近隣の図書館蔵書も検索することが可能になりますます楽しみが増えた。
日没が迫った涼しい秋風の図書館は想定通りの混雑。
人々が思い思いの書籍を手にして楽しみを探索している。
顔見知りのママ友に笑顔を振りまきながらわたしの気分が高揚するのがわかる。
彼女は小学校の読み聞かせボランティアさんだ。
来週のお話玉手箱のために選書に来ているのだろう。
彼女の玉手箱はとても大きくて魅力がいっぱい。
子ども達の活き活きとした視線をいっぱい受けながら朝の15分を演出するのだ。
わたしもかつて読み聞かせボランティアに所属していた。
お話も絵本も子ども達も大好きなわたし。
小さなstudioでの予行演習をMやGが真似るほど力を入れていた。
だが就職と共に環境が変わったのだ。
わたしの周りの景色が変わる度に子ども達も学校も少しずつ色合いが変化する。
様々な子ども達との記憶が色あせていく。
お母さんという立場から労働者へ、一人の女性として色彩を豊かにしてく。
それはそれで楽しみなのだ。
図書館へ通う目的は少し変わっても、わたしという人間はかわりない。
書籍とのひとときを大切にしたいと考えている。
角田光代著「紙の月(2012)」とあわせて借りた本。
内田麟太郎作「ともだちごっこ(2010)」。
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