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2023年07月03日
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テーマ: ニュース(96853)
カテゴリ: ニュース
LGBTQ法と防衛財源確保法が、十分な審議をしないままに6月16日の参院本会議で可決成立したことを、翌日の東京新聞は「審議尽くさないまま成立」と、国会がまともに機能していない危機的な状況を一面トップで報道した。2つの法律のうち防衛財源確保法については、次のように書いている;



(山田晃史、近藤統義)



 骨太の方針では、防衛費増のための増税時期について「2025年以降のしかるべき時期とすることも可能となるよう」と明記された。従来の方針は24年以降としていたが、選挙を念頭に増税を嫌う自民党からの提言を受け、延期される可能性が出てきた。

 増税の代わりに、今後は同法成立で創設された防衛力強化資金の税外収入など他の財源からの追加負担も検討される。ただし「5年間で総額43兆円」と支出の規模ばかりが先行し、どの財源も盤石ではない。

 近年の当初予算では税以外の収入は5兆~6兆円ほどで推移し、歳入の5~6%を占める。野村総研の木内登英氏は「税外収入をほかの予算項目から回す形で賄うことになれば、その分国債の発行が増える。防衛費増に国債を使わないとする政府方針が看板倒れになる」と指摘する。

 決算剰余金についても近年は経済対策の財源に使われてきた。剰余金の半分は借金返済に充てられるルールのため、防衛費に回れば回るほど、暮らしに必要な政策の財源が不足することになり、代わりの借金が増える恐れがある。

 防衛費増と同様に、岸田政権が重点を置く少子化対策の財源も骨太の方針で詳細は示されず、結論は年末に持ち越した。木内氏は「先送りすると後の混乱を招く可能性が高く、最終的に国債頼みになる恐れがある。本来は規模、内容、財源を一体で決めるべきで、財源を考慮して規模や中身を見直すことも必要だ」と話す。


 防衛財源確保法 防衛費増額のための財源の一つで、税以外の収入をためて複数年度で使う「防衛力強化資金」の創設などを定める。税外収入は国有財産の売却や特別会計からの繰入金など。財源はほかに歳出改革と一般会計の決算剰余金、増税がある。防衛力強化資金が創設されると4つの財源が既定路線となるため、増税に反発する野党が反対していた。


2023年6月17日 東京新聞朝刊 11版 1ページ 「審議尽くさぬまま成立-LGBTQ法・防衛財源確保法」から一部を引用

 防衛費を倍増するための法律というのは、憲法の平和主義にそぐわない憲法違反の疑いが濃厚な法案だったのだから、野党議員にしてみれば「突っ込み処満載」の法案であり、共産党や社民党議員の鋭い質問に政府側はまったく答弁ができず、問題をはぐらかしたり抽象的な言葉で誤魔化したりするばかりで、質問に正面から答えることができずに、予定の時間がきたからというので例によって強行採決をした。これでは国会が機能を果たしたとは言い難い。わが国の防衛政策が憲法を裏切るような方向で施行されだしたのは「60年安保」の後からで、それ以前の日本は名実ともに軍隊を持たない平和国家であった。しかし、世界中に自国軍隊の基地をもつアメリカは、その一部を日本に任せたいと考え、CIAのエイジェントであった岸信介が首相をしているのを良いことに日米安保条約を改定して、自衛隊が米軍と共同作戦をとることが出来るようにしたのであったが、この時は労働組合や学生運動が総力をあげて連日、安保反対のデモを行ない、デモ隊が国会に突入しそうになったり、警備の警察官の暴力で女子東大生が殺害されるという事件まで引き起こして、強力な反対運動があったため、安保条約は改定されたものの、日米両国政府はベトナム戦争やイラク戦争、湾岸戦争、アフガニスタン侵略などに自衛隊を動員できずに来ている。「60年安保」から60年も経ったから、そろそろ日米共同作戦の実施を、というのがアメリカの本音で、己の政権延命のためにそれを飲んだのが岸田文雄である。次の総選挙では、憲法を蔑ろにする岸田政権に鉄槌を下し、憲法を順守する政権を樹立したいものである。





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最終更新日  2023年07月03日 01時00分07秒


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