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2023年01月03日
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テーマ: ニュース(96532)
カテゴリ: ニュース
岸田政権がいきなり防衛費倍増を言い出したと思ったら、防衛費倍増の是非よりも先に財源を「増税」に求めるのかそれとも赤字国債にするのかという「議論」を始めた自民党議員の態度について、元文科事務次官の前川喜平氏は12月18日の東京新聞コラムに、次のように書いている;


猿芝居をしているという意味では、与党政治家たちも猿のようなものだが、問題は彼らが納税者である国民を猿扱いしていることだ。

 向こう5年間で軍事に費やすと岸田政権が決めた43兆円は、とどのつまりすべて国民の負担だ。与党内の議論の本質は、いつどのように負担させれば国民を納得させられるか、 つまりどうすれば最もスムーズに国民を編編(だま)せるかにあった。 1兆円を増税、残りを歳出改革などで生み出すという岸田氏の財源構想が朝三暮四だったとすれば、すべて国債で賄えという安倍元首相をコピーした萩生田政調会長や高市経済安保担当大臣の主張は「朝零暮七」だ。与党税制大綱では、法人税、所得税、たばこ税で1兆円増税する方針は示したが、その時期は「24年以降の適切な時期」に先送りされた。朝零暮七派に押し返された結果だ。猿扱いされた国民は怒らなければおかしい。
(現代教育行政研究会代表)


2022年12月18日 東京新聞朝刊 11版 21ページ 「本音のコラム-国民は猿か」から引用

 岸田首相がわが国の防衛問題について、「最近、隣国がわが国との国境線付近に軍隊を結集している」とか「わが国との国境付近に新たな軍事基地を建設し始めた」というような具体的な「問題」があって、防衛費の増額が必要であるという議論を始めるのであれば、国民も納得する「可能性」があるかも知れないが、そうではなくて、いきなり「予算を倍増」と言い始めたのは、具体的な「防衛問題」があってのことではなく、単にアメリカから「軍需産業の在庫負担軽減に協力してくれ」と言われただけのことであるのは明白である。また、その岸田発言に乗って「増税ではなく、国債発行が良い」などと言い出した高市議員も、「防衛予算倍増の是非」の議論は無視して「財源をどうするか」の話にもっていけば、スムーズにアメリカの期待に応えられると踏んだからで、上の記事が指摘するように、正にこれは「猿芝居」である。そのような下らない議論に調子を合わせるのではなく、私たちは自らの国土と自分たちの命をどのように守るべきかを考えるべきだ。東アジアの「平和」は、日本が内外に「専守防衛」を宣言して、その通りにやってきたから大きな波乱もなく無事にやってきたのであり、今後も波風を立てずにやっていくべきだ。その際に重要なのは、日中国交回復の歳に交わした共同宣言を誠意をもって順守することが大切で、日本は「一つの中国」の原則を貫くべきであり、この原則を蔑ろにした場合には重大な問題が生ずることを忘れてはならないと思います。最も危ない「道」は、アメリカの手先になって中国を無視して「台湾当局」と勝手にコトを進める場合であり、岸田政権の「姿勢」がわが国の国益にかなうものかどうか、国民はよく見て考える必要があります。





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最終更新日  2023年01月03日 01時00分06秒
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