ドリームマスターバク(＾ω＾)の日記

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2008年10月17日

「千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン」　角川書店　野村進　

カテゴリ：楽しい事

ｍｉｘｉのまっき～さんの日記

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痛快であり驚きでもある『事実』に

“日本てホントにすごい国”とついニタニタしてしまうほど

面白い本に出会った。

創業１００年以上の「老舗」と呼ばれる企業など

それこそ１００社もあるかないかだろう・・・

そんな程度にしか認識のなかった私には

１万５千２百社あまりになるとの件に度肝を抜かされた。

一例を記すと

羊の毛刈りはどうしていると思います？

（私はてっきりバリカンで刈るものと思っていましたが）

今では脚の付け根あたりに注射され

オムツのようにアミネットをかぶせられたあと

１ヶ月ほど放牧される。

その後「ネット羊」たちは作業場に戻ってくると

「網ネット」を外される、すると

スッポンポンの羊たちが現れる

つまりネットに羊毛がしっかり付いてくるのだ。

増殖した皮膚細胞に圧迫された毛穴が一時的に狭くなる。

毛穴が狭くなると、やがて毛も細くなり自然に抜けてしまう。

自然に抜ける毛は品質も良く

羊の皮膚も傷めず

作業員の労働も格段に緩和されるという

『ヒゲタ』という元和二年（１６１６年）に

開業した醤油メーカーなんだってサ！

おまけにこの薬剤は欧米メーカーの得意とする化学合成ではなく

微生物による発酵技術によって開発されたものだから、

抜けた毛穴からまたすぐ新しい毛が生えてくるという

何の副作用も生じないらしい。

これを彼らは“オールド・バイオ・テクノロジー”と

言ってるらしいけどどう？痛快でしょ！

ついでにもう一つ

ひところ携帯電話から発する“電磁波”は

脳に悪影響を・・・と言った情報が頻繁に伝えられたが

今では【電磁波シールド】なる銀粉の薄片が

携帯の内側に塗布されているらしい。

この技術を１９９０年に開発したのが

『福田金属箔粉工業』で、創業は元禄時代

赤穂浪士の討ち入りの二年前（１７００年）というから

創業３００年余になる会社だ。

このような老舗会社が幾つも登場する日本は

やはりただの国ではないですぞ。

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確かに唯の国ではないです。(￣ω￣;)

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