地球人スピリット・ジャーナル1.0

地球人スピリット・ジャーナル1.0

2008.11.30
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カテゴリ: osho@spiritual.earth

地球人スピリット・ジャーナル 2.0 につづく



「死・終わりなき生」 OSHO講話録<1>
OSHO 1989/08 講談社 単行本 343p
Vol.2 No.438 ★★★★★

 実のところ、死と誕生はふたつの出来事ではない。それはひとつの現象の両端、---ちょうどコインの裏表のようなものだ。コインの片面を手にすることができれば、もう片方の面は自動的にその手のなかに入っている。手のなかにコインの片面を持って、さて、もう片方の面をどうやって手に入れよう、などと悩むのは不可能だ。反対側の面はおのずと手に入っている。 p50

ジャティ・スマランとは、過去世を思い出すための手法を意味する。われわれの過去における存在を思い出すための方法。それは一種の瞑想だ。瞑想のある特殊な応用だ。
 瞑想は大きな河のようなものだ。----大洋へと流れつく。間違いなく流れ着く。瞑想は確実にあなたを神のもとへと運んでゆく。ただ、瞑想の中間的な応用というものもやはり存在する。小さな支流のように、これらは瞑想の運河へと方向づけられる。ジャティ・スマランはこういった瞑想の付属的な手法のひとつだ。瞑想の力(パワー)の過去世に向けて合わせることもできるのだ。瞑想とは、単に注意の焦点を合わせることをいう。注意の焦点を与えらえた対象に合わせるといった応用もありうるわけだ。そしてそのような応用のひとつが、ジャティ・スマラン---眠っている過去世の記憶に焦点を合わせる手法だ。
p71

 まず最初にしなくてはならないことは、数ヶ月間、ある特定の期間、自分自身を完全に未来から切り離すことだ。むこう六ヵ月間、未来のことは考えない覚悟をする。もし未来への思いがおこったなら、ちょっと挨拶をして、通りすぎるにまかせる。いかなる未来の感覚にも、自分を同化して運び去られたりしない。まず第一に、六ヵ月間、未来の不在を許し、過去へと流れてゆくこと。やがて未来が落ちるとすぐに、思考の流れは過去に向きなおる。 p78

 5歳までさかのぼるのは非常に簡単だ。その歳を超えてゆくのはとても難しくなる。そのため、ふつう5歳以前に起こったことは思いだせないものだ。せいぜい行けてそこまでだ。なかには3歳まで思いだす人もいるかもしれない。しかしそれ以前となるときわめて難しくなってくる。まるで入口に柵が張りめぐらされ、すべてがそこでせき止められてしまったかのように。思い出せるようになった人は、5歳までならいつの日の記憶であれ、つぶさに呼び覚ますことができるだろう。記憶が完全によみがえりはじめるのだ。 p79

人間の心の片すみには、ブッダがアラヤ識(ヴィギャン)と名付けた場所がある。アラヤ識(ヴィギャン)とは意識の貯蔵庫という意味だ。ちょうどわれわれが家の地下室にがらくた一切をほうりこんでおくように、記憶を集めておく意識の貯蔵庫がある。誕生につぐ誕生。すべてがそのなかに貯えられる。何ひとつそこから取り去られることはない。なぜなら、いつそれが必要になるか、けっしてわからないからだ。 p80

5歳まで思いだせる人は、5歳を超えてゆくことができる。さほど難しいことではない。試みの本質は同じだ。5歳のむこうにまた別の扉がある。誕生の時点へと、あなたが地上に現れた時点へと、あなたをみちびいていく扉。そこで人はまた別な困難に出会う。というのは、母親の子宮のなかにいた記憶もけっして消えてはいないからだ。人はその記憶のなかにも入ってゆける。さらには受胎の時点へと、母親と父親の遺伝子が結びつき、そこに魂が入り込む瞬間へと、たどり着くことができる。この時点へたどり着いてはじめて、人は過去世へと入ってゆけるのだ。 p80

