備忘録

2026.07.27
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カテゴリ: 読書 小説
本屋大賞の候補になっていて気になっていたので読了。


主人公は30代会社員の尚成だが、最大の特徴なのは語り部がいてそれが尚成の生殖器だということ。
それでタイトルが生殖記かぁ。

他の人の感想を読んでいてなるほどなぁというところが多く、そんなに上手に感想は書けないけど少し書いてみようと思う。

今回のテーマはLGBTQ+。
尚成はずっと生きづらさを感じていたり諦めることもおおかった。
特に、職場など成長を目標としているような環境は相いれなく窮屈に感じている。
そんな尚成も入社してそれなりに年数がたちとある会議の進行役という責任を押し付けられやり過ごすシーンなどは尚成の人となりが分かる場面だった。

樹、大輔は尚成の動機で同じ寮で生活している。


後輩の颯と飲んでいるシーンがクライマックス。
実は颯も同性愛者で、同性愛関連のNPOを退社して立ち上げると打ち明け、それに尚成も誘う。
颯も尚成も同じ同性愛者だが、考え方や行動が正反対であることを尚成は自覚する。


尚成にとって社会は成長していくのではなく、今の状況を維持していくのが目的と言ったところだろうか。
そんな尚成は運動とお菓子作りにはまって生活が充実する。
お菓子作りに大量の時間が費やされるのと、そこで摂取したカロリーと運動で時間をかけて消費することで1日を消費できるのがいいようだ。


この作品のテーマである、すべての人にとってしっくりくる生き方とはなにかとかに関しては割愛で。

これをほとんどが生殖器が語っていくのが面白いかった。

昔読んだ正欲も面白かったが、朝井リョウはこういったテーマの作品を書く荷がうまいなって思う。


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最終更新日  2026.07.27 16:18:11


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