泡雪の日記

泡雪の日記

2004年11月01日
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今日はかなり長い。お暇なら、目を通してください。
普段余り自分から、連絡しないのだが、先日チケットの空席を埋める努力をしたとき、普段連絡してない電話番号ストック者に連絡を取った。

時は、新潟震災。
まぁ、チケットを口実に、ご挨拶周りになった。

その内、何軒か、新潟からの連絡待ちの人が居た。

近くの住民の知り合いで、新潟に義理のお母さんが居る人が居た。

後日、連絡すると。
義母をご主人が救出に行き、現在自宅で保護しているとの事。

問題は、普通の被災者と少し違うところがある。

施設の保護待ち状態だったこと。

そして、現在、少し「普通の意識と違う人との暮らしに苦労している。」

わたしは、自分が過去の健忘を患いながら、病院勤務した事がある。

精神病院に関わった事は、当時は秘密にしていた。
保険証も二つ持った時期もある。

保険料を二重に払う事は、違法ではないから。
会社員をしている時、精神科に掛かる時は、会社の保険証以外の保険証を使っていた。

病院勤務の時は、家政婦協会を通して、出向の立場で、看護助手をしていた。

短大で、医療関係の勉強をしていたので、実習で、ナース帽を被って居た事も有ったので、他の業種に比べて医療機関は一番仕事としては、職場としては馴染みやすかった。

もう20年前の事ですが。
老人病院が、注目され始めた頃で。


何に興味を持ったかと言うと。
家政婦の仕事。

20年前、27歳。
当時、無資格月給38万は破格だった。
親が死ぬ前に、何とか仕事しなくては・・・。



実際問い合わせると、
わたしの、経歴で、家政婦は惜しいという話で、対応を考えるので待ってくれ言われ、2ヶ月待機した。

家政婦は農村出身者が多かった。
下の世話や身の回りを一部屋担当する。

私の経歴で、何が惜しいかと言うと、万一患者さんに事故を起こした時の責任の所在を負う事に成るからだ。

看護助手で、待遇を相談する事に成った。
仕事の現場では、給料、立場ではなく、現場では出来そうな仕事は何でもさせられる。

医療関係の最低限の教育をされていた私は使いまわされた。

老人病院は、「準看」で、責任者に成れる職場。
ここでは、熟練された高度看護資格を持つ看護婦が虐めに会っていた。

30代の若いドクターも虐めに会っていた。

一般病院とは、少し事情が違う。

病気も入院の一要因だが、主に「老人の不自由な生活」を面倒見ること。



何が一番大切か、患者に接する時の、権限の範囲を侵さない。

教育があると無いとの違い。
行為にたいして。
ナースの資格者と資格の無い者の手を出してはいけない範囲を知っていた。
ナースの資格者と医者の監督の下で出来ることとしてはいけない事。
その範囲を理解していると、報告の順列が理解出来る。
命令系統が理解出来る。

他にも病院直属の助手には、消毒など責任の有る仕事を任される事を羨まれたが・・・。

私としては、有資格者より、安い給料で同じ神経使う仕事をする事は、実に損だと思った。

卒業しておけば、良かった。
と、この時ばかりは、思った。

卒業しなかった理由は、自分には不向きな職業で、資格を受けるとその道で生きていく選択をしやすくて、行き詰る事を恐れての事だ。(この時、そうした事情は忘れていた。)
元々、歯科大志望だったので、看護・教育系に興味が有ったわけではない。
自分は、自己逃避で受験を逃げたのか?
という気持ちは、拭えなかった。

医療関係で何が、不向きと感じたか?
血とか人体、生死に弱い。
最近、記憶意識がはっきりして来て、経験値から、簡単に結論付けると、
わたしは、所謂、霊媒体質的なものを持っている。
最初に気がついたのは、学校の解剖の時間。
東南アジアから、輸入されている、人骨を手をする事が出来なかった。

学校では、模型ではなく実物を使う。
涙が出て止らなくなり、
「何可愛い子振っているの?」と悪態をつく学友と、黙って、代わりに運んでくれる学友が居た。
お陰で、医療従事に見切りを付ける卒業間直までは、学校に通えた。

私の中では、幽霊とか判らないのだが、エネルギ~体として感じてしまう。

病気など、ある程度、身代わりに受けてしまう。
自分の体は、身代わり地蔵みたいだと思った事ある。

その癖、オカルトはSF的に好きなのですが、非科学的な事は受け付けない頭をしている。

心霊系に心酔出来ない。
だから?どうした?
って考えてしまうから。

とりあえず、出来る事から、仕事しようと、目に付いたのが老人病院。

この、老人病院で、当時未だ一般的ではなかった、アルツハイマーの人たちに多く接した。

症状の軽い人。重い人。
60歳前で、発症している人も居た。
重症患者の病棟には余り、行く事が無かったがそれでも、用事があれば、目にする事もしばしばあった。
糞尿と塗れる、重症患者は見るも無残。
ある程度、身体の拘束も仕方ない状態の人たちも居る。

