フリーページ

2021年09月10日
XML
テーマ: ニュース(96853)
カテゴリ: ニュース
新型コロナの感染拡大に対し、有効な対策を打ち出せずに今日に至る日本政府に比べて、国民は意外に冷静に判断していたと、文芸評論家の斎藤美奈子氏が8月25日の東京新聞コラムに書いている;




昨年7月、22日から始まるGOTOトラベルに民意の7割は反対だった(朝日74%、毎日69%)。 しかし政府はGOTOを決行。第2波は開始2週間後の8月7日にピークを迎えた。

12月、三たび感染が拡大する中、GOTOの延長に民意の7割は反対していた(読売77%、毎日67%)。 しかし政府は年末までGOTOを停止せず、第3波は1月8日にピークを迎えた。

1月、五輪の中止か再延期を求める声は8割に達していた(共同通信80%、朝日86%)。 この傾向は多少増減しつつも6月まで続き、開催が決定された7月でも民意の7~8割は開催を不安視していた(朝日68%、共同通信87%)。しかし五輪は決行された。市民の反対がなければ無観客にすらならなかっただろう。第5波は今なおピークアウトの気配がない。

 こういうのを世間では 「だから言わんこっちゃない」 と表現する。

 17日の会見で菅首相は「感染拡大を最優先にして考えていきます」と述べた。言い間違い? いやいや首相にしては珍しく正しい認識である。この一年、政府は事実、感染拡大最優先で動いてきたんじゃないのか。パラリンピックだけは大丈夫だと誰が保証できるだろう。
(文芸評論家)


2021年8月25日 東京新聞朝刊 11版 23ページ 「本音のコラム-感染拡大最優先」から引用

 この記事はパラリンピック開催の直前に出た記事のようであるが、このパラリンピックに対し五輪組織委は「無観客で実施」を決めた後も、「児童生徒の動員」は最後まで諦めず、結局は各自治体が自主的に「観戦辞退」決めて児童生徒の健康を守ることになった。政府から出向したような人材ばかりの組織にしては、国民の健康よりもオリ・パラを優先する姿勢は、政治家として如何なものかと思います。17日の菅首相の「感染拡大を最優先に」発言は、本人としては「感染拡大の問題を最優先に」という意味で、ちょっと言葉を省略しただけだったのに、時期が時期で場合が場合だったために、「なに? 感染を拡大させることを最優先するのか?」と皮肉を言いたい人たちの格好の餌食になってしまった。普通の神経をもった人なら、そういう曲解を避けるために、とっさにその場で「感染拡大の問題を、ですね」とか、言い直すものだが、高齢でもあるし「オレは総理大臣だし」という「驕り」もあってか、言い直しをしなかったために、上のようなイヤミなコラムを書かれる羽目になったようです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2021年09月10日 01時00分05秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

佐原

佐原

コメント新着

捨てハン @ 潰れそうな新聞なら東京、朝日、毎日が挙がるかなぁ >全国紙は世論のありかを明らかにし、国…

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: