
<10>よりつづく
「シャンバラ 勇者の道」
<11>
チョギャム・トゥルンパ /沢西康史 2001/6 めるくまーる 単行本 241p
当ブログでは、先年、まとめて チベット本を100冊ほど読んでみた
。一冊一冊が貴重な体験となったが、いつの間にか、自分の中のチベット熱は一段落していた。なぜか。それは、自分にとって、これは、と思える一冊に出会えたからであった。もう、この一冊さえ抱えて逃げれば、まぁ、自分にとってのチベット問題はほとんど全てが解決するに違いない、とさえ思える一冊である。あとはもう要らない。まぁ、そんな納得があったから、一段落していたのだ。
もちろん、その一冊とは、この 「シャンバラ 勇者の道」 だ。この本、いつかは、またゆっくり熟読しようとは思っていたが、今回、中国共産党がまたまたチベットの人々を暴虐の坩堝に陥れるという事件が勃発し、私の心は、うろうろしたまま、また、この本に向かい始めている。
畏友Mンジュの日記でみた YouTubeの動画 とその 後半 は、よくまとまったニュースであると思う。チベット文化と中国共産党のかかわりがよく分かる。しかし、この中になにか不足しているものがあるとすれば、この「シャンバラ 勇者の道」の中にこそ、それを見つけることができるような気がするのだ。
今回のチベット暴虐を、人権や人道(ヒューマニズム)、あるいは領土問題や、思想、宗教問題に歪曲してはならないと思う。今回のできごとを真に理解するには、そしてこの機会を最大に活用するとすれば、それは、この本の中にあると、私は思う。
この本、定価は千数百円とお手ごろなのに、いまや アマゾン
ではその四倍の6000円をはるかに超えて高値を呼んでいる。いつの間にか品切れになってしまっていたのだ。しかし、この本は、関心のある人は、手にはいるうちに早く確保しておくべきだ。この本が、まだこの値段で買えるとすれば、それだけの価値は十分あると、私には感じられる。この本、再スタートするにあたって、どのカテゴリに振り分けようかとちょっと考えたが、今回は、 「マーケット・プレイス」
カテゴリの中で読むことにする。
今回のチベット暴虐問題、所詮 「FREE TIBET」
の旗を振っているだけでは、本質的な解決にはならない。私は私の解決策をスタートしなくてはならない。いろいろな方法が考えられる。しかし、いまは、まずはこの本に戻る。この本を再スタートさせることによって、何かがわかるような予感がする。

かけがえのない人間 2008.05.22
生きる意味 2008.05.21
「生きる力」としての仏教 2008.05.21
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