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2026年01月07日
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テーマ: ニュース(96860)
カテゴリ: ニュース
4年前の参議院選挙では3%の得票率だった参政党が、昨年の選挙では12%まで得票率を上げたことについて、その背景を探る講演会が、横浜市立大学教授の山根徹也氏を講師に招いて開かれたことを、12月21日の神奈川新聞は、次のように報道している;



(木村陽香)


 参政は今年7月の参院選の比例投票で約12%の得票率(前回2022年は約3%)となった。支持を伸ばしている背景について、山根教授は、低迷する賃金や消費税増税など「大衆が抱える漠然とした不安を捉えている」と解説。一方で、 こうした問題の根源をグローバル化や外国人などに結び付ける傾向があるとした上で「(問題を)外国人の脅威にすり替え、それに対応することで解決するかのように見せかけている」と批判した。

 こうした特徴はナチスと重なるという。当初は国会選挙での得票率が約2%だったにもかかわらず、1929年の世界恐慌の影響が市民社会に及んだ後、大幅に得票率を伸ばした。

 「農民や農業を守るといった農業保護、大資本批判などがあった」と述べ、参政の躍進の背景にも存在する大衆迎合に通じるとした。一方でユダヤ人や障害者を排除の対象とし、ナショナリズムをあおる排外主義を強めていった経緯も説明した。

 「大衆の不安と不満がうまく利用されている」と参政とナチスの共通点を強調した上で、「生活苦は消費税が高いことが一番の問題であり、賃金低迷は企業の問題。にもかかわらず外国人問題につなげられている」と参政による問題のすり替えに言及。「他の政党やさまざまな個人や団体、民主主義的な運動は不安や不満の根源をどう解決するか示していく必要がある」と呼びかけた。

 横浜市磯子区の無職の女性(75)は「ナチズムと参政党が躍進した状況が非常に似ていると思った。戦争に突き進んだ時代に戻るか戻らないかの岐路に立っていることに気付かせられた」と話した。

 講演会は中原市民館(川崎市中原区)で17日に開かれ、約40人が来場した。


2025年12月21日 神奈川新聞朝刊 20ページ 「参政党台頭、背景を探る」から引用

 今日の私たちの社会の「漠然とした不安」は、主に経済的な困窮が原因であり、国鉄や郵政事業の民営化のときに巨大組織であった労働組合が解散させられたために、雇用主との対等な立場で賃上げ交渉をする「場」を失った労働者たちが、不当な低賃金に甘んじるほかなかったこと、従来は非正規社員としての雇用は限られた条件の職場にのみ適用された制度であったが、大規模労働組合が消滅した頃に、非正規雇用が一般企業でも可能になる、という労働者側に不利な「制度の改悪」が実行されたのが、大きな原因と言えます。ナチスや参政党は、そういう「真の原因」には目をつむり、外国人のせいだとか、障害者を優遇するからだとか、デマに基づいた宣伝活動で支持を集める危険な団体ですから、私たちはデマに騙されないように注意が必要です。ナチスの時代と違って、現代では、罰則付きのヘイトスピーチ禁止条例を施行している自治体もあり、れいわ新選組の活動の結果、車イス使用の人物が国会議員となって、車イス使用でも国会審議に参加できるように議事場を改造するなどの「改革」が実施された点が、昔より「進歩した点」としてあげられます。それらの「進歩」を更に前に進めて、「ナチスの失敗」を繰り返すことなく、健全な社会の発展を目指したいものでございます。





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最終更新日  2026年01月07日 01時00分04秒


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