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R☆Sオーケストラは、ニューイヤーコンサートも大成功。 この演奏会の後、千秋や清良らは海外へ。 龍太郎! 清良に捨てられないためにも、 これからも頑張って、いつかR☆Sのコンマスになって欲しい! そして、のだめは、なんだかんだ言いながらも結局ピアノ好き。 異様に暖かい(?)家族に見守られ、 そらに、千秋の強い思いも伝わって、 いよいよ留学に向けて、動き始める。Lesson50の扉絵、のだめの表情がとっても格好良くて、いよいよ、これから本気でピアノするんだなぁというのが、強く伝わってきました。それと、ドラマで見た時も感動したけど、千秋が九州までのだめに会いに行って、堤防の上で、後ろから抱きしめるシーンは、やっぱイイ!!ここだけは、本物のラブ・ストーリーです。ところで、マンガでは、幼少時の瀬川悠人とのだめの絡みが、それほど詳しく描かれていなかったんですね。ドラマの方が、分かりやすく丁寧に扱っていたなと思いました。
2007.01.30
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「ファントム・クォーター」とは「幻影の地区」 今回は、美由紀がRPGの世界に紛れ込んでしまいます。 このゲームをクリアした者こそ、選ばれし者…… いや、制作者が最も警戒すべき存在なのです。 この部分の雰囲気は、 『千里眼とニュアージュ(上)』で、 一ノ瀬恵梨香が迷い込んだ「江戸時代の宿場町」や 『千里眼のマジシャン』の「お台場に出現したカジノ」、 『千里眼 背徳のシンデレラ(上)』冒頭の「日本沈没後の世界」等を彷彿とさせる世界で、まさに松岡さんの十八番!大いに楽しむことができました。さて、『千里眼 The Start』で登場した「消えるマント」。これが、やっぱり、今回重要な役割を果たしています。その脅威を、「それで見えないつもりなの?」の一言で、 91式携帯式地対空誘導弾を用い、美由紀が撃墜したシーンは、本当にしびれた!! まさに、カ・イ・カ・ン!!!です。そして、今回のお話のもう一つの軸は、抑圧された記憶、トラウマ。父親との過去の出来事に悩み続ける少女と彼女を惑わすスピリチュアル・カウンセラー厳島咲子。二度にわたる美由紀と咲子の対決は、この作品の大きな見所。特に二度目の対決で「ワンセグ」を使うあたりは、さすがに松岡さん!でも、また、あの方が文句言ってこないかと、ちょっと心配……。某“月9”ドラマもDVDボックス化された際、1話分を丸ごと削除されてしまったし……。
2007.01.30
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R☆Sオーケストラ初公演は大成功。 たくさんの著名人が見守る中、 黒木君も清良も、ここで実力を思う存分に発揮。 もちろん、千秋は一躍脚光を浴びることになるのです。 のだめのご褒美(?)で、千秋は飛行機に乗ることに成功。 そして、指示通り、ちゃんとカニを買ってきて、 のだめが合宿レッスン中の、ハリセンの家まで届けました。 三善家の人たちも大喜び。そして、R☆Sの再演が決定。清良の師匠、元ベルリンフィルのコンマス、カイ・ドゥーンが何とリハに突然乱入・参加。ここで千秋は、またまた大きな刺激を受け、海外に目を向けることに。のだめも、いよいよコンクルへと本格始動!一次予選のシューベルトは素晴らしかったものの、二次予選のショパンにリストは……適当……。でも、三次予選のドビュッシーは、色鮮やか。このあたりのお話は、実はTVドラマでも見たんですが、瀬川悠人が登場した時には、ビックリ!ドラマに出てた人そのものじゃありませんか!!いや、いや、逆だ!逆!!演じていた人が、あまりにもマンガの登場人物に似ているのだぁ~っ!!!本当に、スゴ過ぎ。
2007.01.29
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「科学的視点が求められる設定については極力リアルに」 これが新シリーズにおける松岡さんの姿勢。 「著者あとがき」には、旧シリーズを終わらせ、 新シリーズを始めるに当たっての決意が記されていました。 主人公は、歳をとらない、 『サザエさん』『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』等の 長年に渡って人気を持続している作品と同じルールが、 『千里眼』シリーズにも適用されていることを、本著の「解説」で知りました。『「抑圧された幼少のトラウマ」を呼び覚まして自己を回復する「自分探し」療法は、いまや前時代的な迷信とされつつある』と松岡さんは書いています。本著では、この「トラウマ論」を巡って、美由紀と笹島とが対立したことが発端となり、美由紀は自衛官を辞して、臨床心理士への道を歩むことになりました。でも、「トラウマ」なんて言う言葉は、今でも、結構普通に使われているものだし、本当のところ、これが「前時代的な迷信」ということになってしまっているのでしょうか?ちょっとばかり興味がわいたので、インターネットで検索し、少し調べてみたのですが、それぐらいでは、はっきりとは分かりませんでした。「PTSD」との違いも含めて、これから、もう少しきちんと調べてみたいと思っています。ところで、日本臨床心理士会事務所の「舎利弗」さん、これって、どんな風に読めば良いんでしょうか?しゃり………分かんない!!
