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今日は珍しく真面目な話をします。数ヶ月前、15歳のLちゃんが妊娠していることを知った。Lちゃんはいつも私が働いているところにシャワーを浴びに来る。その当時私がLちゃんについて知っていたことはというと、彼女が路上生活をしているということ、お腹の子どもの父親は30歳くらいの12人で一緒に暮らしているうちの男性の一人だということ。私はどっちも顔見知りで、彼には好印象を持っていたからショックを受けた。数日後私たちはLちゃんと他のNGO団体のところへ面接に向かった。それはLちゃんが路上生活をやめたいと言い出したから。私の働いているところは男の子しか住めない。だから女の子も住める団体のところへ面接に向かったんだ。面接に行く途中、地下鉄で私は「お腹、何か感じる?」と聞いた。すると彼女は「動くのが分かるよー。」と教えてくれた。15歳の彼女の中には確実に新しい命が宿っているのだと少し嬉しくなった。でも面接の数日後、返ってきた答えは「NO」だった。理由は教えてくれなかった。でも恐らく彼女が妊娠しているから。「妊娠してるからこそ住むところを探してるのに!」と私は少し途方に暮れた。だけどほんの数日前、Lちゃんとその彼がシャワーを浴びにまたやってきた。Lちゃんは私に「私、彼と今日か明日結婚するの!これからは二人で一緒に暮らすの!」と言ってきた。15歳の彼女はとっても幸せそうだった。シャワーから出て来た彼女に「お湯ちゃんと出た?冷たくなかった?」と聞くと「路上生活をしてたら水で済まさないといけないことって結構あるからもう慣れたよ。」と言っていた。「どれくらい路上生活してるの?」と尋ねると「7年間。5歳のときお母さんが死んだんだ。その後家庭内で色々問題が起こって路上へ出て行ったんだ。」と言う。「どんな問題?」と聞くと「私には長い歴史があるんだ。路上に飛び出して6年間はバンダ(路上にたむろしている子どもたちのグループ)と暮らして、その後は彼らと暮らしてるんだよ。」と教えてくれた。その後キッチンで食事をしながら更に彼女と会話をした。すると彼女はさっきは語ってくれなかった彼女の周りで起こった「問題」を少しずつ語りだしてくれた。彼女は泣きながら私に全てを話してくれた。私は彼女の手をとって慰めてあげたかった。でも私にはそれが出来なかった。それは私は「エデュケーター」だから。「エデュケーター」と「サービスを受ける人」には明確な立場の差があって、その差をしっかりと守らないことにはこの仕事は成立しない。でも私は時々これが分からなくなる。一緒に手をとって慰めてあげたくなる。でもそれをしたらいけないんだ。それは「エデュケーター」は「友達」ではないから。私は彼女の話に耳を傾けて冷静にコメントをしてあげることしか出来ない。でもこれが、私がメキシコでソーシャルサービスに関わるに当たり学んだ最も大きな事の一つだ。彼女は「私は時々泣きたくなる。泣くことが必要な時がある。でも彼は私が泣いていると自分のせいだと感じて自分を責める。でも違う、彼の責任じゃないの。だから私は彼の前で泣きたくないんだ。」と続けた。15歳の彼女の周りで起こった壮絶な問題を嘆くんじゃなくて、自分以上に周囲を労わる彼女をすごいと思った。私は「彼にきちんと説明してあげなさい。何で自分が泣きたいのか、自分が何を思っているのか。そして彼の責任ではないんだよってちゃんと説明してあげれば彼もきっとわかってくれるよ。」としか言えなかった。彼女は頷いてくれた。その後彼もキッチンへ入ってきた。涙目の彼女に気付き、心配そうに彼女を抱きしめ「僕たちは今日か明日に結婚するんだ。そして抱きしめあってキスをするんだ。アヤコ、どう思う?」という彼もまた幸せそうだった。私たちのNGOのトップは神父さんだ。だから二人は神父さんに自分達の結婚式を挙げてくれるよう頼んでくれと他のエデュケーターに頼んでいた。本当に式、挙げられるといいな。もう一人のエデュケーターは「たぶん実際はないだろう」と言っていたけど、二人が私に幸せそうに話してくれたみたいに、彼が早く仕事をみつけて、路上生活をやめてアパート借りて子どもと一緒に幸せに暮らしてくれたらいいなと心から思う。そんな二人をみて「大切にし合ってる二人にちょっと嫉妬する。」と他のエデュケーターにぼそっと言うと「アヤコ!そんなところに嫉妬するんじゃないの!!!」と言われてしまった・・・。この話は私の卒論のケースには当てはまらないから正式に文書として私の手元に残しておくことは出来ないけど、そんな二人の話をちょっとここでしてみました。
2005年03月17日
コメント(1)
という言葉があるんです。「Verbo mata carita」。「carita」って美形というよりは童顔とかいう意味だと思うんだけど。メキシコ男は口が上手い。いや、まさにコレです。でも最近色んなバージョンを友達から聞きました。「Dinero mata verbo」(=お金は言葉を殺す)。いやいや、口が上手いことよりお金を持ってることが重要。うむ、納得。でも更に続きがあって「Taman~o mata dinero」(=大きさはお金を殺す)。う~ん、結局それかよっ!!!何の大きさ?ってそりゃぁ考えれば分かるでしょ?んで友達(amig@s)の結論。「大きさは全てを殺すよね~!」・・・らしいです。
