『ナーラダ・バクティ・スートラ』
第39節 聖者との出会いは、まことに稀なものであり、理解し難く、しかしそれは必ず結果をもたらしてくれよう
(要旨解説)
この節にはナーラダ・ムニの直接の体験が込められているので心に響く。ナーラダ・ムニは前世で聖者の世話をした母に仕え、聖者と4ヶ月(チャトルマーシュ)の間生活を共にした。聖者がクリシュナについて語り合う場に臨席し、また聖者の食べ残しをいただくことにより少年の心にはゆるぎない「バクティ」が生じた。その後、母の急死により少年はクリシュナにしか頼れない慈悲を授かった。この聖者との出会いにより、ナーラダ・ムニは「バクティ」を全宇宙に説く地位を得た。

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