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やった~っ! すご~いっ!! バンザァ~~~イッ!!! もう、たまりません!!!! 本当に、久々の満足巻でしたネ。 空島のお話以降、少々テンポが鈍り気味で、 盛り上がりに欠けるような……気がしていましたが、 ここへ来て一気に大爆発!素晴らしいスピード感、そして、目的へと向かって突き進んで行くルフィー海賊団とその仲間たちの熱き心。さらには、彼らの見せる凄まじいほどの破壊力。巨人たちが寝返り、心強い味方に。ルフィーの方は、潜在能力を発揮してパワーアップ、しかし、CP9も、新たに2名が、悪魔の実の能力者に。本当に最後まで、息つくことのできないスリリングな展開でした。おそらく、これまでの巻の中でも痛快度においては、ナンバー・ワンなのでは?今回のお話が決着する時、それは、ルフィーが海賊王になる大きな一歩を踏み出す時のようです。
2005.12.26
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これは、ほんのわずかの間だけ、恵美と由香の友だちだったハナちゃんが、中学2年生の3学期のお話。ハナちゃんには、とっても仲の良い志保ちゃんという友だちがいる。でも志保ちゃん、最近は戸川君とラブラブで、そちらの方が忙しい。そんな時、ハナちゃんの目の調子が、悪くなってしまう。めまい、吐き気、そして、保健室行き。ベッドで横になって休んでいる時、体調を崩して、そこに来た由香と付き添いの恵美に会う。恵美が教室に戻って行った後、ハナちゃんは由香に聞く。 「二人だけで寂しくない?」 「だってほら、友だちたくさんいたほうが楽しいじゃん」 「そう思わない?」由香が答える。 「思うけど、わたし、恵美ちゃんとたくさん一緒にいるほうがいい」病院でメガネを渡されたハナちゃん。それをかけると、全てのものがくっきりと見えた。でも、家に帰って事実に気付く。眼鏡は何と偽物だったのだ!心因性視力障害……これがハナちゃんの本当の病名。体育の授業を見学する恵美、そして、怪我をしてそこに加わるハナちゃん。 「友だちになるときって……その子とずーっと一緒にいたいから、 だから、友だちになるんじゃないの? そういう子のことを友だちっていうんじゃないの? それが親友じゃないの?」涙を流しながら、ムキになって話すハナちゃん。 「わたしは、一緒にいなくても寂しくない相手のこと、 友だちって思うけど」空を見上げて、話す恵美。グラウンドで走っている志保ちゃん、そして、こちらに向かって手を振る志保ちゃんの姿が、ハナちゃんには、久しぶりにハッキリと見えた。女の子って、独占欲が強いもののようです……。そして、それが色んなトラブルの原因に……。もちろん、そうでもない(ように見えるだけ?)人もいますけれど。
2005.12.13
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これは、ブンちゃんが中学1年生になった時のお話。相変わらず、ブンちゃんは何でもよくできる。中間考査の成績は学年トップで、サッカー部の試合でも大活躍。『ねじれの位置』以降、中西君とは「ライバルで親友」になったようです。でも、今回のお話の主人公は、ブンちゃんでもなくモトくん(中西君)でもなく、ブンちゃんのことが大好きな三好君というところがポイントです。でも、出来すぎるのも、目立ちすぎるのも大変ですね。ブンちゃんとモト君、サッカー部の先輩から、もう狙われています。三好君が同級生たちに 「ほんとに強えんだよ、年上にも負けねーょ」って言ったことがきっかけになって、ブンちゃんは、佐藤先輩たちに呼び出されることに……。その騒動の直前、三好君はブンちゃんの姉、恵美に会います。『ぐりこ』を二人でして遊びながら、三好君を励ます恵美。 「ゆっくりでいいじゃん」「ちょっとずつで」ブンちゃんや、モトくんとは違った勝ち方もあることに気付く三好君。本当に、この本の登場人物の中で、恵美は他を超越した存在ですね。強いし、自分というものを持っているし、達観しているし、素っ気ないのに、とっても人に温かい……。河原で、先輩たちに囲まれたブンちゃん。そんな状況を察して、助けにきたモト君が河原に降りていく。でも、先輩たちの人数は多く、体も大きい……。三好君は、河原へ降りる階段の途中に立ったまま、どうしていいか分からず、泣き叫びながら自分の頬を殴り続ける。車で通りかかった人の一喝で、先輩たちは逃げ去っていった。あとに残った三人。新しい関係の始まり。三好君、ヨカッタね!
