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ネット会議とは教団が全国の支部の現場責任者クラス向けに行っているもので、同誌は8月19日開催分の音声データを入手したという。前号ではその中から田中富広会長の話を報じたのだが、信者向けとあって”ぶっちゃけトーク”で本音を語っていた。例えば今矢面に立たされている自民党議員についてはこう話していた。
「今、自民党のほうからとにかく静かにしてほしいとのことで・・・心は離れていなくても、マスコミがヒステリー状態になっているので身をかがめてやり過ごすしかない」
最新号の第2弾では関連団体幹部の話が紹介されている。教団の関連団体がたくさん作られているのは「ファイヤーウォール、防火壁」であり、トラブルなどが起きた時に「その責任が宗教法人に降りかからないように作っている」と語っている。
政治家が関連団体に関わったとしても「統一教会そのものとは違うので、教会が起こした問題には責任がありませんよということで、この壁で議員たちや政治家が守られるように何とか機能させていたんです」という。巷間言われていることではあるが、当事者が自ら語るのは説得力があるし、わかりやすい。この幹部は、今の事態はその壁が突破されているとして信者たちに危機感をあおっているのだった。
こうした内部の話が漏れたことに教団側で動揺も起きたようで、今回の記事には匿名の教団関係者のこういう証言も載っている。 「フライデーにネット会議の詳細が報じられ、教団内部には動揺が走りました。完全に内部向けの会議が流出しためは、信徒の間にそれだけ教団トップへの不信感が募っているということでしょう」
記事掲載以降の「ネット会議」はすべて中止になったという。旧統一教会と政界の癒着問題、追及は今後、どこまで進むのだろうか。
(月刊『創』編集長・篠田博之)
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