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発達と遊びの専門家として、「遊び」と親の関わり方についてのインタビューでした。遊びと言うのは、そもそも、月齢や年齢発達段階によって、個別に考える必要がありますので、基本的に、「遊び」を広くとらえて一般化することはできないものです。

ですので、私は例によって、大きく4つに分けて答えました。

・「乳児期」(0~1才)
・「幼児期」(1~3才)
・「プレスクール期」(3~6才)
・「学童期」(6~12才)

それぞれの遊びの中には、「発達の課題」があって、そこに取り組むことそのもが、楽しい遊びであるわけです。そして、それは、それぞれの段階で、全く別の営みをしますし、子どもの特性や心理傾向も違います。それは、個人差による違いとは別次元の、人間成長の観点からの違いです。

その違いについて話しはじめると、本題に入れませんので、それについては、過去のコラムで詳しく説明しているので、そちらを参照していただきたいと思います。



その「変わらない軸」とは何か?

それは、私がよく口にする言葉で言えば

「遊び方を限定しない遊び」
「遊ばされるのでなく、遊びを創造する遊び」

ということで、おもちゃについて言えば…

「シンプルで、遊び方が決まっていないおもちゃ」ということになります。

一見大人が見ると、どうやって遊んでいいのか疑問を持ってしまうくらいの玩具が、子どもにとっては、想像力をかきたて、探究心を刺激して、多くのことを学べる玩具です。大人は、子どもの遊び方に対して、いっさいの指図も指導も必要ありません。自由にやりたいように、遊ばせるのが良いのです。「遊び方は子どもが決めるものです」

これを脳科学の世界では、「メタ認識」というそうです。遊びの中で、独自のルールを設定することによって、新たな「楽しみ」や「興奮」が生まれ、単体では遊びにはならないことが、遊びとして成立します。そのような脳の仕組みを「メタ認識」といい、脳科学では、これが非常に大事だと、脳科学者の茂木健一郎さんは、説明しています。

実際の「遊び」は年齢によって違いますが、この原則は、基本的に同じだと、私は考えています。だからこそ、どの年代にも、「遊ばされるのでなく、遊びを創造する遊び」という軸は変わりません。

今回、取材でのインタビューを通して、乳児から学童期までの遊びと発達の関係について、一貫性を持って、考えて、お話しする機会を得ました。これは、とても、貴重なことでした。

とかく、月齢や年齢の違い、発達段階の違いによる遊び方の違いに注力しがちなものです。ですが、「変わらない軸」というのがあること、それは、「遊びの原点」であり、脳科学においても、非常に重要な「メタ認識」という用語で説明が可能であることを、再認識しました。



1. 期待しない
2. 指図しない
3. 強制しない

たったの3つなのですが、これを守るのは、なかなか難しいです。難しいですが、これをやってしまうと、子どもの貴重な学びを妨げることになってしまいます。逆に、これらを守ることが出来れば、子どもは、驚くほどイキイキと、楽しみながら、深い学びを得て、無限に能力を伸ばしてくれます。



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最終更新日  2008年02月20日 12時00分04秒


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