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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2020.12.12
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カテゴリ: 文芸
​ マハさんと言えば、何と言っても自身のキャリアを生かしながらの
 絵画を中心とする美術関係のお話が素晴らしいことで知られていますが、
 本作は、同じ芸術の中でも音楽をテーマとして取り上げた作品。
 もちろん、稀代のストーリーテラーは、読み手をグイグイ引き付けていきます。

   ***

高校1年生の梶ヶ谷和音は、日本が世界に誇る大指揮者・梶ヶ谷奏一郎と
かつてチェリストだった小田時依との間に生まれた一人娘。
しかし、母は11歳だった和音と古いチェロを残し、家を出て行ってしまった。


ある夜、和音が家に戻ると、そこに見知らぬ女性が。
「あたしは、あなたのお母さんよ」と澱みのない声で告げたのは、
元チェリストで、奏一郎の新しい妻である、アラフォーの真弓。
奏一郎がアメリカに旅立つと、母と娘の二人暮らしが始まった。

和音は、真弓と一緒に暮らす中で、様々な事実を知り、様々なことに気付いていく。
そして、級友の池山文斗がピアニストを、谷崎朱里が音楽制作の仕事を目指し始めると、
母からの手紙を手にした和音も、遠ざけていたチェロに再び向き合う決意を固める。
そして春、母が入院している病院で、ロビーコンサートが行われたのだった。

   ***

和音と母・時依、真弓とその母、そして、和音と真弓。
チェロを介しての、この3組の母子関係に加え、

中でも、やっぱり、真弓の生き様がイイですね。





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Last updated  2020.12.12 12:14:11コメント(0) | コメントを書く


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