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インターネットによるファイル共有が日常茶飯事となっている中、
斜陽を迎えた海賊版屋が再生された旧譜の販売に活路を見出しているのか?
今日、紹介するUKのブートは別タイトルで既発ものですが、
今回はリミックスでの再出発となりました。
ブート屋で付けられたタイトルは「U.K. / LIVE IN THE RIVERS」だが、
筆者が入手した音源は「A YELLOW MOON OVER THE CRESCENT CITY」というタイトル。
1978年9月27日、4人UKによるライブツアーも後半。
アメリカ・ルイジアナ州、ニューオーリンズはOle Man River'sでのギグ。
実は、この日、本当にUKのライブが行われたのかについては論争があった。
が、Mr. Stocktonという人がこの日の音源を所有していることが明らかになり、
実際にライブがあったことが証明されたというわけ。
で、驚くべきはライブの内容である。
はっきり言って4人UKとしてベストの内容であると断言したい!
とにもかくにもバンドの一体感がすごい。
初期のライブでは4人が各人の個性を出そうとしてバラバラな印象が強いが、
この時期になるとバンドのグルーヴが熟練の技を感じさせる。
音質に関しても満足だ。
元々、カセットテープで録られたオーディエンス録音なうえ、
スピードが一定でなかったり、ウェットンのヴォーカルが消えていたり、
いろいろな問題があった音源であるが最新技術で見事に補正されている。
1 Alaska 2:32
ジョブソンのソロからライブがスタート。
イントロから観客が盛り上がります。
2 Time To Kill 7:23
ウェットンのベースラインがオリジナルよりきめ細かくアレンジされています。
もう、ほとんどウェットンのソロと言っても過言ではないでしょう。
ドラムとベースのグルーヴも完璧だし、ホールズワースのギターも吠えまくり。
ジョブソンのヴァイオリンソロも喘ぎまくり…(って、やばい表現?)。
もう少しヴォーカルの音を大きく録れていたら100点満点をあげたでしょう。
3 The Only Thing She Needs 7:36
UKのセカンドに収録される曲の4人ヴァージョンですが、
ホールズワーズのエキセントリックなギタープレイが貴重だし、
中間部の暴力的なベースソロ(ウェットン)も圧巻です。
4 Carrying No Cross 10:04
これもUK2作目のラストを飾ることになる名曲ですが、
後半のジョブソンのヴァイオリンソロが圧巻ですが、
ブルフォードのアグレッシヴなパーカッションもすごい!
5 The Sahara of Snow 9:00
この後、ウェットン達と袂を分かったブルフォードが、
セカンドソロとしてリリースした「One Of A Kind」に収録されたインスト曲。
この頃はウェットンのデストーションベースもフィーチュアされています。
6 Thirty Years 8:27
ヴォーカルの録音レベルが低いが、声自体はよく伸びています。
インスト部はバンドの一体感を感じる名演。
7 Presto Vivace 2:44
前曲からの流れで移行するパターン。
ブルフォードのドラムソロが長めにアレンジされています。
8 In The Dead Of Night 7:55
前曲からの流れで、本来は「By The Light Of Day」になるはずですが、
闇の住人へと移行するパターンになっています。
イントロ部のウェットンのベースもオリジナルとは違う弾き方。
ホールズワースのギターソロは徐々に早弾きになるいつものパターン。
9 Caesar's Palace Blues 5:14
この頃になると、イントロのヴァイオリンとギターのユニゾンが良いです。
ともかく4人が一体となったアンサンブルがお見事としか言いようがないです。
<メンバー>
Bill Bruford - Drums and Percussion
Alan Holdsworth - Guitars
Eddie Jobson - Keyboards and Violin
John Wetton - Vocals and Bass Guitars
往年のUKファンには満足していただける出来でしょう。
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