2005.12.05
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『流星ワゴン』を読んで、書いた記事の一覧です。 お読みになりたいタイトルをクリックしてみてください。 通して読んで頂ければ、このお話の概略が分かって頂けるかも? 『流星ワゴン』読書前 (2005年11月20日) これは、何かのTV番組で、「どの本が、泣けるか… 画像は、この本の表紙です。 『流星ワゴン』1~3 (2005年11月20日) 序章(p.7~p.10) 「初めての家族ドライブ暗転… 画像は、オデッセイです。『流星ワゴン』4~7 (2005年11月20日) 4(p.48~p.61) 主人公にとって大切な場所に辿… 画像は、中ジョッキです。『流星ワゴン』8~11 (2005年11月21日) 8(p.107~p.127) 目覚めた主人公は、再びオデ… 画像は、観覧車です。『流星ワゴン』12~15 (2005年11月21日) 12(p.171~p.184) 父と子と孫の変則的な対面。… 画像は、黒ひげ危機一発です。『流星ワゴン』16~19 (2005年11月22日) 16(p.234~p.249) オデッセイを降り、小学校の… 画像は、サッカーボールです。『流星ワゴン』20~23 (2005年11月24日) 20(p.297~p.311) 主人公、チュウさん、そして… 画像は、湯島天神です。『流星ワゴン』24~27 (2005年11月25日) 24(p.395~p.418) 「やり直せてよかった。ほん… 画像は、エコーです。『流星ワゴン』読書後 (2005年11月26日) 久々に「読んだぁ~っ!!」という一冊に出会えました… 画像は、流星号です。
2005.12.04
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このお話の主人公は、堀田ちゃん。『あいあい傘』で、縄跳びが上手く跳べず、万里たちにはじかれた時、みんなの世界に戻るため、恵美と由香をスケープ・ゴートにした堀田ちゃん。そんな堀田ちゃんが、中学1年生になった時のお話。堀田ちゃんはクラスの人気者。自分でつくった1年D組の人物相関図では、真ん中に位置している。そこから×付きの赤い線で結ばれているのは、恵美と由香への1本だけ。でも、メンバーが増えることもなく減ることもない囲みを、羨ましく思うこともある。モロちゃんとグッチがもめた。堀田ちゃんは二者択一をせまられる。どっちにつけばいいのか……戦争の勃発……。平和好きの堀田ちゃんにとっては、辛いところ。グッチは、サワちゃんのグループに入った。でも、グッチは、サワちゃんたちと話が合わないだろうなぁ……。堀田ちゃんは、グッチにそっと手紙を渡す。<千葉ちゃんとだったら話が合うと思うよ>突然、グッチが宣戦布告!モロちゃんもそれに加勢する。何と、今度は堀田ちゃんがはじかれてしまった……。あぁ、またこういう展開ですか……。堀田ちゃんのような子って、やっぱりこうなってしまいやすいのかな……。「八方美人」「風見鶏」「コウモリ」を演じるのも楽じゃないですね。遠足のおやつを買いにデパートに出かける。おやつを買った後、爬虫類フェアでカメレオンを見る。係員のおじさんが、カメレオンの縄張意識の強さと序列の厳しさを教えてくれた。係員のおじさんの「人間とおんなじだなあ」という言葉、まさしく、そうですねぇ……。屋上で恵美と由香に会う。三人でベンチに座って、おやつを食べる。堀田ちゃんの話を聞いて、由香は、カメレオンを見に行く。恵美は素っ気ない態度で 「世界中で一人きりしか生き残らなくても、堀田ちゃん、ギャグやるの?」黙り込んだ堀田ちゃんに 「自分がつまんないんだったら、やめちゃえばいいのに」三人は、明日バスに残って、一緒に過ごすことを約束する。遠足のバスが出発する前、突然の戦争終了。みんなが堀田ちゃんのところに駆け寄って来て、声をかける。でも、だれも、あのことを謝ろうとはしない……今度は、モロちゃんをはじこうとしているのだった……。新しい戦争の勃発。みんなの世界に戻っていく堀田ちゃん。バスを降り、みんなでハイキングに出発する。でも、堀田ちゃんは、バスに駆け戻り、恵美と由香に、昨日のおやつのお礼を渡す。ボンタン飴の小さな箱。恵美がボンタン飴を好きな理由は、この出来事があったからなんですね。堀田ちゃんへの「誰かいるよ、絶対に。嫌かもしれないけれど、いるよ、絶対に。」そして「がんばれば?」という、恵美の言葉は、作者から、友人関係に悩む読者へのメッセージなんでしょう。
2005.12.04