無意識に体を動かすので危険なのだ。
衣服や布団の綿等、喉に詰まらせる可能性も有るほどだから。

最近、身体の拘束について、色んな人権保護の呼びかけがあるが・・・・。

死んでも良いですか?
と一筆書いてもらう必要が有ると思う。

アルツハイマーは進行を遅らせる薬が開発されつつあるが、
治療の可能性は低い。胚細胞はこれからの課題。

当時ウィルス説も有った。
朝の日光浴が症状を改善するとも言われている。
が、

それらは、生活リズムを取り戻す手段でしかない。

*****:

友人と喫茶店ばったり会った。
買い物途中に、少し生き抜き。

義母がアルツハイマ~だと聞いて。

「じゃ、監視が大変だね。
疲れ切る前に連絡して・・・。
交代するから。」

彼女自身も、健康体ではない。
病気ではないが、かなり体重が足りない。

前回、偶然会った時に、自宅の場所を教えておいて貰う。
何かの時に行ける様に。

その時、どこかで、義母さんと面識を持って置きましょうと
今日、喫茶店で落ち会った。

アルツハイマ~は、「ある意味普通。」
他人との交流も出来る。

記憶の認識状態の違い。
人格の部分はそこなわれていない。

記憶障害を起こすと、その人の人格が、露に成る。
人間普段からの心がけが大切。

簡単に言うと、智慧が湧かなくなって、ごまかしが効かなくなる。
ある意味装えなくなる。

わたしも、記憶障害には悩まされた方だ。
密かにアルツではないかと、悩んだ事も有る。

偶々、36歳の頃、眩暈から脳の断層写真を撮る事に成った。
その時に、ドクタ~に相談すると、
大笑いして、アルツの人の写真を見せてくれた。

脳を囲む、皮質の襞の部分が無くなって、頭骸骨との間に隙間が出来る。

私の脳は、びっしり、襞が埋まっていて、脳は健在だそうだ。
年齢と共に、中央に水見たいのが溜まるらしいのだが・・・。

私の脳は、年齢よりもそれが、非常に少ないらしい。
保存状態は良好らしい。

どうやら、色々な事が有ったが、深く考えない性格が幸いしているのか、死滅している細胞が少ないと見た。
問題に遭遇すると、自分で余り悩まない。
知っていそうな人を、周りにストックしておく。
人間関係においても、他人の頭脳を借りたことが多い。
理解を超えた反応は、その心理に詳しそうな人に電話して聞いた。

私なりに解釈すると、人体は、機械と同じで、過度に使用すると消耗が激しい。

わたしは、脳を余り疲労させて居ないようだ。

アルツハイマ~についてのメカニズムは、よく判らないが、
一般の本の認識は持っている。

それとは、別に患者に接していて、感じた事がある。
有る時点の記憶のところで、行ったりきたりしていて、

他の思考を阻害した感じなのだ。
当時、私は思った。

この人たち、どこかで≪自分に対して≫、嘘をついている。
そこの時点の引っかかりで、思考が出られなくなっていると感じた。

薬物による脳の萎縮と、アルツは萎縮の仕方が少し違う感じがする。(素人目)

見事に、襞が綺麗に無くなる。

この何年か、呆けた、老人と接する機会が有った。
相手の言わんとする所を理解すると、ボケが改善する気がする。

どうせ呆けているから、と相手をしないと進行してしまう。

何年か前に亡くなった、友人の祖母は亡くなる前に、
嫁のお母さんに、「遠くに住む娘より、近くに居たあんたが一番可愛いよ有難う。」とお互い挨拶をして、別れることが出来た。
お母さんは報われた気がしたらしい。

その家に滞在していた時、呆けたおばあさんと仲良しだった。

嫁の事を、息子の女だから、と言って。
呆けても姑の硬い関係が有った。

わたしは、おばあさんを、怒った。
「同じ一緒に住む人間に対して、何てこと言うのだ?」って。
「そんな事言うと言われたほうは、いじけるよ。」って。

毎晩、おじいさんの背中を叩きながら、「星影のワルツ」を歌っていた。

二人は仲が良かった。
おじいさんは呆けて居ない。
日中自分の畑も耕す。

もう。「同じ別れる歌ばかり。」とわたしは、不機嫌に怒った。(わたしは、友達と別れる為に、居候していた。)

「泡雪さん、他の歌を教えて下さい。」とおばあさんは指をついた。

おばあさんは、女学校を出ていた。
学生時代の先生を思い出すみたいなのだ。

「もういい!」と部屋を出た。
この家で、剥きになって、おばあさんに接するのはわたしだけだった。

別件で、友人のお母さんが呆けてきたと話を聞いた。
先日遊びに行った。
二人きりで、話す機会が有った。
最近、物忘れの激しい悩みをきいた。
「う~ん。若くてもあるけれどね。」と一応聞いた。
最近の私の関心ごとから、和服の話になった。
書斎から、眠っていた、和裁の本をクレと言ったらくれた。
後日、友達が遊びに来た時。
『悪いのだけれど、お母さんが本を返してくれと言っている。』最近、和服をいじり始めたらしい。

「それは良かった。」私の気に成っていた、羽織の縫い物を添えて返した。(私に代わって、縫ってくれと言う意味。)

日常から、少し刺激が加わると、脳が、新しい関心、興味に動く。
老いても成長を示す。

~前日の日記に続きを記す。
長くなりましたが、興味有る方はどうぞ。





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最終更新日  2004年11月02日 03時35分37秒
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