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細田博之衆院議長のセクハラ疑惑 は、どうして他社からの援護射撃的な続報が出ないのだろう。
この件のポイントは被害者が女性記者である点だ。2018年、『週刊新潮』が当時の 福田淳一財務次官のセクハラ を報じた際の被害者もテレビ局の女性記者で、しかしこの局は当初、記者の訴えを事実上退けていた。5月30日に地裁が市に損害賠償を命じた 長崎市の幹部による性暴力事件(07年) も被害者は女性記者である。
細田氏の件を受けて各社は社内調査を行ったのか。『週刊文春』が大手新聞社やテレビ局など14社に送ったという社内調査に関する質問状の答えはどれも曖昧で、釈然としない思いが残る。
政治家の呆(あき)れた言動はこれにとどまらない。
西村康稔前コロナ担当相が自身の公式サイトに上げていた「世界美人図鑑」。日本維新の会・石井章参院議員の女性候補者に対する「顔で選んでくれれば一番」発言。同じく維新の会・馬場伸幸共同代表の「かわいいので(名前を)間違えた」発言。 いずれも女性を鑑賞の対象としか見ていない証拠。個人の資質以上に右のような文化を許す社会の体質が、セクハラ事件の温床となる。
当事者として、報道各社は徹底調査すべきではなかろうか。不信任案の提出を第三者ぶって報じている場合じゃないと思うけど。
(文芸評論家)
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