地球人スピリット・ジャーナル1.0

地球人スピリット・ジャーナル1.0

2008.04.12
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カテゴリ: OSHOmmp/gnu/agarta0.0.2


「無水無月」 ノーウォーターノームーン<1>
Osho /マ・アムリッタ・テジャス 1998/12 市民出版社 単行本 433p
Vol.2 No.0047 ★★★★★

 「
哲学者、ブッダに問う」
 哲学者がブッダのところに来るのは、とても珍しい。まず、あり得ない。だがそれが起こるとき、それは哲学者の革命、変容になり得る。なぜ、哲学者はブッダのもとに来れないのだろう?哲学と宗教は、非常に相容れないものだからだ。その取り組み方は、まったく正反対だ。

 哲学者は思考を信じるが、宗教は信頼を信じる。考える者にとって疑うのはやさしいが、信頼するのは難しい。疑うマインド、非常に懐疑的なマインドは、哲学者に必須のものだ。宗教的であるには、深い信頼が必須となる----まったく懐疑的ではなく、疑うことも知らず。哲学者は、論理から生きる。宗教的な人は、愛から生きる。愛と論理の出会いを助ける方法は、まったくない。全然ない。それらが出会うことは絶対にない。その道が互いに近づくことは、けっしてない。それらは平行線を走っているのだろう----ちょうど線路のように----けっして出会うことがない。かなり近いかもしれないが、走っているのは、つねに平行線だ。どこかで出会うように思えたとしても、それは幻想だ。


 ノーウォーターノームーン、Oshoの中でも代表的な一冊だ。Oshoを語るなら、この本をはずすことはできない。いや、この本というより、ノーウォータノームーンというシンボライズされた状況が、OshoとZenを一体化するなにかである。Oshoはこの話を愛してきたし、私たちも愛してきた。

「オショウの講話タイトル:年代順」 によれば、この講話が行われたのは74/08/11 am ~74/08/20 am の間。Pune1のきわめて初期的な時期に語られた一冊ということになる。それで、ふと気付いて 「OSHO ZEN TAROT 出典リスト」 を見ると、その中には、なぜかこの本は含まれていない。76/06/11の「 Dang Dang Doko Dang」が11回も引用されているのだから、この「ノーウォーターノームーン」も1回くらいいれてくれったっていいじゃないか・・・・(笑)、という思いすら、なにかを論理的、網羅的に考える私の嗜好性の顕れといえなくも無い。もちろん、玉川信明の 「和尚(ラジニーシ)、禅を語る」 のなかにはきちんと採用されている。 玉川は、Oshoの講話録というより、Oshoの日本語本を再編集したわけだから、彼の生前に出版されていた、かならずしも多くないOsho・Zenのなかのこの「無水無月」をはずすわけにはいかない。

 当ブログでは、 「スピノザ」 というカテゴリをつくってまで、それとなく「哲学」をおっかけてきた。ギリシャ哲学にはじまって、中世キリスト教を経過し、近代における実存主義哲学、そしてウィトゲンシュタインらによる「反」哲学の動きなどを、それなりに追っかけてきた。それは 「マルチチュード」 という概念に繋がるものがあり、はては、 真のきょうさん主義 真のかくめい なるものに繋がるものがあるのではないか、というおぼろげな思いからである。しかし、Oshoは、ずばりと言い放つ。 

愛と論理の出会いを助ける方法は、まったくない。全然ない。それらが出会うことは絶対にない。その道が互いに近づくことは、けっしてない。それらは平行線を走っているのだろう----ちょうど線路のように----けっして出会うことがない。かなり近いかもしれないが、走っているのは、つねに平行線だ。どこかで出会うように思えたとしても、それは幻想だ。 p350

 最近は、Pune2の 「Osho最後の講話録・ZENシリーズ」 にひととおり目を通してから、他の時期へと移っていこうと思っていたのだが、この「無水無月」が傍らにあったものだから、つい手をだしたのが、運のつき。これはこれですごい。Pune2となんの違いもないではないか。その語意の強さ、そのテーマ、そして 「TAKE IT REALLY SERIOUSLY」 などのジョークに変わって(というか、もとことこちらが元祖だが)ムラナスルディンが活躍している。

いろいろな策謀をめぐらしつつ、ついにはお釈迦様の手のひらの上を飛び回る孫悟空にも似た当ブログのいとなみではある。

bulue.jpg
<2>につづく






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Last updated  2008.04.21 08:43:54
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