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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
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Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2019.01.27
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カテゴリ: 文芸
​  映画 が公開中なので読んでみました。
 映画はまだ観ていませんけれど……
 でも、新田浩介の役は、キムタクにピッタリだと思いました。
 山岸尚美を長澤まさみが演じるのは……まぁアリかな。

 お話の舞台は、都内で起きた3件の連続殺人現場に残された暗号を解読した結果、
 次の犯行が予想されるホテル・コルシア。
 その女性フロントクラークが山岸尚美で、


事件に関係のありそうな、怪しげな人物が次々にホテルにやって来ます。
そして、そのそれぞれが「なんだ、関係なかったのか」と思っていたら……
ラスト30ページ程になってからのスリリングな展開は絶品!!
さすが東野さんです。

さて、お話の面白さはもちろんですが、
それ以上に、私がこの作品で深く印象に残ったのは、次の言葉。

  「そのお気持ちだけで十分です。
   私共は従業員全員でお客様へのサービス提供に努めております。
   いわばチームプレイなんです。
   ですから、お客様に喜んでいただけたとしても、
   誰か一人の功績というわけではありません。

   お客様にご迷惑をおかけするようなことがあった場合も、
   その者一人ではなく、ホテル全体の責任だと考えております」(p.71)

山岸尚美は、かつて大学受験のためにホテル・コルシアに宿泊しました。
ところが、受験当日、母から渡された合格祈願のお守りを、
ホテルの客室に忘れてしまったのです。


尚美は、試験が終わってからホテルに戻り、礼を言おうとしますが、
誰に言えばいいのかわからず、1階でぼんやりと立っていました。
そこに近づいてきた男・副総支配人の藤木が、尚美にかけたのが上の言葉です。
藤木は、やがて総支配人となり、尚美はその下で働くようになったのでした。

そこら辺のビジネス書より、ガツンと来ました。





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Last updated  2019.01.27 21:01:44コメント(0) | コメントを書く


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