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2023年12月30日
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テーマ: ニュース(96859)
カテゴリ: ニュース
自民党安倍派の閣僚が更迭されるきっかけとなった「裏金疑惑」を告発した神戸学院大学教授の上脇博之氏は、不正の温床である政治資金パーティーについて、10日の「しんぶん赤旗」で次のように述べている;




 裏金づくりや、派閥のノルマを超えて売ったパーティー券のキックバックは、 事務方だけでやれることではありません。派閥トップなど国会議員の関与なしにはできません。

◆規正法に違反

 麻生派の会合で幹部がキックバックを裏金で議員に渡していたことや、安倍派の会合で「今年はキックバックしない」と伝えていたことが日曜版の取材で判明したのは重大です。 派閥ぐるみ、自民党ぐるみの組織的行為であることを示すもの だからです。

 ノルマ超過分を派閥が議員にキックバックした際、収支報告書に記載されていない、いわゆる裏金は当然、政治資金規正法違反です。

◆「対価性」なし

 一方で大手メディアは、キックバックがあっても収支報告書に記載していれば問題なしとしています。しかし政治資金パーティは対価性があることが大前提。この点からみるとおおいに疑問です。

 形式的には派閥にパーティー券売り上げのお金が入り、その売り上げから派閥が議員に寄付をしているようにみえます。

 しかし派閥にキックバックの仕組みがあれば、その所属議員は企業などからお金を集めれば集めただけ、自分への寄付が増えることになります。

 なぜなら議員自身は派閥パーティーの経費を払っていません。パーティー券をノルマ以上に売れば、その分がそのまま自分のもうけになることを承知で、パーティー券を販売しているからです。

これでは売る側の議員にはまったく対価性がない。パーティーの体をなしておらず、単なる金もうけです。 このようなカネ集めを認めて良いのかという大問題です。

 そもそも政党助成制度は腐敗の温床である企業・団体献金をなくすという口実で導入されました。しかし政党支部が企業・団体献金を受けられるという仕組みは温存されました。

 もう一つは政治資金パーティ。 パーティー券の大半を企業・団体が大量に買っているのが実態で、形を変えた企業・団体献金になっています。裏金づくりなど不正の温床にもなっています。

 政党助成法を廃止し、パーティー券購入を含む企業・団体献金を全面禁止するなど徹底した改革が必要です。


2023年12月10日 「しんぶん赤旗」 日曜版 7ページ 「政治資金パーティー自体が不正の温床」から引用

 この記事は、現在東京地検特捜部が捜査している「裏金疑惑」が国会議員逮捕にまで発展するかどうかを予測する上で重要な情報を提供している。パーティー券の売上がノルマを超えた場合に、超過分をキックバックするとか裏金にするというような「判断」は事務方だけでできる話ではなく、派閥のトップとか党幹部のような地位にある国会議員が関与しなければできない話だ、ということになれば当然、麻生太郎や岸田文雄も捜査の対象になって当然であり、もしそうならないのであれば、地検特捜部は途中で挫折したと見なければならないのだと考えられます。





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最終更新日  2023年12月30日 01時00分07秒


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