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このお話の主人公は、『あいあい傘』の主人公だった恵美の弟、ブンちゃん。あのお話の時に三歳だったブンちゃんが、小学5年生になった時のお話です。ブンちゃんは、どんなことでもクラスで1番のリーダー。そこへ、それ以上に何でも出来る転入生の中西君が現れる。ブンちゃんは、お山の大将の座を奪われ、戸惑い、紳士的(?)に振る舞いながらも、苦しんでしまう。ブンちゃんが、キャプテンで4番・エースの座を保っていた野球でも、中西君はすごかった。誰かが言い出す前に、エースの座を中西君に譲るとキャプテン命令するブンちゃん。でも、中西君は、ピッチャーはしないという。運動会のリレーも走らないという。 「だってさ……悪いもん、和泉に」そう言われて、殴りかかっていったブンちゃんその気持ちもわかるなぁ……。公園で練習していた中西君に、言いがかりをつけ、練習の邪魔をしてしまうブンちゃん。自分でも、間違っていると思うことを、次々に中西君に言ってしまう。そして、とうとうケンカに……。そこに、頼れる姉貴、もう大学生になった恵美が登場。恵美の二人へのさり気ない振る舞いが、雪解けへと導く。ブンちゃんと中西君、二人の関係は、これからも、ねじれの位置のままなのかなぁ……。
2005.12.03
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十一歳の誕生日プレゼントは、新しい松葉杖。家に招いた友だちはいない。十歳の誕生日には、同級生が5人、別のクラスからも3人遊びに来ていたのに……。十歳の誕生日を迎えた数日後、下校時刻に合わせたように雨が降り出した。朝のうちは良い天気だったので、傘を持ってきていたのは友だちのなかでは、恵美だけ。そんな恵美の傘に、友だちが次々に群がってきたので、とうとう、恵美は、傘の外にはじき出されてしまう。友だちに「自分の傘から出て行って」と言えない恵美は、ガードレール沿いに走って、目の前を、一人で傘をさして歩いていた由香に入れてもらおうと考える。そして、ガードレールの切れ間から、歩道の外に出た瞬間、白いライトバンが……交通事故……入院生活3カ月。お見舞いにやってきた友だちに「あんたらのせいだから!」泣きながら責め、謝っても許さない。そんなことを繰り返すうちに、お見舞いに来る友だちはいなくなってしまった。そして、退院した後も……。自分でも、分かっていながら、思いとは違ったことを言ってしまう恵美が、とっても不憫であり、やっぱり我が儘が過ぎたかな……とも感じました。そこから、5年生になった恵美と由香のお話が始まります。万里の一言で、クラス対抗なわとび大会の回し手にされてしまった二人。でも、なわとび回しの特訓を通じて、クラスの中で似たような状況にある二人が、どんどん接近していく様子には、ずいぶんホッとさせられます。そんな中、縄跳びが上手く跳べず、万里たちにはじかれた堀田ちゃん。ところが、何日か経って、急転直下、上手く飛べないのは、回し手の二人が、わざと早く回したからだと、いちゃもんをつける堀田ちゃん。それに同意する万里。みんなの世界に戻っていく堀田ちゃん。また、みんなからはじかれる恵美と由香……。しかし、その後、二人の絆は、ますます強まっていくことになるのです。それにしても、恐ろしい女の子たちの世界……。でも、現実は、これ以上に凄まじかったりするのですよね……。
2005.12.02
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『流星ワゴン』があまりにも素晴らしかったので、 重松さんの他の作品も読みたくなり、 10月に発行されたばかりのこの作品を購入しました。 この作品は『小説新潮』に発表された 10のお話を一冊にまとめたもので、 大幅な加筆・改稿がなされているとのこと。 装画・挿画を木内達朗さん、装幀を新潮社装幀室が行っており、 書籍の外観は、ホンワカ・ほのぼのムードが漂っています。 友だち?他人だよ、そんなの。 でも-特別な他人。 うっとうしくて、面倒くさくて、ややこしくて。 だから-大切な他人。帯に書かれた文章が、きっとこの作品のエッセンス。では、いざ、読書開始です!
2005.12.01
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『蹴りたい背中』よりも前に書かれた作品で、その頃は、『インストール』の主人公同様、綿矢さん自身も女子高生。そして、『インストール』は、女子高生らしいというか、現代の女子高生にしか書けない作品だなぁ、と思いました。文庫版のための書き下ろし『You can keep it.』も読みましたが、いずれの作品も、良くも悪くも、綿矢さんらしい文章ですね。解説の高橋源一郎さんは、ベタ褒めですが……。私は、どの作品も、最初の数ページを読むのに、かなり苦労しました。あとは、だんだん慣れてきますけれど……。お話の方は、作者自身の世界から、決して背伸びすることなく、身の回りにありそうな風景や人物を題材として選んでおられます。このことについては、たいへん好感が持てました。なぜなら、作者が、今後年齢を重ね、様々な経験を積み、どんどん自分の世界を広げていけば、もっともっと深みのある作品を生み出すであろうことが容易に想像できるからです。「らしさ」を失わず、書き続けて欲しいですね。
2005.12.01
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