遊心六中記

遊心六中記

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

茲愉有人

茲愉有人

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません
2024.01.13
XML
カテゴリ: 観照

京都市内の寺社の手水舎を巡ることを続けます 探訪の折に見つけた龍たち です。
過去の暦年の探訪記録写真から、龍たちを見つけ出すのに結構時間を要しました。
十分な整理ができていませんので、アトランダムな飛び回りになります。



右京区の梅津には 「梅宮大社」

ここから 北西に飛べば嵐山 です。渡月橋を西に渡って、少し川上方向に歩めば、
「櫟谷宗像神社」 があります。


                   ここにも、小柄な龍がいます。

ここから、東の上京区に 飛びましょう。
紙屋川を越えると、北野天満宮です。

「東向観音寺」 があります。

ここの手水舎は 井戸に覆屋が 設けてあります。手水鉢には浄水の注ぎ口として石樋が設けてあるだけですが、

宝形造の屋根の露盤の上に、龍が
といっても、残念ながらかなり欠損部分がみられますが、間違いなく龍の胴体と思われます。

今出川通に沿い、東の堀川通を飛び越えて さらに進めば、
 2014.2.9 
「白峯神宮」 があります。
「蹴鞠」の神事で良く知られています。今ではサッカーの守り神になっているようです。

その境内に 「潜龍社」 という境内社があります。


瑞籬の傍に、小さな手水と マスコット的なキャラクターの龍 がいます。
小さな子供たちが喜びそう。

さらに東へ。 左京区に向かいます と、
 2020.11.6
「聖護院門跡」前の春日上通を挟んで南東側に 「須賀神社」 があります。

小さめの水鉢に、正面から見ると 見る角度によってちょっとユーモラスな印象を与える龍 がいます。
側面からの眺め
須賀神社は、聖護院一帯の産土(ウブスナ)神 だそうです。

東山区に下り、 六道辻に行くと、

子育地蔵で知られた 「西福寺」 があります。門前から正面に
石造不動明王像 が見え、
その前に龍 がいます。
この水鉢、不動明王に水を手向けるものなのか、手水鉢の役割をになう浄水なのか・・・・・私は判断しかねています。

西福寺から北西方向に なりますが、南北の通りである 大和大路通に面して通りの西側に

「ゑびす(恵美須)神社」 があります。正月は「十日えびす」で大賑わいとなる神社です。
もうはや13日。


     ここには相対的に 大きな龍 がいます。龍の全身像が見やすく造形されています。

大和大路通の少し南で、東側には
 2019.1.2
建仁寺の塔頭の一つ 「禅居庵」 があります。

ここは亥(イノシシ)が浄水の注ぎ口なんですが、ここでは手水舎の覆屋にご着目!!


    普通なら蟇股のある位置に が彫刻されています。

亥を載せたところで、 少し余談です 。手水舎の浄水の注ぎ口には様々な動物がいます。
私の探訪経験範囲でご紹介しましょう。
亥(イノシシ) :禅居庵、護王神社(御所の近くで烏丸通に東面)
兎(ウサギ)  :岡崎神社(京都市左京区)、宇治上神社(宇治市)、
         園城寺(三井寺:滋賀県大津市)
丑(ウシ)   :菅原院天満宮(御所の近くで烏丸通に東面)
亀(カメ)   :壬生寺(京都市中京区)、松尾大社(京都市西京区)
         兵主大社(滋賀県野洲市)
蛙(カエル)  :玉津岡神社(綴喜郡井手町)

本題に戻ります。
かつて洛中と呼ばれた地域の一部になる 中京区に 飛びましょう。
 2017.3.29
六角通新京極に 西面する 「誓願寺」 (浄土宗西山深草派総本山)があります。


      山門を入ると、左側に手水舎があり、 がいます。

ここから、 下京区に 向かいます。初回に触れた下京の諸寺以外に、神社にも龍がいます。 
 2021.9.28
まずは 「市比賣神社」 です。



市比賣神社から南西方向 、間之町通に東面して、
 2021.9.28
上珠数屋通上ルに、 「文子(アヤコ)天満宮」 があります。




ここから一旦 さらに西に向かいます 。再び堀川通を越えて進むと、壬生通があります。
 2017.3.10
壬生通沿いに少し北に上がると四条通より手前に 「壬生寺」 (浄土宗)があります。



同じ下京区内ですが、 ここから南西方向に 八条通西大路まで飛びます。
東西の八条通と南北の西大路通が交差するところ。この北東側に
 2016.10.27
「若一神社」 があります。 この辺りは 、平安時代の 平清盛の西八条殿があった跡 だそうです。

ここにも龍が

さて、 東方向に飛び 、東山の山並みを飛び越えると、 山科区 です。

                                     2019.5.3  
天智天皇山科陵から少し東方向に 「護国寺」 (日蓮宗、山科区御陵)があります。


      ここの手水鉢にも小ぶりな がいます。

この辺りで、一区切りといたします。
南側の伏見区から続けます。

つづく

補遺
梅宮大社 ​ ホームページ
​​ 摂社:櫟谷宗像神社 ​   :「松尾大社」
白峯神宮 ​ ホームページ
聖護院門跡 ​ ホームページ
須賀神社(交通神社) ​ :「京都観光Navi」
京都ゑびす神社 ​  ホームページ
禅居庵 ​  ホームページ
兵主大社 ​ facebook
浄土宗西山深草派 総本山 誓願寺 ​  ホームページ
市比賣神社 ​  ホームページ
文子天満宮 ​  ホームページ
壬生寺 ​    ホームページ
若一神社 ​  :「京都神社庁」
護国寺 ​    ホームページ

  ネットに情報を掲載された皆様に感謝!

(情報提供サイトへのリンクのアクセスがネット事情でいつか途切れるかもしれません
その節には、直接に検索してアクセスしてみてください。掲載時点の後のフォローは致しません。
その点、ご寛恕ください。)


観照 辰年 時空を跨ぎ龍の棲息地へ -1 まず好みの龍のいるところから へ
観照 辰年 時空を跨ぎ龍の棲息地へ -2 建仁寺から時空を広げて へ
観照 辰年 時空を跨ぎ龍の棲息地へ -3 門に棲む龍 (1) へ
観照 辰年 時空を跨ぎ龍の棲息地へ -4 門に棲む龍 (2) & 龍について へ
観照 辰年 時空を跨ぎ龍の棲息地へ -5 手水舎に棲む龍 (1) 西本願寺を起点に





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024.01.13 16:37:10 コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: