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「朝日」では「評価する」35%、「評価しない」59%。
「読売」では「よかったと思う」41%、「思わない」54%。
テレビの時間と新聞のスペースを独占してもこの結果です。
一部の新聞が「功績たたえ多くの人が悼んだ」(「読売」9月28日付)、「政府与党は堂々と国葬の正しさを説」け(「産経」同30日付主張)という他は、社説のほとんどが「分断深めた首相の独断」(「朝日」28日付)、「合意なき追悼の重い教訓」(「毎日」同)、「『安倍政治』検証は続く」(「東京」同)と、世論の分断を問題にしました。
しかし、国葬が憲法の「法の下の平等」や「内心の自由」に反するという問題に加え、 この「騒ぎ」が何だったのかという議論と、その本質や内容に立ち入った論説があまりないのが気になります。
岸田文雄首相、菅義偉前首相の安倍元首相への手放し賛美の弔辞、 自宅前の儀杖隊の列・旧軍歌演奏・弔砲など自衛隊参加の軍事色、 招待の基準や扱い、自治体の対応、統一協会との関係・・・。税金による「国葬イベント」の「狙い」と「行われた事実」の分析、報道はメディアの責任です。
水島朝穂早大教授のネットのコラム(3日)によると、「南ドイツ新聞」は「お仲間たちがその功績を偲(しの)ぶ」、「ニューヨーク・タイムズ」は「こうした反発は・・・首相在任期間に対する国民投票の色合い」と書いたといいます。
「東京」(9月27日付夕)社会面は、「国葬の陰 炊き出しに列」と池袋の公園の風景を紹介しました。「食事に窮する人たちがいる中、国葬に費やされる経費は約16億6千万円」「支援団体は『・・・政治家にはこの現場を見に来てほしい』と訴える」。これも大事な「国葬報道」です。
(まるやま・しげたけ=ジャーナリズム研究者)
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