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2023年01月24日
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テーマ: ニュース(96532)
カテゴリ: ニュース
中国と台湾の間に武力紛争が起きた場合、アメリカはどのように介入して自国の都合の良いように事態を収拾するのか、アメリカのシンクタンクがまとめた報告書について、12日の朝日新聞は次のように報道している;




 米戦略国際問題研究所(CSIS)が、昨年に進めた24回のシミュレーションをまとめた。想定では、2026年に中国が台湾に侵攻する。中国軍がはじめの数時間で台湾の海軍や空軍の大半を攻撃した後、台湾を包囲し、数万人の兵士が上陸すると仮定した。台湾が持ちこたえ、米軍が派遣されると、中国は台湾の侵攻に失敗したという。

 この防衛戦争の「要」とされたのが日本だ。報告書は「豪州や韓国など他の同盟国も台湾防衛において一定の役割を果たすが、日本こそが要だ」と強調。報告書をまとめた一人で米マサチューセッツエ科大学(MIT)国際研究センターのエリック・ヘギンボサム主席研究員は「グアムの米軍基地では地理的に遠い。日本国内の基地に代わるものはない」と話す。

 日米安全保障条約のもと、米国が在日米軍基地を使ううえでは、日本との「事前協議制度」によって制約が課されている。「最も起こりうる」シナリオでは、日本は米軍が日本国内の基地から台湾防衛に向かうことは認めるが、自国が攻撃されるまでは自衛隊を派遣しない、と想定した。

 こうした状況下で中国の台湾侵攻は失敗に終わったが、撃退の代償も大きかった。 米軍の空母2隻のほか、米軍や日本の自衛隊の艦船数十隻、航空機数百機、要員数千人が失われるとの結果が見込まれた。 報告書は「こうした損失は、米国の世界における地位を数年にわたって傷つけるだろう」と予測した。

 こうした結果を踏まえ、報告書は、日本の基地で航空機を攻撃から守るため、強靭性を高めることが必要だと提案する。さらに有事に備え、日本の民間飛行場の利用を確実にすることも必要だと訴える。今後、日米政府間でこうした議論が実際に進む可能性があり、ヘギンボサム氏は「国民世論のレベルでも、現実的な議論をすべきだ」と語る。
(ワシントン=清宮涼)


2023年1月12日 朝日新聞朝刊 14版 9ページ 「台湾有事『日本が要』 米シンクタンクが報告書」から引用

 台湾有事の際は日本が台湾防衛の「要」だなどと、実に迷惑な話だ。戦後の長い間、アメリカは世界の各地の武力紛争に介入するとき、自衛隊の協力を何度となく日本政府に要請してきたのであったが、歴代日本政府はこの要請を「憲法9条があるから」との理由で断ってきたのであり、今後もこの姿勢を貫くのが「一貫性」として大事だと思います。その上、「台湾有事」などというものは中国の国内問題であり、これに介入するのは「内政干渉」も甚だしい。わが国の場合、「憲法9条」のほかに「日中平和友好条約」というものもあり、日本から中国への「投資」もかなりの金額に上るのであって、アメリカに言われたからと言っておいそれと「台湾有事」に介入して、これまで築き上げた「資本」を全て中国に吸い取られてしまうのではあまりにも勿体ないというものです。東西冷戦の時代であれば、在日米軍は一定の「抑止力」として機能した面は否定できませんが、今となっては、日米安保条約があるから「台湾有事」に参戦せざるを得ないということであれば、もはや日米安保は国益に反すると判断せざるを得ません。農産物の輸入にしても、太平洋の向こうから無駄に二酸化炭素をバラマキながら運ぶより、隣の大陸から運ぶほうが経済合理性にかなうというものですから、近い将来は日米安保は廃棄して、新たに日中安全保障条約に乗り換えることを、今のうちから準備をするべきではないかと思います。





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最終更新日  2023年01月24日 01時00分06秒
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