全2件 (2件中 1-2件目)
1
![]()
以前の作品の、そしてバトンは渡されたが面白かったのでまた同じ著者の作品を購入面白いとは思ったが、そしてバトンはほどではなかった。2人の主人公がそれぞれの視点に代わりながら進行していく。主人公はPMSがある藤沢さんとパニック障害がある山添さん。2人ともこの疾患のせいで前職を退職することになり、アットホームな栗田金属で同僚となった。藤沢さんはPMSのせいで1日くらいだけ異常に怒りやすくなってしまい同僚や友人に当たってしまう。ちょうど発作の際に山添さんの炭酸のペットボトルの開封音に切れてしまうが、山添さんは同じようにパニック障害があり家と職場を往復するだけの生活で苦しんでいた。そんな似た者同士の二人が次第に距離を縮めていってお互いの疾患に理解をすることで、藤沢さんは山添さんに事前に発作を見つけて対応してもらったり、山添さんは以前よりも周りに興味をもつようになり少しずつ前進していく。勝手に上がり込んで散髪をしたり、クイーンの歌を歌ったりと強引な藤沢さんが少しずつ山添さんの壁を壊していくようで心地よかった。最後には栗田金属で住民向けのイベントを企画できるくらいまで前向きになれるようになり、応援しながら読み進めていく感じだった。感動するとかではないが読みやすく共感・応援できる話だった。夜明けのすべて (文春文庫) [ 瀬尾 まいこ ]価格:803円(税込、送料無料) (2023/12/16時点)楽天で購入
2023.12.16
![]()
どこかのサイトだったかでお勧めしていたので購入。面白いとは思ったけどそこまで感動はしなかった。涙するとかもなかった。映画化されたくらいの作品なので自分の感受性が低くなったのかなぁと感じた。2章構成となっていて、1章は希和子、2章は薫が主人公だった。この辺の構成は辻村深月の朝が来たと似てるなった思った。本作品のほうが先に発表だが。希和子が不倫相手だった夫婦の子どもを衝動的に誘拐してしまうところからスタートする。あまり共感ができなく逃げる希和子を応援する気分にはあまりなれなかった。不倫相手も不誠実だし、相手の妻も暴言があったりと向こうにも非はたくさんありそうだ。友人宅、強制退去を支持されるも応じないおばあさん宅、エンジェルホームという怪しい団体に身を寄せ、最終的にはエンジェルホームで知り合った久美の実家がある小豆島で偽名を使って薫と生活することになる。そこでの生活は裕福ではなかったが、希和子、薫とも幸せそうだった。しかし、結局は潜伏がばれ希和子は逮捕される。2章は薫。希和子の回想をはさみながら進行していく。薫は薫で苦労する人生を送っていた。両親からは愛情を受け取れず、妹とはなんとかうまくいっていた。大学生となり飲食店でバイトをしている生活で、希和子と同様に岸田さんという以前の職場の上司と不倫関係になり妊娠もする。心を許せる人もあまりいない中で、エンジェルホームで一緒に生活をしていた千草が行動を共にするようになる。そこで、エンジェルホーム入居する女性は堕胎経験者や妊娠できない人の集まりだったということも明らかになる。今までは、自分の不幸は希和子せいと周りからも言われ、自身も考えていたが次第に両親も責任はあり希和子との生活も認めるようになっていった。薫と千草が小豆島へのフェリーになる際に、たまたま希和子が2人を目撃することになる。希和子は薫に気が付いたようだが再会することなかった。ハッピーエンドというわけでもなく、主役の2人が救われたとも言い難いので個人的には読了感はそれほどではなかった。やっぱり感受性が低くなったのかなぁ。八日目の蝉 (中公文庫) [ 角田光代 ]価格:649円(税込、送料無料) (2023/12/1時点)楽天で購入
2023.12.04
全2件 (2件中 1-2件目)
1
![]()

