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2006年06月17日
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テーマ: ニュース(96863)
カテゴリ: ニュース
憲法とともに、わが国の戦後民主主義を支えてきた「教育基本法」について、高橋庄太郎氏は11日の朝日新聞に次のような文章を寄稿しています;




 「ノートに書き写し、何十回も繰り返し読んだ。最後には全文をそらで言えるほどになった」と小学校の先生が約20年前の日々を振り返る。

 採用時、一人ひとりに、「教育基本法の本旨を体して仕事に当たる」という宣誓書を書かせる教育委員会もある。

 教育基本法は、法律の形をとった一種の「教育宣言」として登場した。そのころ、熊本の学校で教師生活のスタートを切った丸木政臣さん(元和光学園園長)が職員室のできごとを書いている。

 職員会議で校長が教育基本法の講義をした。 格調高い前文を声に出して読み進むうちに、その声は嗚咽に変わり、講義が中断した。教え子を戦場に送った自分に民主主義や平和を語る資格があるのか? 嗚咽の理由を校長はそう説明した (岩波ブックレット「あの『青空』をふたたび」)。

 お国のための教育から、子どものための教育へ。戦後、百八十度転換した理念と枠組みを支える上で教育基本法の役割は大きかった。だからこそ「教職教養」として重んじられてきたのだろう。

 制定以来、初めて手を加える教育基本法改正案が国会に出されたが、会期の都合で継続審議になるという。この法律がなぜ生まれたのか。「水入り」になれば、改めて原点を見つめたい。


2006年6月11日 朝日新聞朝刊 12版 33ページ「あんてな-『子どものため』に転じた証」から引用

戦前の教育は国家権力に都合のいい人間を育成するのが目的であったため、国は進む道を誤りその挙げ句に敗戦という結果になりました。その反省として、現在の教育基本法は教育への政治権力の介入を禁じています。それを改悪しようとするのは、「反省」が足りないということです。






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最終更新日  2006年06月17日 13時25分00秒


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