2007.01.29
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「国際数学・理科教育動向調査の2003年調査(TIMSS2003)」や 「PISA(OECD生徒の学習到達度調査)2003年調査」の結果は、 日本国内に大きな衝撃を与えました。 PISAでは、知識の量を求めるのではなく、 知識の活用や応用力が問われたのですが、 日本の場合、数学リテラシーは、前回調査の1位から6位へ、 読解力は、同じく8位から14位へと転落していました。この結果を受け、各所で「学力」というものについての議論が盛んになり、「学力低下」が叫ばれることになりました。そして、「ゆとり教育」や「総合的な学習」に対する批判が高まり、「教育」の目指す方向が、また、大きく変わっていこうとしています。PISAでは、フィンランドが「学力」トップの座を維持し、北欧の国々も、それぞれに「学力」が高いことが判明しました。そして、この本は、北欧国の一つであるスウェーデンの中学校の様子を実際に現地で指導した日本人教師が、リポートしたものです。 ***・日本の小学校6年間に当たる期間は、原則的にクラス替えが無く、 中学校になってからも、そのまま3年間過ごすところも多い・定期考査や実力テストのような集中テストはない・中学2年生の秋学期終了時に、生まれて初めての成績表をもらう・高校や大学に入学する時、入学試験による選別はない・学校にクラブ活動がない等々、日本とは、かなり違う部分があることが分かります。しかしながら、・イジメが学校内で最大の問題である・連日、さまざまな職員の会議が行われている・公立学校への不満から「自由学校」を選択する保護者がふえてきている等々、共通する部分も多いようです。「あとがきにかえて」で書かれている「教員の問題」についても、日本と共通する課題が見られます。日本における「学校版2007年問題」を考える際、たいへん示唆に富んだ内容で、私は、この部分が一番印象に残りました。
2007.01.28
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のだめとハリセンの格闘開始!! のだめ、いきなりの敵前逃亡で、 これからどうなることかと思いましたが、 『もじゃもじゃ組曲』も無事完成。 いよいよ、これからが本番っていうところですね。 R☆Sオーケストラの方は、前途多難。 メンバーはピンク色(特にObの黒木君)。でもって、それぞれのコンクールへの準備があるから、オケ練習での気合いは、もう一つ。怒って、練習終わらせちゃう千秋。そして、コンクール。でも、転けちゃう者が続出。黒木君だけでなく、清良までも……。一方、シュトレーゼマンのビデオを見て、鬼と化す千秋。その姿に、メンバーの意気込みも高まる。 「とにかく聴け! オレ様の音楽を」千秋の「ブラームス」は、のだめを覚醒させるか!?
2007.01.28
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最後まで読みました。 「七年」(p.226~p.233) ブツを持った暮子ママとの接触に、美由紀は成功。 でも、ヴィトンのバックの中身は予想外。 旅客機爆破をたくらむ暮子の夫も予想外。 そういうことだったんですね……。 「死刑台」(p.234~p.239)旅客機爆破は、計画通りにことが進行。そこで、美由紀は、犯人をその旅客機に同乗させようとする。自分が乗った旅客機を、まさか爆破なんかさせないでしょうからね。「運命」(p.240~p.246)計画を見破られ、動揺する犯人。そして、離陸寸前、犯人は旅客機から逃走。「高度」(p.247~p.252)旅客機の離陸を、美由紀は止めることが出来ず。そして、旅客機は、二度と着陸できない状況に。でも、高度600メートルって、かなり中途半端な設定のような気もする……。「脱走」(p.253~p.258)犯人は、警察に追いつめられる。そして、美由紀は生きていた。「なぜ……」「どうして……」言葉が続かない犯人。「分析」(p.259~p.263)犯人と美由紀とのやりとり。初めての感情の、悲しい結末。「連絡員」(p.264~p.267)ジェニファー・レイン登場。「見えない武器」の開発が終了。次巻『千里眼 ファントム・クォーター』への伏線。「飛行機雲」(p.268~p.274)「知ってるわよ、恋する気持ちぐらい」そんな言葉がこぼれるようになった美由紀さんでした。
2007.01.28
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225ページまで読みました。 「爪」(p.169~p.176) 美由紀と笹島は、植物管理センターで吉野律子と対面。 笹島は、律子の指先を観察して、彼女の行動を分析。 でも、本当にデニーズに来るの? 「栽培」(p.177~p.188)律子に迫る危機を、美由紀が見事に排除。好魔と律子の結びつきも判明。やっぱり、こんなヤバイものが絡んでましたか。「クラブ・ケイン」(p.189~p.193)ブツを持って、クラブケインに向かう三人。車中の会話は、美由紀の「男の恋心への鈍感さ」で溢れる。律子からは、クラブに入る際の「合い言葉」ヒント情報。「グリム童話」(p.194~p.201)やっぱり、作ってましたねぇ……ヤバイもの。で、それをいきなり注入されてしまう美由紀。そこにいた暮子ママは、美由紀に相当恨み・嫉妬心(?)を持っている様子。夫は、ブツ売買の利益で、爆弾と起爆装置を購入するつもりだった。周囲が騒然とする状況の中、美由紀の意識は遠のき、やがて失神……。「中毒」(p.202~p.206)海に投げ込まれる美由紀、一体どうなってしまうのか?そこへ、ヒーロー登場。「感情」(p.207~p.211)自分を救ってくれた男が目の前にいる。経験したことのない感情……。あ~ぁ、こういう展開ですか……。「メッセージ」(p.212~p.220)品川駅構内で、三択問題をクリアして、取引相手と接触。ブツは大久保駅、ヴィトンのバックにある。「大久保駅」(p.221~p.225)二人で大久保駅を捜索。しかし、見つからない。で、大久保駅って、ここだけじゃないってか!!!
2007.01.28
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168ページまで読みました。 「遺書」(p.140~p.146) 事件現場で、美由紀は笹島と再会。 残された遺書が、誰かに強制されて書かされたものだという 美由紀の主張を笹島が援護。 「パラシュート」(p.147~p.157)三年前のことを謝ろうとする笹島。そして、それをあくまでも拒絶しようとする美由紀。笹島は、両親が旅客機事故で亡くなったこと、それから旅客機のことを勉強したこと、その知識を、この事件に役立てたいことを美由紀に伝える。美由紀は、全ての責任が自分にあったことを認め、それを笹島のせいにしようとしていたことを詫びる。 しかし、いつものことながら、美由紀は、実によくもてる。そして、いつものことながら、そんな男の気持ちには、本当に無頓着。「歌舞伎町」(p.158~p.164)美由紀と笹島は、最近、好魔が取材していた中華料理店に向かう。途中、美由紀の友人の由愛香から電話。彼女は、美由紀に、彼氏が本気かどうかを見抜いて欲しかったのだ。男性が女性を好きになる心理は、自分のこととして体験していないので分からないという美由紀。そんな美由紀を笹島が手助けすることに。確かに、こればっかりは、美由紀の手に負える仕事ではない……。「昭和四十三年」(p.165~p.168)中華料理店の女主人は中国人。レジの金銭を盗んでいく泥棒被害がしょっちゅうあったこと、盗まれた金銭は、数日経つと、レジにこっそり戻されていたことが分かる。そして、盗まれたお金は、決まって少額。でも、紙幣の「番号」や硬貨の「年号」をノートにきちんと記録していたので、無くなったことが分かったのだった。その記録をしていたのが、バイトの吉野律子、20歳。植物管理センターのバイトも掛け持ちでやっているという。美由紀は記録の捏造を見抜き、笹島と共に彼女を追う。
2007.01.27
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139ページまで読みました。 「決定」(p.118~p.122) 後先を一切考えない行動の中で、 美由紀は「臨床心理士になりたいと」切に思った。 しかし、それはもはや、永遠に叶わない夢に……。 と思いきや、舎利弗から手渡された封筒の中身は、IDカード。 臨床心理士 岬美由紀の誕生です!「現在」(p.123~p.130)1年以上の時が過ぎ、美由紀は28歳。「白紅神社」の一件を終えた時点。新シリーズになったとは言っても、これまでのお話が、すべて「チャラ」になってしまったわけでは無いようです。写真週刊誌に「旅客機墜落、全員死亡の日!?」の見出し。フリーライター好魔牛耳による記事だったが、その顔写真の表情を見て、美由紀は、その記事の内容が、事実の可能性があると感じる。「あと二日」(p.131~p.134)美由紀は、好魔に接触しようと写真週刊誌の版元を訪ね、編集長の朝霧に会う。ところで、NTTドコモの着信試験番号を使ったトリックは、本当に使えるんでしょうか?私は、Au使ってるので、試すことが出来ないので……。「JAI」(p.135~p.139)朝霧と共に、好魔の事務所兼仕事場のある貸しビルに到着。電子ロックの暗証番号を見事にクリアし、部屋の中へ。しかし、そこには吊されたロープに首を巻き付けた男の死体が……。いよいよ謎めいた展開になってきましたよ!
2007.01.27
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117ページまで読みました。 「或る感情」(p.84~p.90) 面接試験で美由紀が読み取ることが出来なかった表情は、 ズバリ「恋愛感情」。 なるほどねぇ……、 これは、前シリーズと全く同じだ。 まぁ、そこが美由紀の美由紀らしい所なんだけど。「孤独」(p.91~p.102)隣の部屋から「エリーゼのために」が聞こえてきて、管理人さん逮捕に成功!でも、感謝されていいはずの被害者・鏡子とは、その無理な要求を断ったことで、絶交状態に……。辛いなぁ……。「クローズアップ」(p.103~p.107)自分の心を読まれることを恐れて、周囲の人々は美由紀を避けるようになる……。特異な能力は、予想通り、彼女を苦しめることになってしまった……。そんな時、テレビのニュースに、自殺しようとしている男の表情が映し出される。それを見た美由紀は、やっぱり現場へと走り出す。「ニート」(p.108~p.117)例のごとく、ルール無用の美由紀さん。ジャイロコプターに乗り込んで、男のもとへ。緊張感漂うビルの屋上で、カウンセリング(?)何とか、自殺を思いとどませることに成功!
2007.01.27
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83ページまで読みました。 「トレーニング」(p.48~p.56) 赤十字福祉センターの臨床精神医学棟で、舎利弗の指導を受ける美由紀。 記憶力の良さから、知識をどんどん吸収していく。 そして、カウンセリング用教材ソフトで、表情を読む訓練を開始。 「航空機事故」(p.57~p.71)南イタリアのアマルフィ海岸で、自動車が崖から転落、小峰が死亡。死んだのは、本当に小峰なのか?小峰だとしたら、本当に事故死なのか?とっても、怪しい……。27歳になった美由紀が、宮崎の航空大学校に笹島を訪ねる。もちろん、2年前の「トラウマ理論」について問い質すため。あっさりと、誤りを認める笹島。そして、その笹島が、保身のためにとった行動について、嘘をついたのを、その表情筋の一瞬の変化から読み取ってしまう美由紀。いよいよ、『千里眼』の片鱗が見え始めました!「エリーゼのために」(p.72~p.76)マンションの管理人の苦笑の中に、引っかかりを覚える美由紀。隣室の鏡子の部屋が荒らされていた。やっぱり怪しい管理人。でも、メロディ電報は、どう使うんでしょうか?「面接」(p.76~p.83)ここに来て、朝比奈宏美も登場。オフィスビルの食堂で、向かいの席に座った宏美と連れの表情から彼女のラーメンにコショウをふりかけ、連れの男性にソースのビンを押してやる美由紀。「なんでわかったの?」と驚き、警戒の視線を向ける二人。日本臨床心理士資格認定協会の面接試験で、スラスラと答える美由紀。表情の読み方テストでは、五人の面接官が驚きの色を浮かべる。美由紀の驚異的な能力は、この後、すんなりと受け入れられていくと言うよりは、どうも、ややこしいことになってしまいそうな気配です。
2007.01.27
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47ページまで読みました。 「発端」(p.7~p.22) まず、岬美由紀(25歳)の、これまでの人生の概略が振り返られる。 それは、命令無視で救難ヘリを飛ばしたことについて、 査問会議が行われているシーン。 嘱託医笹島雄介は、両親の事故死がトラウマとなっての行動だと言う。 さらに、その行為を見過ごした板村三佐にこそ問題があると言う。それを受けての人事教育局長の言葉に、美由紀は猛反発するが……。新シリーズの始まりに当たって、新しい読者に、岬美由紀のキャラクターを知ってもらうと共に、これまでの読者に、おさらいをしてもらうための序章です。「新たな人生」(p.23~p.30)笹島の「トラウマ理論」が間違っていたことを上層部に納得させ、板村三佐を復職させる……それを当面の目標に、美由紀は自衛官を辞し、臨床心理士を目指すことになる。「カウンセラー」(p.31~p.38)東京晴海医大付属病院院長の友里佐知子の紹介で、日本臨床心理士会事務所を訪ねる美由紀。それを出迎えた臨床心理士の舎利弗浩輔に早速「トラウマ理論」について尋ねる。舎利弗は、非科学的な迷信を忘れろと言う。目の動きで心の中が分かるというのも……。新シリーズでも、友里佐知子は存在するんですね。でも、「目の動きで心の中を読む」というこれまでの『千里眼』シリーズの根幹をなす能力は、あっさりと否定されてしまいました。「ミラノ」(p.39~p.47)小峰忠志は、イタリア企業でギミック(仕掛け)を開発していた。彼が開発した「フレキシブル・ペリスコープ」は、直径30センチ、長さ4メートルの円筒。上部の切断面を覗くと、どんなに円筒をねじ曲げても、下部の切断面から直進した光景が見える。しかし、経営陣はアトラクションへの活用で、元は取れないと判断。解雇され、ナポリ郊外の安酒場で飲んだくれる小峰の前に現れたのは、マインドシーク・コーポレーションのジェニファー・レイン。小峰は、「フレキシブル・ペリスコープ」の直径を0.5ミリに極細化し、「消えるマント」を作り出す構想を打ち明ける。資金提供を申し出るジェニファー。
2007.01.27
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昨夜、自分のブログを眺めていて、 ふと目にとまったのが、 ブログタイトルの下に表示させている「Books Ranking」。 1位は、今話題の『佐賀のがばいばあちゃん』だから驚きもしませんが、 2位、3位、そして4位を見てビックリ。 何と『千里眼』シリーズが、3冊並んでるじゃありませんか!? それにしても、3冊一斉に出版とは、さすがに松岡さん。 他の作家では、なかなかこうはいかないでしょう。 その創作スピードには、いつも驚かされます。そんな訳で、今日、早速本屋さんに行って見ました。ところが、いつもの小学館文庫のコーナーで探しても、見つかりません。「まだ、この本屋さんでは売ってないのかなぁ……。」と諦めかけたら、何と角川文庫のコーナーにありました。出版社、変わったんですねぇ……。まぁ、色々事情が、おありなんでしょう。さて、前回出版された『千里眼 背徳のシンデレラ』は、上下分冊でありながら、いずれもが600ページを超えるズッシリとしたもの。その圧倒的なボリューム、分厚さ、重さゆえ、読みながら、「上・中・下の3冊に分けてくれれば良かったのに……。」と、何度思ったことでしょう。そして、その思いが通じたのかどうか分かりませんが、今回は、別タイトルの書籍として、3冊一斉に出版。文庫本は、これぐらいのボリュームが、私としては、本当に手頃で有り難い。とにかく、これから読み始めます!
2007.01.27
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2006年8月24日発行。 だから、結構新しい情報が満載。 私は、「スカイプ」っていう言葉は知ってたけど、 「アスクジーブス」や「マーズフラッグ」は知りませんでした。 早速、インターネットで、この二つのページを覗いてみると、 「アスクジーブス」は、 既に「Ask.jp」っていう名前に変わってました。 移り変わりの早い世界だと、改めて感じた次第。 そして、「マーズフラッグ」の方は、個性的で面白いですね。米国の新聞業界と、日本の新聞業界の違いの話も面白かった。「紙」にこだわらなくても良い米国の新聞社と、あくまでも「紙」にこだわらなければならない日本の新聞社。今後、新聞とネットビジネスとの関係は、目が離せません。そして、堀江さんや西村さんの話も面白かった。最近、テレビのニュース番組や新聞紙上を賑わしている両名ですが、著者の「身も蓋もない」という二人の共通点の提示には、思わず納得してしまいました。あと、印象に残ったのは「Tivo」や「録画ネット」の話。今までとは違う感覚で、今後は、さまざまなコンテンツを楽しむことが出来るようになるのでしょう。「iPod」の使い方のバリュエーション拡大は、間違いない?でも、そこで問題になるのが「放映権」や「著作権」。今後、ウェブはこれらをどのように変えていくのでしょう?また、そこから発展して、著作権全体の問題についても、大いに考えさせられました。 「著作権があるからといって、 必ずしも無断利用を禁じなければならないわけではないだろう。」 「著作権は守るだけでなく、 みんなの共有財産として有効活用しなければならないという面もある。 著作権をガチガチに守るだけというのは、明らかに間違いだ。」とする著者の考え方に、私は大いに賛成。権利は、その個人又は団体にあるかも知れませんが、みんなの前に、一度公開したからには、その利用に制限を加えるというやり方は、何か違うような気がします。
2007.01.26
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#6は、これまでとは、ちょっと趣の違う展開。 清良の一言で、千秋が新たなオケをつくることを決意したり、 千秋の一言で、龍太郎が頑張ってAオケに入ったり、 卒業演奏会で、真澄ちゃんの伴奏を急遽千秋がつとめたり…… こういうのは、いつものパターン。 じゃあ、何が違うのかというと、 その趣の違いを醸し出しているのは、三善家の人々。そこには、「父」と「息子」との葛藤が。それは即ち、「古典的」・「単純」と「今時」・「頂点」との衝突。さらに、「父になった息子」と「その息子」との葛藤も交錯して、千秋の記憶に残っている数年前の三善家とは、すっかり雰囲気が変わってしまっていた。それを、元の姿に戻す切っ掛けになったのが「エルガー」。千秋のヴァイオリンと、のだめのピアノ。例によって、天才二人の共演は凄まじい!そして、忘れちゃならない「水炊き」の活躍!!次号からは、いよいよのだめとハリセンの対決が始まる!!!
2007.01.26
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桃ヶ丘音大 学園祭・前夜祭 Sオケのガーシュイン演奏の部分を読みながら どんな演奏なんだ!? 何で、音出てこないんだ!!(マンガだから当前……) 聞きたあ~ぁぁあぁ~いぃ~い!!!(そりゃ、無理な注文というもの……) そして本祭、最終日 Aオケを従え、千秋のピアノ、ラフマニノフ 指揮は、今度こそ、巨匠シュトレーゼマン!の部分を読んですっごぉおおお~いっ!!また、ピアノ協奏曲が見えてしまった……(マンガなのに!!)ベートーベン3番の時と同じだ……(いや、あの時以上の緊迫感と大迫力!!!)のだめと千秋のラフマニノフ2番連弾もスゴかった。ラフマニノフ、久しぶりに聞きたくなった。久しぶりにディスク引っ張り出して、聞いてみるか。ちなみに、私が持ってる2番は、ストコフスキーの指揮、フィラデルフィア管弦楽団の演奏で、ピアノはラフマニノフ自身が演奏したものです。
2007.01.23
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「あいつはスゴイ奴だけど いつも それなりのこと(努力)は、やってんだ!」 オーディションに合格し、 全国からやって来た学生たちが集う『ニナ・ルッツ音楽祭』。 そこでは、優秀な若者達が、オーケストラを編成。 指揮をするのは、巨匠シュトレーゼマン。 巨匠の推薦で、音楽祭に参加した龍太郎は、 事前準備を全くしないまま、オケの練習に臨む。 しかし、周囲のレベルは予想以上に高かった……。龍太郎は、自分の実力の無さを思い知らされ、とことん落ち込んでしまうことに。そんな時、シュトレーゼマンが、また、わざとらしく(?)二日酔いでダウン。弟子である千秋が、代役でオケ練習の指揮をすることに。曲は『ドヴォルザークの5番』その姿を目の当たりにした龍太郎は、ここで覚醒!!これを機に、熱心に練習に取り組み始める。その時の心の叫びが、冒頭に示したもの。 龍太郎は、音楽祭終了までに、見事レベルアップを成し遂げ、のだめも、千秋の一言でレベルアップ。『バルトークの組曲』を弾きこなすまでになる。でも、その千秋をレベルアップさせたのは、巨匠シュトレーゼマン。やっぱり、ただのエロ親父ではない……。千秋の『ラフマニノフ ピアノ協奏曲2番』が楽しみです!
2007.01.22
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やっと読了。 下巻は「解説」も含めると652ページ。 でも、途中で一度も緊張感を失うことなく、 ずっとワクワク・ドキドキの展開で、 思う存分、たっぷりと楽しむことができました。 友里佐知子が、まだ猪俣美香子と名乗っていた4歳の頃の 母トキエとの、木工用ボンドについての会話。 「酢酸ビニルってやつ。これがなんか、 水分含んでると白くて、乾くと透明になるってきいた。」こんな所に、あのトリックのキーが隠されていたとは……。そして、今回最も「やられた……。」と思ったのは、GPSの位置情報操作、ワープ・神隠し。これが、ストーリーにおいて、これほど大きな役割を果たすことになるとは……。その他にも、ペンダントウォッチ、モカワの花粉、ヘジテーションマーク等々、様々な場面に、そっと提示された事実が、ストーリーの中で大きな役割を果たしていく。まさに、ミステリーの王道を行く構成。しかし、それだけで留まらないのが、松岡ワールドのすごいところ。今回の最大のテーマは「親子関係」、そして「子育て」。友里佐知子の「あゆこ」に対する感情は、特異なものであるはずだけれど、GPS携帯を子どもに持たせる母親と、重なる部分もあるように感じました。気をつけないと、誰でも、友里のようになってしまうのかも?
2007.01.14
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「耐震強度偽装問題」に「日本沈没」等々 時代の最先端を行くテーマを 無理なくストーリーに取り入れながらの展開。 さすがに松岡さん! しかも、この本が発行されたのが2006年5月というから驚きです。 実は、この本を購入したのは、もう何ヶ月も前のこと。 ところが、そのあまりのボリューム(上巻だけで612ページ!)に腰が引け、 ずっと、本棚で眠っていたのです。そして、年が明けてしまい、「これじゃ、いけない」と、気合いを入れて読み始めると、やっぱり面白いんですよねぇ、これが。色んなことを棚上げして、読書に集中することになってしまいました。かって千里眼と呼ばれた、友里佐知子の生い立ちをメインに、彼女とメフィスト・コンサルティングとの関係やそこでのダビデとの絡み等、興味尽きないストーリーが展開。そして、「三億円事件」や「よど号ハイジャック」等昭和の大事件が次々に登場し、それらの動きの中で、友里の目指そうとしたものも明らかになる。それにしても、GPSの「ワープ」とか「神隠し」という裏技は初耳。「なるほどねぇ……」と感心してしまいました。これって、本当に誰でも知っているものなんですか?
2007.01.13
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第1刷は、平成12年6月に発行されている。 だから、そこで示されている事例は、 すでに、かなり昔の出来事になってしまっている。 『買ってはいけない』なんて、本当に懐かしい響きだ。 でも、そこに書かれている内容は、全く古さを感じさせない。 新聞や雑誌、テレビ等で伝えられるニュースで さまざまな「世論調査」や「アンケート」などの調査結果を見るときに、 情報を受け取る側の人間として、是非とも知っておくべき事柄ばかりである。そう、私たちに伝えられる色々な「調査結果」は、実際の所、まず送り手側の「伝えようとする結果」ありきで、その「結果」に向けて、意図して集められたデータに基づき形作られたものが、とても多い気がする。これは、別に役所やマスコミ関係だけでなく、学会においても、そう言うことが蔓延しているらしい。第4章の「さまざまなバイアス(偏向)」は必読。「社会調査」において、意図した結果を、どのように生み出していくのか、そのトリックを見事に暴いてくれている。そう、人は忘れるし、ウソをつくもんなんだよなぁ……。「メディア」「情報」そして「リサーチ(調査)」について、「リテラシー」の必要性・重要性を痛感させられる一冊。
2007.01.08
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ビジネスリーダーにも愛読されている「孫子」。 いきなり全訳に当たるのは、ちょっと腰が引けたので、 本屋さんで何冊か並んでいた関連本の中から、 「読みやすそう」と選んだのが、この本。 読んでみての感想は、 「さすが!」の一語に尽きます。 孫子の言葉は、単純明快なものであるにもかかわらず、 その奥行きの深さや重みといったら、 今までに味わったことがないほどのもの。2500年も前の言葉、しかも「戦い」についての言葉なのに、現在の様々な場面に通じている。最近、色んな本を読んでいて、「軽いなぁ~」と感じてしまうことが、結構多いのです。そんな中で、久々に出会った衝撃の一冊。私にとって、この感覚は、森信三氏の『修身教授録』以来かも。今夜からNHKで『風林火山』が始まりますが、これも、武田信玄が『孫子』のくだりから四文字をとって旗印としたものだとか。「戦わずして勝つ」「勝算なきは戦わず」この二つの『孫子』の兵法の大前提に信玄は忠実であったらしい。長い時代を、様々な人たちに影響を与えながら生き残ってきた孫子の言葉。やっぱ、気合い入れて、全訳読むしかないでしょう?
2007.01.07
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『セックスに対する価値観が変わり、 その意味するところが多岐に渡るようになってきている。』 著者は、冒頭でそんな風に書いています。 ここ20~30年の間に、 世の中の色んな価値観が、大きく揺れ動き、 何が正しく、良いことで、 何が間違っていて、悪いことなのか、 それがはっきりしなくなりました。そして、そんな時代の中を、どんな風に生きていけばよいのか、その行き着く先を、しっかりと見定めることが出来ぬまま、いつまでも「自分探しの旅」を続けている、そんな大人たちが増えてきた中で、起こってきたことなのです。いつも「大きな不安」ばかりを抱えながら生きている大人たち。そんな後ろ姿を見つめながら、十代の少女たちは、「今しかない」と、大人になる前の執行猶予期間を生きています。彼氏に求めるものも、様変わりしている様子。特別な存在と言い切るほどのものではなく、ブランドバッグを持ち歩いている感覚に近いとも。まぁ、イケメンの彼氏を連れて、周囲が羨ましがってくれれば、満足感は得られるし、いい気分には違いありません。セフレやエンコーに対しては、少女たちの思いは、人それぞれ。この「それぞれ」っていうところが、今の時代。お父さんやお母さんの世代では、「それぞれ」っていうところまでは、行ってなかったでしょうし、況や、おじいちゃんやおばあちゃんの世代では、言語道断の世界。結婚や子育て、その後の人生や夢についても、人それぞれ。でも、それは決して「明るい希望に満ちあふれたもの」ではない様子。だからこそ、今この時、十代を必死で遊ぶ、Hもその一つ……。しかしながら、性感染症の増大や、無知なセックスによる妊娠・中絶は避けたいところ。TVドラマ『14才の母』は、あんな感じで終わることが出来たけれど、現実の世界では、なかなか「最終回」とはなりません。著者が言うように、大人が、セックスや結婚、家族について正面から向き合い、子どもたちが、将来に対して、過度に「不安」を感じなくてすむ何かを提示してあげなくてはならないのでしょう。
2007.01.06
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この本はマニュアル本です。 けっして若い人の悲しみやさびしさにそっと寄りそい、 こころを癒すような機能をもつ本ではありません。 そのような効果を期待しているかたは、 悲しい体験をしてきた人の自伝を読むか、 モーツァルトのレクイエムをお聴きください。 これが、この本の冒頭部。 なかなかのインパクト!!、そして買ってしまった……。 この本は、著者の言葉通り、確かにマニュアル本。その人が「とっても重大!」と思ってしまうような状況に出くわしてしまった時、「それほど重要なことでもないのかも……」と感じ、「それだけが重要なことでない」と気付き、次の新しいステップを踏み出すことが出来る、そんな時がやってくるまでの間、どのようにして、その「困難と思われること」を脇に追いやり、生き延びていけばよいかについての。 この本を読んでみて、精神科のお医者さんというのは、訪れる患者さんに対して、こんな感じで対応しているんだなということが、少しばかり分かった気がします。もちろん、精神科医の方も、人それぞれですから、もし、同じ患者さんを目の前にすることがあったとしても、それぞれに、自分らしい違った対応をするのでしょう。これは、あくまでも宮田先生の手法、言葉、そして考え方。その辺のことを理解した上で、「こんなやり方もあるのか」ぐらいの気持ちで読めば、よろしいんじゃないでしょうか?
2007.01.05
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コミックスを読んでいるだけなのに、 そこにベートーベンが見えてしまった……。 「3番」を感じてしまった……。 スゴ過ぎる……このマンガ……。 場面は、桜ヶ丘音楽大学第28回定期公演での 千秋率いるSオケのデビュー演奏。 画面から湧き出てくるものは、まさに本物のステージの臨場感。 何でこんなものが、マンガで表現出来るんだ~あぁっ!! 本当にスゴ過ぎ……。そこに辿り着くまでの指揮者・千秋の孤独と葛藤、よく分かるよ~っ(私もアマだけど、ちょっとばかり経験あるので)。演奏者側の指揮者への苛立ち、メチャわかるよ~っ(私も、コテンパンにやられてた……)。で、ステージでの緊張感と何物にも代え難い爽快感、本当に最高!!また、自分も演奏したくなってきた。でも、今の私には、すぐそばに共に演奏する仲間がいない……。しゃあない、CD聞いて我慢するか……。
2007.01.04
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のだめに危機迫る! まず最初は、姿無き敵「死んじゃえ委員会」。 しかし、龍太郎との共同捜査ですぐに「がぼ!!(確保)」。 その正体は、自称「打楽器の女王」。 そんな彼女(?)と千秋を巡って、のだめが勝負! どちらがクリスマスイブ・デートの約束をとりつけるのか!? でも、両者ともあえなく撃沈……。お次は、正体不明の変な外人、ミルヒ・ホルスタイン。しかし、これは偽名。本当は、超有名な指揮者、フランツ・フォン・シュトレーゼマン。でも、彼は本当に合コン好きのスケベジジイ。それでも、指揮者としての能力は流石なもの。千秋は彼の偉大さに気付き、弟子入り志願。それにしても、やっぱり「こたつ」の威力はスゴイですねぇ。千秋も、こんな生活を続けていると、のだめ化してしまう?
2007.01.04
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「イチャモン」の研究で有名な 大阪大学大学院の小野田教授の著作です。 教授の研究は、様々なメディアで取り上げられる機会も増え、 御存知の方も多いことでしょう。 私自身は1年余り前に、先生のお話を直接聞く機会に恵まれ、 そのパワーあふれる熱演(?)に、大変感銘を受けました。 そして、その時、小野田教授が紹介して下さった本の一冊が、 私の中学校時代の恩師が書いたものと知って、本当にびっくり。 (『ゴンタクレもまるがかえ』という本です)その頃は、大学を卒業してまだ数年の、とても若い先生で、直接授業を教えていただくことはなかったのですが、生徒会の担当をされていた関係で、個人的に大変お世話になったのです。そんな先生も、HPでお写真を拝見すると、今では貫禄十分の校長先生になられていました。さて、話を『悲鳴をあげる学校』に戻すと、以前うかがった講演の内容から比べると、研究が随分と進んでいることに感心させられました。「イチャモン」の背景にあるものをしっかりと見極め、それを「結びあい」を強めていく機会としていくこと。膨大な生徒指導や生活指導の領域を抱え、特別活動を通しての多様な側面を持つという他国にはない「日本の学校の特質」が、どれほどの成果を生んできたのか。それらを評価し直し、維持していくことが、公教育にとって、いかに重要なことであるかということ。こういった事柄に、提言の重点が置かれるようになってきたと感じます。「学校とは何なのか」「これからの公立学校はどうあるべきか」を考える上で、本当に示唆に富んだ一冊です。
2007.01.04
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帯には『ドラゴン桜』の桜木建二 これが、まず第一に目を引きます。 そして「受験生、そしてお父さんやお母さんにも必読の一冊です!!」 このコピーにつられ、買ってしまった……。 著者は東進ハイスクール客員講師の樋口裕一氏。 そう言えば、氏の著書である『頭がいい人、悪い人の話し方』(PHP新書)は、 私はまだ読んでいないけれど、本屋さんで見かけた記憶がある。 何でも、「小論文の神様」と呼ばれている人らしい。そして、中身はと言うと、ドラゴン桜のイラストが要所要所に散りばめてあって、読みやすい。受験生にとっては、知っておいて損はない情報が満載。日々の生活や勉強法、受験に向かう姿勢等、とっても懇切丁寧に説明してくれています。でも、受験生さん、この本を手にとって、購入した時点で、もうすでにグッド・スタートを切ったと言えると思いますよ。だって、受験は何と言っても、本人のやる気次第ですから!それよりも、本当にこの本を読んだ方がいいのは、帯のコピーの通り、受験生のお父さんやお母さんだと思います。きっと役に立つこと、請け合いです!
2007.01.04
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「のだめカンタービレ」の世界への入門書。 マンガを読んだり、テレビでドラマを見たけれど、 実は、クラシック音楽はあんまりわからないという方にもお勧め。 より深く「のだめ」の世界に浸るために、 作曲家や楽曲の「豆知識」を読みやすくまとめてくれています。 そんな中、私自身が興味を持ったのは、 作者の二ノ宮さんのインタビュー記事と 作曲家・大澤さんのインタビュー記事。「のだめ」という作品が世に出るまでには、こんな努力の積み重ねがあったのだと知り、この作品の持つ底力を感じました。だからこそ、これほどまでのベストセラーになり得たのだと納得してしまいます。ストーリーの解説も掲載されていますが、軽めにサラッと流してくれているので、先にこちらの本を読んで、クラシックに関する蘊蓄を身につけてからマンガを読んだり、ドラマを見たりしても「先が分かってておもしろくない!」なんていうことはならないでしょう。私自身も、マンガはまだ#1を読み終えたところ。これから、#2に取りかかります!
2007.01.03
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