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2023年11月26日
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テーマ: ニュース(96881)
カテゴリ: ニュース
今月は神奈川県海老名市で市議会議員の選挙が行なわれたが、その選挙にヘイトスピーチで有名なレイシストの渡部賢一が立候補したため、危機感をもった横浜市民が落選運動に立ち上がったと、12日の神奈川新聞が報道している;





 横浜市戸塚区から駆け付けた高畠修さん(72)、妻の悦子さん(70)は告示日の5日に続いて演説中の渡辺氏にプラカードを突き付けた。

 <選挙ヘイト監視中>
 <どこにも差別主義者の居場所はない>

 ヘイトスピーチの監視と抗議に取り組む「川崎駅前読書会」に3年近く参加してきた。差別をなくすのは、差別をしているマジョリティーたる日本人の責任だという思いがある。川崎で差別街宣を繰り返し、監視対象である渡辺氏の選挙ヘイトを黙って見過ごすわけにはいかなかった。

 狡猾(こうかつ)な渡辺氏は露骨なヘイトスピーチはしない。だが、選挙演説では日本政府も認めている史実をねじ曲げ、「従軍慰安婦はうそ」「南京大虐殺はなかった」というデマを飛ばした。

 「反省なき歴史は繰り返される。死ね、殺せと言わなくても戦争につながる危険なヘイトスピーチだ」と修さん。「海老名ではなじみがないかもしれないので、反対を示す見本になればと思った」

 前日の10日、東京都内でイスラエルのガザ大虐殺に抗議するデモにそろって参加した。ムスリムをはじめ参加者は皆、命を守ろうと真剣だった。アジア侵略のシンボルだった日の丸・旭日旗を掲げる渡辺氏の浅はかさが一層、度し難かった。

抗議のプラカードを掲げていると、背後から「何人(なにじん)だ!」という罵声が飛んできた。「愛国」の候補者に反対するなんて、日本人ではないというむき出しの差別。 悦子さんは「ネット上にあふれているヘイトそのもの。選挙の場でおおっぴらに語られ、あおられた敵意が現実の街中に湧き出てきた。たった一人の候補者でも見過ごせば、殺戮(さつりく)と戦争につなかっていく」と危機感を募らせる。

 2人が声をそろえた。

 「やはり差別主義者を選挙に出させてはいけない。どんな場合でも差別ができないよう法律で縛るべきだ。包括的な差別禁止法が必要だ」


2023年11月12日 神奈川新聞朝刊 22ページ 「時代の正体・差別禁止法を求めて-『選挙ヘイト許さない』」から引用

 その後の報道によれば、落選運動の効果があったのかどうか、渡部賢一は二百数十票の獲得で最下位、落選という結果であった。やはり、市議会選挙に日の丸や旭日旗を持ち出して慰安婦問題だの南京大虐殺だのとがなり立てる人物を市議会に、というのはちょっと主旨が違うという良識的判断が、多くの市民が持つ見識であったことと思います。しかし、それでも面白がって投票する者が二百数十人いたという「現実」をどう見るべきか、今後の課題だと思います。





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最終更新日  2023年11月26日 01時00分08秒


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