私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2015年01月23日
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カテゴリ: 千の朝
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 私にはこの「常見」と「常識」とが重なって見える。

 「常識」は明治以降の造語だから、当時は、無い。

 いわば、当時の「学的常識に基づく知性」と見てよいであろう。

 各時代には各時代の学的常識があるだろう。

 当時は「漢意の常見」が主流であったが、現在は「欧米意の常見」が主流なのかも知れない。

 もちろん「漢意」が「中国人のもつ中国思想」いわば中国人の常識と一体不可分の中国思想とはいえないように、「欧米意」もまた欧米人の欧米思想そのものとはいえまい。

 「漢意」であれ「欧米意」であれ、それぞれの背後には、その時代を生きていた日本人の常識があるはずだ。

 それを無意識に絶対化して、それに基づいて対象を見る。



「小林秀雄の流儀」 山本七平 新潮社





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最終更新日  2015年01月23日 06時23分32秒
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