ビジネス書はこれを読もう

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2024/07/04
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テーマ: 読書(8246)
カテゴリ: 小説

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モノ [ 小野寺 史宜 ]
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清藤澄奈(きよとうすみな)35歳 総務部
□ 東京モノレールから内定が出たときは、本当にうれしかった。高校や大学受験ならともかく、入社試験で第一志望に受かるとは思っていなかったのだ。
□ わたしの場合、名目上会社、は一つも受けなかった。東京モノレールに入りたいわけだから万が一受かっても困るのだ。
□ 東京で駅が一つちがえば、そこはもうまったく別の町なので。
□ その住宅地に住むのは悪くない
 モノレールで通うのも悪くない
 自社線で自社に通うのは、いい

梅崎初巳(うめざきはつみ)30歳 運輸部、乗務区乗務員
□ 昔から電車は好きだった。働くようになってからは、なお好きになった。特に、こうして自分で運転するようになってからは。
□ 必要があるから働ける。働く気になれる。

水村波衣(みずむらなみい) 25歳 営業部、駅社員


杉本滋利(すぎむらしげとし)40歳 技術部、施設区線路
□ 日々横になっていただけの母がいなくなる。人はちゃんといるのだ。ただ横になっているだけでも。
□ 歩いて点検しますよ。歩きながら下から点検します。
□ 知っていて書くのと知らないで書くのとでは、それこそ大きなちがいが出ると思います。知っていて書いた方が厚みが出るというか

□ 人が好きなものを受け入れられるのはいい。ただ、それだけではダメなのだ。
□ 「お、杉本さん、何すか。何か、たそがれていますか?」と拓夢に言われる。否定はしない。ただ笑う。いい職場だな。と思う。

東京モノライフ
□ 街にある田舎。田んぼとか畑とかあるわけじゃないけど、人もそんなにいないじゃない。土地はあって、人はいない。都市だと、田舎はこんなふうになるんだな。

□ 撮影のときは、わたしも勤務中ではなかった。といって、仕事の一環でもあったから、休みの日でもない。勤務日は勤務日。そこは調整してくれたのだ、会社が。

□ 同じものを、好きな相手とともに好きでいられるのもいい。
 同じもの。同じモノ。
 モノ。惹かれる。





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Last updated  2024/07/04 03:37:22 PM
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ezojieka@ Bleeding ways transcended inevitable, tool-naming prenatal tooth. <small> <a href="http://slkjfdf.net/" …
背番号のないエース0829 @ Re:一分間マネージャー 『アルフィー「君が通り過ぎたあとに-Don…
やすじ2021 @ Re:人生の目的/本田健(02/13) 昨日は大雨でしたが今日はポカポカ陽気で…
やすじ2021 @ Re:人生の目的/本田健(02/13) 昨日は大雨でしたが今日はポカポカ陽気で…
とみ0122 @ 書評でつながる読書コミュニティサイト・本が好き!のご案内 「本が好き!」を運営 和氣様 弊ブログ…

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