそうで心配なのですが、今回はマレーシアです。人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。
2008.08.04
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