猪突猛進ダンサー日記

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chiichan60

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February 15, 2023
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カテゴリ: 趣味



~藍染が風に揺れる町 有松~」が

日本遺産に認定されました。

有松伝統的建造物群保存地区にある

市指定有形文化財・岡家住宅が開放されていました。

通り過ぎるカップルや観光客もいましたが、

私は法被を着て胸からネームを下げている男性に

「説明しますので、ぜひ中に入って

見学していってください。」と声をかけられて入ることにしました。

岡家住宅は江戸時代末期頃の建造らしいです。

当時は有松絞の問屋を営む「丸屋丈助」の店として

小田切春江の錦絵に描かれています。

その後、昭和10年ごろ、岡家の先々代当主が取得し、

絞り問屋岡兼商店を営まれていましたが、

現在は当主が住んでいません。

↓小田切春江の錦絵  有松絞店丸屋丈助店先(名古屋市博物館蔵)





昔は街道沿いに大きく解放された店構えでした。

格子を建て込んだ現状は近代以降だそうです。




土間部の小屋組です。

天井の梁には松の木が丸ごと1本使われていました。




この右側に吹抜けがありました。

木造2階建てで2階は天井が低くしてあります。(つし2階)

北側と南側の2階は接続しておらず、

それぞれ別の階段から昇降していたそうです。

2階から光が差し込み明るく開放的な空間になってました。


現在の有松絞の展示がしてありました。

右の3つは糸で絞ってあります。

そして洗って布針をして干して完成したものが左の3つの反物です。

(帯揚げ、浴衣地、着物など)




外壁に接してない部屋でも天窓を設けて採光が確保されたそうです。

天窓に向けて金箔が張られていたようですが、

もうはがれてボロボロでした。

奥の方に西倉と東倉が2軒建っていましたが、

保存されるまでの間に高価なものはすべて盗まれてしまったそうです。




釜場は防火のために壁、柱、梁などすべてを土壁で

塗籠めてあり、柱の形が波打ってました。




表に飾ってあった有松絞




最後に表に出て、電柱がないことを説明してもらいました。

多孔陶管(セラダクト)が地中に埋設されているからだそうです。




セラダクトは日本全国の空港や高速道路のトンネル、港の発電所、

街の中などで利用され安心、安全に電気ケーブルを守ることができます。

シンガポールやバングラデッシュでも使用されています。

日本国内だけでなく、海外の重要な施設でも役立っています。

多孔陶管は常滑で作られている焼きものです。


・・・・・


さて、昨日はヴァレンタインデーでした。

いつの間にか日本でも恒例になったヴァレンタインチョコ。

わが家も相方がたくさん受け取りました。

知り合いのお姉さま方からはこちらを




モコちゃんからはこちらを




そして私からはこちらを




最近アルコールが飲めるようになったので。

私もご相伴にあずかれると思って…ウィンク





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Last updated  February 15, 2023 09:33:44 AM コメント(20) | コメントを書く


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