2005年03月08日
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それは、どんだけインターネットで日本語の情報を見つけられるかにかかってる。だってスペイン語の文献読んでも英語の文献読んでもさっぱーりわかんないんだもん。私3教科しかとってないのに明日何故か3教科試験だし・・・。いやぁ、アジア関連の記事は日本語でいっぱいあるからいいねwww。ネパールの最近の騒ぎ、ようやく今分かったぞ。(授業だけじゃ理解出来てない人↑。)しかーし、ラテンアメリカの記事、どうしてこんなにないかな・・・。やっぱり記事の質と量は地理に関係してるらしい。そりゃぁ、お隣の北朝鮮のミサイルの方が、地球の裏側アルゼンチンの汚職問題より気になりますよね。鼻水がとまらない。こーんなにカタリーナ愛してるのに、私そういや動物アレルギーだった・・・。そりゃ、こんだけカタリーナと戯れていちゃついてりゃアレルギーも出るわ。好きなだけじゃダメなのね^^;
2005年03月03日
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メキシコには国歌よりも国民に知られているという「ゴキブリの歌」があるのです。ホント誰に聞いてもみんな知ってる。歌詞を訳すと「ゴキブ~リ ゴキブ~リ もう歩けない~♪ だっても~う ゴキブリが吸~う マリファナがないんだも~ん♪」となる。なんちゅー歌やねん!!!と思わず突っ込みを入れたくなる。主人公がゴキブリな上に、マリファナ推進するのかよっ!!!と。これを小さな子どもたちが歌ってるんだから恐ろしい。でもよくよく聞くと、コレ、メキシコ革命時代に作られた歌らしい。国民のことを全く気に留めず、むちゃくちゃに政権を牛耳って、国民の大半を飢えで苦しめた挙句、メキシコ革命でその座を追われた悪名高きポルフィリオ・ディアス元大統領(と大統領の名前を知ったかしてみるが、実は今ネットで調べてみた(笑))をゴキブリに例えて歌ったとしたのであればこの歌も納得がいく・・・気がしないでもない。しかし、この歌を作ったメキシコ革命家たちのセンスをちょっとばかし疑いたくなる歌には変わりないよね・・・。数日前、久しぶりにバスを間違えた。前回の日記を書いた後、ダンス行くために慌ててバスに飛び乗ったのがそもそもの始まり。途中で間違ったの気付いたけど、人が多かったので降りるのが面倒くさくなってそのまま乗り続けてみた。授業まで時間なかったんだけど、ちょっとドライブがてら。いつか知ってる道に出たら乗り換えよう~とか思ってたらいつまで経っても知ってる道に出ない。。。数十分してこれはちょっとやばいかな、と思っていた頃に見覚えのある道に出た。伊達にバス乗り間違えまくってません。乗り間違えまくってる代わりにちゃんと学習してたみたい。「おお、この道、前も間違って出たぞ。あと数十分乗り続けてればきっとあの道に出るはず。そしたらそこでまた別の経由便に乗り換えよ~♪」となるわけです。そうやって数十分後には予想通りの場所に着き、無事にダンス教室まで辿りつきました。最近、人生もそれでいいのかなーと思ってみたり。いっぱい道迷って、乗り間違えて、たまには冒険して違う道に進んでみたりしながら、元の道に出る方法や近道を覚えていけば、遠回りしても意味があるかな。むしろその遠回りを楽しめればいいかな、と。同じ道しか知らないと、私みたいな方向音痴は途方にくれてしまうのです。少しずつ街全体の地図が把握出来たらそれに越したことはない。あと30分後にはアノ道に出るからそしたら今度はあのバスに乗り換えよう・・・もアリでしょう。私はそんな器用には生きられないけど。。。引越し完了しました。今度のおうちには猫がいるの!!!カタリーナちゃん。今まで犬しか飼ったことなかったから猫初体験。しかし、猫。。。可愛いな~~~ぁ、オイ。いつも尻尾振って待っててくれる犬も好きなんだけど、普段ツーンとしてるのに、ちょこちょこっとやってきて、私が寝てるベッドに飛び乗ってきて一緒に寄り添って寝てくれる猫にドキドキしてしまう。本気でこっちは痛いのに、お構いナシにいっぱいじゃれてくるかと思いきや、あのザラザラの舌でペロペロ舐めてくる。・・・やばい、猫可愛すぎる。わざと部屋のドア少し空けてカタリーナが入ってくるの待っちゃうもん(笑)直也君の犬猫恋愛論じゃないけど、私はどうやら猫にノックアウトらしい。新発見・・・というか再確認?しかしこのおうちは健康的。週末、朝から公園3km走りました。まだ3km軽く走ったくらいじゃそんなに疲れなかった。よかった・・・私の全然ない体力、まだまだ衰えてないぞ。イライスはその昔、テニスのジュニア選手で全国30位に入ってたんだってさ。今度一緒にテニスしてくれるって!!!国立大学(こっちは無料)に働きながら通ってて、頭もよくてスポーツも出来て、パーフェクト・ウーマンだなぁ・・・と、雪江ちゃんやいずみちゃんを思い出した。テニスといえば。メキシコきてもうだいぶ経つんだなぁ。こっち来た頃全米オープン見てたのに、もう全豪オープンもだいぶ前に終わっちゃったしなぁ。もう3月だ。こっち来て7ヶ月。帰国まであと2ヶ月ちょっと。
2005年03月02日
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