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2020年10月26日
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テーマ: ニュース(96858)
カテゴリ: ニュース
日本軍が中国人を人体実験に使って細菌兵器の開発を行なったとされる中国黒竜江省ハルピン市郊外には、当時の日本軍「731部隊」の活動の様子を展示した資料館が建っているのだそうで、10日の「しんぶん赤旗」は見学した様子を次のように報道している;



(黒竜江省ハルビン市=釘丸晶)


 取材した当日は中国侵略の発端となった柳条湖事件(1931年)から89年の9月18日。ハルビン市内では抗日戦争の犠牲者を追悼するサイレンが10分間にわたり鳴り響き、同館にも多くの市民が訪れていました。

 出張中に時間をつくって見学に来た男性は「驚きました。細菌戦は人道に反する」と語ります。毎年9月18日に同館を訪れるという高校3年生の王瑞さん(18)は「この時の歴史は国の恥だ」と話しました。

◆公文書に記載

 日本政府は731部隊について、「細菌戦との関連を示すような資料は存在しない」として認めようとしていません。同館の金成民館長は「日本政府が認めなくても事実が存在しないことにはならない」「日本政府には客観的に物事を見てほしい」と話します。

 日中の研究者は長年、資料を発掘し、細菌戦の事実を明らかにしてきました。今年6月には、滋賀医科大学の西山勝夫名誉教授らによる研究で新たな公文書が明らかになり、そこには「細菌研究と生産を実施していた」ことなどが書かれています。

 金館長は同文書について「主に戦後、日本政府が731部隊の内容を調査したもので、大量に細菌兵器を生産した過程を認めていることが見て取れます。非常に重要な資料です」と評価しました。

◆犠牲者の名も

 金館長自身も1997年に、捕らえた中国人らを直接731部隊に送る「特移扱(とくいあつかい)」の名簿を中国の公文書館で発見。毎年2回は日本を訪れ、資料の発掘や関係者の取材を行っています。

 「生体実験の犠牲者は少なくとも3000人以上とみられますが、発見される文書で一人ひとり積み上げ、これまでに1549人の名前が判明しました。こうした問題を、多くの市民が理解し、共通認識にしていくことが、日本政府に早く事実を認めさせる力になるでしょう」と語りました。


2020年10月10日 「しんぶん赤旗」 6ページ 「『人道反する細菌戦』共通認識へ」から引用

 「731部隊」や細菌兵器、毒ガス兵器などは、かつて日本軍が開発し使用したことは明らかになっており、この記事で「日本政府は認めようとしていない」というのは、具体的に何を否認しているというのか不明です。「細菌戦との関連を示す資料は存在しない」というのには、理由があって、日本がポツダム宣言を受諾した直後に東京に乗り込んできたGHQは、731部隊が保有していた人体実験のデーターが欲しいので、部隊の責任者の罪は一切問わない代わりに保有している資料は全て提供しろという、一種の「司法取引」を行ない、部隊が持っていた資料もデーターも全て米軍の手に渡った。したがって、現在は日本政府の手元には何も残っていないというわけですが、その後、数十年を経て米国政府の機密文書の非公開期間が明けて、今では探す気になればある程度の資料は入手可能と思われます。事実、そのような意図で資料を探し、その結果を書籍にまとめて発表する人もおり、いくら日本政府が「資料がないから分からない」と言っても、やがては全貌が明らかになる時が来るのではないかと思います。





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最終更新日  2020年10月26日 01時00分06秒


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