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2026年01月31日
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テーマ: ニュース(96857)
カテゴリ: ニュース
再稼働の準備を進めていた中部電力浜岡原発は、公益通報者が当該原発に関する基準地震動の測定値が意図的に改ざんされていると原子力規制委員会に通報したため、再稼働の予定は「白紙」になったことについて、文芸評論家の斎藤美奈子氏は、14日付け東京新聞コラムに、次のように書いている;




 先週のこの欄で東京電力柏崎刈羽原発再稼働への疑問を呈したばかりなのに今度は浜岡か!

 問題の不正は、基準地震動(地震の揺れの最大想定)が小さくなるようデータを意図的に選定したという悪質なものだった。地震動は耐震設計の根幹だから、約10年を費やした審査はこれですべてオジャンとなる。

 不幸中の幸いは、データの不正を原子力規制庁に告発(公益通報)した人がいたこと、また通報を受けて規制委が審査のやり直しに踏み切ったことだろう。もし勇気ある告発者がいなかったら規制委も不正は見抜けず、この件は闇に葬られていた可能性が高い。

 不正の背後に見え隠れするのは政府のエネルギー政策の転換だ。原発への依存度を可能な限り減らすという福島第1原発事故後の方針を昨年政府は転換し、原発の「最大限活用」に舵を切った。新方針は早くから電力会社に伝えられていたはずで、再稼働を急がされれば現場だって焦る。

 規制委は中部電以外の調査はしないというが、審査を終了した柏崎刈羽原発や泊原発は大丈夫なのか。いつどこで地震が起きてもおかしくない日本。恐ろしく危ない橋を私たちは渡っている気がする。
(文芸評論家)


2026年1月14日 東京新聞朝刊 11版 19ページ 「本音のコラム-再稼働と不正」から引用

 公益通報者がいたから、データーの不正が原子力規制委員会の知るところとなったが、誰も通報せずに規制委員会が再稼働にGOサインを出して、数年後に大地震が発生すれば、福島原発の二の舞になるところであったのだから、筆者が言うように、私たちはかなり危ない橋を渡っているのは、「気がする」どころではなく、事実なのだと思います。今後は、原子力規制委員会はこのような「不正」が起きないような「仕組み」を考案する必要があると思います。また、他の原発でも似たような「不正」があった可能性は否定できないのですから、今後はこのような不正を如何に未然に防ぐか、対策を講じる必要があるのですから、その辺を誤魔化すことなく、しっかりした「安全性評価」のルールを策定する必要があると思います。





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最終更新日  2026年01月31日 01時10分04秒


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