前世へとさかのぼってゆくと、あなたはまず死に出くわす。そして老年、若年、幼年、そして誕生。逆に順序になっているわけだ。この順序では何が何やら、見きわめるのはひどく厄介だ。はじめて記憶が浮かびあがってきたとき、あなたはきわめて落ち着かなく、不安に感じるだろう。筋をつかまえるのが困難だからだ。あたかも映画を終わりから見るような、小説を終わりから読むような具合なのだから。 p81

前世の記憶は完全に現世をひっくり返してしまうだろう。いまや前世で生きたように生きることなどできないのだから。前世であなたは、金持ちになれば成功とすばらしい幸福が見出せると思っていた。---そして今もその同じ思いがある。前世でまずあなたが目にするのは、あなたの惨めなありさまだ。いかに金持ちになったかを見るそのまえに。これは、金持ちになることが幸福の種ではなく、実は不幸へとつづいてゆくのだということを、はっきり見せてくれる。---友情が敵意にいたり、愛だと思っていたものが憎しみに変わり、和合だと考えられていたものが離散に終わるのを見せてくれる。そうしてはじめて、あなたはものごとを正しい視野に立って、総体的な意味において見るようになるのだ。そして、その意味があなたの生を変える。あなたの今の生き方をすっかり変えてしまう。---生は全く異なった様相を呈する。 p83

過去世を思い出すことに成功し、それが夢のように見えはじめると、ときを移さず現世も夢のように見えはじめる。この世を夢幻(マーヤ)と呼んだ人々は、ただ哲学の教義を持ち出すだけのためにそう呼んだのではない。その根底にはジャティ・スマラン---過去世の回顧があったのだ。誰であれ過去世を思い出した者にとって、ことはすべて瞬くうちに夢に、幻に変わってしまう。 p88

進化の道すがら、ある人がかつて獣だったというのはありうることだ。しかし、ふたたび獣として生まれることはない。進化の過程で後もどりはできない。退化は不可能なのだ。さきの誕生形態からまえに進むことはできる。しかし進化した誕生形態から後もどりすることはできない。この世界に後退はない。万にひとつもありえない。ふたつの道があるだけだ、---前進するか、今いるところにとどまるか。後退はできない。 p93

 人が死ぬとすぐに、その魂は何百という人間を、何百という男女が愛を交わしているのを見る。そして、どれか惹かれる組み合わせがあると、魂はその子宮に入り込む。しかし、多くのすぐれた魂はありきたりな子宮には入り込めない。それらは並はずれた子宮を必要とする。すぐれた魂は、自分たちの誕生にあたって最高の次元の可能性を手にするために、ずば抜けて高水準の意識を持った男女の合一を要求する。したがって、すぐれた魂は適当な子宮を待たねばならない。同様に、劣悪な魂もまた待たねばならない。なぜなら、それらもやはり簡単には組合せをみつけられないからだ。やすやすと劣等な子宮がみつからないからだ。そのため、最高と最低の部類はめったなことでは生まれてこない。かたや凡庸なたぐいには何の苦もない。彼らを受け入れるにふさわしい子宮は途切れることなく存在する。凡庸な魂は、たちまちにしてそのうちのひとつに魅せられる。 p141

死よりも重大な真実はないというとき、わたしは、誰もがみんな死ぬのだという事実をあなたがたに思い起こしてもらいたいと思っている。また、死はまったくの欺瞞だというとき、この”わたし”のなかに、”あなた”のなかに、けっして死ぬことのない何者かがいるのだ、ということを、思い起こしてもらいたいと思っている。あなたがたが生だと思いこんでいるものとは違う生が、死のない生が、存在する。これら両方ともが真実だ。ふたつが同時に真実なのだ。どちらかいっぽうだけが真実だとすると、真実の全貌を理解することはできない。 p196 

<2>につづく








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Last updated  2013.01.16 05:38:29
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