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2022年06月24日
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テーマ: ニュース(96533)
カテゴリ: ニュース
#Me Too運動に象徴されるように、今まで軽んじられてきた「女性の人権」を見直そうというのが世界の趨勢であるにも関わらず、そのような視点を著しく欠いた日本の政治家の言動について、文芸評論家の斎藤美奈子氏は8日の東京新聞コラムに、次のように書いている;


細田博之衆院議長のセクハラ疑惑 は、どうして他社からの援護射撃的な続報が出ないのだろう。

 この件のポイントは被害者が女性記者である点だ。2018年、『週刊新潮』が当時の 福田淳一財務次官のセクハラ を報じた際の被害者もテレビ局の女性記者で、しかしこの局は当初、記者の訴えを事実上退けていた。5月30日に地裁が市に損害賠償を命じた 長崎市の幹部による性暴力事件(07年) も被害者は女性記者である。

 細田氏の件を受けて各社は社内調査を行ったのか。『週刊文春』が大手新聞社やテレビ局など14社に送ったという社内調査に関する質問状の答えはどれも曖昧で、釈然としない思いが残る。

 政治家の呆(あき)れた言動はこれにとどまらない。

西村康稔前コロナ担当相が自身の公式サイトに上げていた「世界美人図鑑」。日本維新の会・石井章参院議員の女性候補者に対する「顔で選んでくれれば一番」発言。同じく維新の会・馬場伸幸共同代表の「かわいいので(名前を)間違えた」発言。 いずれも女性を鑑賞の対象としか見ていない証拠。個人の資質以上に右のような文化を許す社会の体質が、セクハラ事件の温床となる。

 当事者として、報道各社は徹底調査すべきではなかろうか。不信任案の提出を第三者ぶって報じている場合じゃないと思うけど。
(文芸評論家)


2022年6月8日 東京新聞朝刊 11版 21ページ 「本音のコラム-もみ消さないで!」から引用

 細田博之衆院議長と同じ自民党に所属する吉川赳議員の愚行が明らかになったときは、テレビが連日ワイドショーで取り上げて糾弾し、自民党幹部(?)も「参院選を前にして不始末は許されない」と厳しい態度で臨んだ結果、吉川議員は「離党」ということになった。しかし、細田議長については自民党が「音なしの構え」なので、メディアは「これは、うっかり問題視するととんだ災難を被る危険性がある」と判断したのか、それとも、国家の「三権の長」の一角を占める「大物」の方の言動については「下々の者が口出しするものではない」という、江戸時代以来の「日本の伝統」が災いしたのか、一切言及しないという態度は、日本のメディアの「後進性」を表している。メディアがこういう調子だから、国民は「失われた30年」が示すように日々国力が衰退しつつあるにも関わらず、「政治的な実績はまったく評価に値しないが、投票は自民党」という矛盾した投票行動をしている。





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最終更新日  2022年06月24日 11時05分55秒
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