音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

2012年10月01日
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テーマ: 洋楽(3567)




 日本列島をみごとに縦断した台風17号。関東でも昨夜は特に風が激しかったが、今朝は台風一過となっている。台風一過で思い出したのが今回のこの曲、ニール・ヤング(Neil Young)の「ライク・ア・ハリケーン(Like A Hurricane)」。1977年発表のアルバム『アメリカン・スターズン・バーズ』に収録されているが、録音自体は1975年に行われたもの(同アルバムは、本来、1975年に制作しようとしていたアルバムを元にして1977年に別作品として完成されたため、1974~77年の長期間の吹き込みが集められることになっている)。「ライク・ア・ハリケーン」は同じ1977年にシングル・リリースされたものの、これといったチャート・アクションはなかった。

 とはいえ、この曲はニールのファンの間ではすっかり定番となっていて、ベスト盤(『輝ける10年(デケード)』、『グレーテスト・ヒッツ』)やライヴ盤(『ライヴ・ラスト』、『ウェルド』、『アンプラグド』)にも繰り返し収録されている。なかなか雰囲気のある曲なせいか、ロキシー・ミュージックはじめ何組かのアーティストによってこれまでにカバーされてていて、筆者の中ではニールの名曲選をやったら、上位間違いなしと思っている1曲だったりする。

 それでもって、これがどう台風一過なのかというと、いくぶんこじつけだと言われても仕方ない。タイトルは直訳すれば「ハリケーンのごとく」で、サビの詞が“あなたはハリケーンのようだった”というもの。台風の目のように穏やかな彼女の眼と、その虜になって嵐のただ中に夢を見る男…といった内容の詞である。思い起こしてみれば、(別に男性から見た女性に限らず)誰の人生にも、そういう“嵐”のような人が一人や二人はいたりするんじゃないだろうか。突然現れて嵐を起こし去っていくようなタイプの人…。

 というわけで、2001年のライヴの様子から、ニールの「ライク・ア・ハリケーン」をどうぞ(最後の方は盛り上がって多少はじけてしまっているけれど、8分を超えるなかなかの熱演)。





 こういう名曲というのはなかなかカバーしづらい(オリジナルを超えづらい)と思うのだけれど、そんな中、いい味を出しているのが、 ジェフ・ヒーリー によるカバー。









[収録アルバム]

Neil Young / American Stars 'n Bars (1977年)
Neil Young / Unplugged (1993年)←ここに収録のアコースティック系ライヴ・ヴァージョンも結構おすすめ!
ほか、各種ベスト盤、ライヴ盤等に収録。


[関連過去記事]

ニール・ヤング『ハーヴェスト』
ニール・ヤング&クレイジー・ホース 『スリープス・ウィズ・エンジェル』
ニール・ヤング 「孤独の旅路」 (曲&動画)
クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング(CSN&Y)「ヘルプレス」 (曲&動画)
ザ・ジェフ・ヒーリー・バンド 『シー・ザ・ライト』






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Last updated  2012年10月01日 08時45分34秒 コメントを書く


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