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2014.07.17
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カテゴリ: カテゴリ未分類

 後悔と心配に胸も焼け付くような思いで龍王に駆けつけ、外階段を上りかけて、たまこは息も止まるほどびっくりした。



 部屋のドアの前に、さっき夢に見たばかりの、けれど今はすっかり大人になった、昇一さんが立っているのだ。


 しかもその横には、おそらく昇一さんの愛娘なのだろう、小さな女の子が、しっかり昇一さんの手を握り締めて立っている。


 ―――お父さんに勘当されて、現在は絶縁状態で別居しているはずの昇一さんが、なぜ、今、ここに?!


 しかし、それをいぶかしむよりもさきにたまこを驚愕させたのは、その昇一さんの片手が、今にも、二階部屋のドアを開けようとして、ノブに伸びていたからだ。



 ぞっ、と背筋が凍りつくような気がした。


 ――― だめ! 昇一お兄ちゃん、不用意にその部屋に入るのは危険だわ! その部屋に棲みついているのは、あたしたちを忘れて怖ろしい魔物に変わってしまったクロちゃんだったの。 今その部屋に入ったら、お兄ちゃんと、かわいい娘さんまで、猫に変えられてしまう!


 慌ててたまこが階段を駆け上がりはじめたとき、上で昇一さんの娘が急に、火のついたように激しく泣きだした。



「だめーっ! パパ、そのお部屋に入っちゃだめ! 中におばけがいるの!」

印刷所の猫たち


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最終更新日  2014.07.17 20:20:07
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Re:猫<104> 第9章 魔物 <3>(07/17)  
何時も読んでるけど、私って表現力が乏しいので
上手く言えないけど、読んでるからね♪
(2014.07.17 20:46:16)

Re:猫<104> 第9章 魔物 <3>(07/17)  
千菊丸2151  さん
魔物の気配に、昇一さんの娘が敏感に感じ取ったのですね。

子供は、幽霊をよく見たりするとよく言われますね。

大人になり、勘当されたはずの実家に居る昇一さん。
一体彼にどんな事情があるのでしょうか? (2014.07.17 20:48:41)

Re:猫<104> 第9章 魔物 <3>(07/17)  
おはようございます。
東京は久しぶりに涼しくなっております。
天候不順の折、お身体に気をつけてください。
応援をしていきます。 (2014.07.18 13:01:03)

オセロ。マロ。のん。さま☆゚・*:.。.  
わぁ、何よりも嬉しいお言葉、
ありがとうございますっっ☆
嬉しくて
思わず姿勢を正しちゃったふろぷしーもぷしーなのでした♪

昨日は素敵な蝶々さんたちの写真に魅せられました。
私の家は、山の中すぎて(?)
蝶々もミツバチもほとんど見かけません。
鳥がたくさんいるせいかなあ。 (?_?)

(2014.07.18 13:29:08)

千菊丸さま☆(@ω@;)  
いつもご示唆に富んだお言葉、ありがとうございます☆

小さな子は、きっと神様だと私も思います。

さて ・・・

千菊丸さまにご指摘をいただいて、
はっと気がつきましたが、

昇一さんがなぜこのタイミングでここにあらわれたのか、

ややっ


そのあたりの経緯について、ぜんぜんどこにも説明がないではないかっ(。>_<)

忘れたのか?
それとも小細工の一環?
つか、書きたくない?

( ̄^ ̄ ;) ちょっとわかりにくい展開になっちゃったかも。

ということで、
お恥ずかしい限りですが
まあここでは、
たまこといっしょに
えっ(*'д'*)なんでなんで?

きつねにつままれた感で
スルーしていただければ、と


はぁ、

おそまつデシタ```m(_ _)m´´´

(2014.07.18 14:23:34)

☆☆☆こうこさま☆゚・*:.。.  
いつも応援ありがとうございます☆

お変わりありませんか。
こちらは寒いくらいの空模様、寒暖の差が激しく、思うように体が動きません。


昨夜は久しぶりにゆっくりと☆☆☆こうこさまの『お手紙』拝見いたしました。

愛らしい千尋ちゃんのお写真に、
顔が緩みっぱなしになりました。

これからもどうぞよろしくね、千尋ちゃん♪

(2014.07.18 14:43:40)

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