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川崎駅から約2キロ、 差別をなくすための多文化交流施設「市ふれあい館」 に崔江以子(チェカンイジャ)館長宛ての差別脅迫文書が送りつけられたのは3月18日。同館は2020年1月、在日コリアンの虐殺宣言と爆破予告の標的にもされており、「ヘイトパトロール」の呼び掛け人の男性(48)は「卑劣なヘイトクライムが止められておらず、被害者の恐怖は増すばかり。犯行のエスカレートを防ぐためにも強いメッセージが必要だ」と差別を動機にした犯罪が強いる苦痛と絶望に思いを寄せる。
実際、人間を人間と認めない差別的な文言に続けて14回も「死ね」と書き連ねた脅迫文に、崔さんは防刃ペストを装着する生活を余儀なくされている。
小田急線新百合ケ丘駅前で見張りを続ける男性(47)も「在日コリアンというだけで身の危険にさらされる。あり得ない状況だ」と憤る。「差別の悪意は差別を裁く法を整備し封じ込むしかない。私たちのまちが築いてきた多文化共生への攻撃でもあり、 市長や川崎選出の国会議員、県議、市議は危機感を持ってほしい 」
脅迫文には菓子の空き袋も同封され、「コロナ入り残リカスでも食ってろ自ら死ね」などと書かれていた。
横浜市戸塚区の高畠悦子さん(67)は「言葉で表せない卑劣さ。安心からは程遠いだろうが、本物のお菓子を館に届けて同じ仲間だと伝えたい」と話す。新型コロナウイルス禍でアジア系市民ヘヘイトクライムが増加する米国の バイデン大統領 の姿勢が頭にある。 銃殺事件の現場へ赴き非難を表明し、被害者支援や取り締まり強化の対策を指示する。 「崔さんが直面する命の危機は米国の状況と変わらない。国のトップである首相がふれあい館に出向いていいレベルで、そうしてこそ安心と抑止力は得られるはずだ」
(石橋学)
※おことわり※
記事には差別的な文言がありますが、そのまま報道します。差別の実態を共有し、あらゆる差別を許さない社会をつくっていく一助にするためです。
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