「西蔵仏教宗義研究」
〈
第2巻〉トゥカン『一切宗義』シチェ派の章
西岡祖秀 1978/03 東洋文庫 75ページ
Vol.2 No.304
★★★☆☆
羽田野伯猷氏によれば、シィテェ派はインド僧サンゲータムパによって興起した宗派である。彼は無上瑜伽密教のYoginであったが、その特質は単なるYoginではなく、波羅蜜、顕教を秘密真言にして行じることであった。 p4
羽田野伯猷の著作集 の存在はすでに確認している。あとはどのようなタイミングで読み始めることができるのか、というところだが、彼は「無上瑜伽密教のYogin」だとは知らなかった。
この本が書かれたのは1978年のこと。これ以降、日本にかぎらず、チベット仏教(密教)の研究は飛躍的に発展していると言われており、30年前の表記法や情報量は、当時はまだまだ準備段階にあったと思われる。それでもこの本などが重視されるのは、基礎的な資料の流れがはっきりしているからだろう。
チベット密教各派についての細かい説明があるが、今は、その名前に目を通してみているくらいがせいいっぱい。それでも、この本が 「さらに深くチベットの歴史を知るための読書案内」 の中の「女性とチベット密教をよく知るために」のなかに分類されていることに、ピンとくるものがある。
シィテェ派、断境派では、女性が大きな役割をはたし、Mo-gcod派は女性による派であり、男性のPho-gcod派よりも隆盛であったとする。 p5
仏教が好き! 2008.10.23
男一代菩薩道 インド仏教の頂点に立つ日… 2008.10.23 コメント(4)
21世紀のブディストマガジン「ジッポウ」 2008.10.22
PR
Freepage List
Category
Comments