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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳★◆ スターやヒロインが互いに引き抜き合戦になるのを防ぐため、日本の5大映画会社でカルテルを結成(1953年=五社協定)。 ◆ フランスが生んだ死刑器具のギロチンがこの日を限りにお役御免となる(1977年)。 ◆ 木村剛の銀行商売がぶっ潰れ、財務省がその尻拭いをさせられる破目に(2010年= 日本振興銀行が経営破綻)。【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 / 令和5年09月10日】 【派閥政治の残像消えぬ自民党総裁選】体質維持に一役買うメディア、候補者はもっと「政策論争」を =後節==Wedge_Online 【Wedge OPINION】 2024年09月06日 樫山幸夫( ジャーナリスト、元産經新聞論説委員長) さかんな旧弊打破と逆行する動き しかし、現時点までの動きを見ると、旧来の派閥単位、人間関係のしがらみが、選挙戦の大きな要素になっているように思えてならない。 一例をとってみると、党内に唯一残る派閥、麻生派が8月27日、研修会を開いて、「同じ釜の飯を食べてきた河野氏を同志としてしっかり応援していきたい」(会長の麻生太郎副総裁)と申し合わせた。 他派閥すべてが解散しているにもかかわらず、夏休み中に研修会を開いて総裁選に向けて気勢を上げるーー。まさに55年体制時の年中行事であり、令和の今、みせつけられるとは思わなかった。 その河野氏本人にしても、不可解な発言で周囲をびっくりさせた。総裁選に勝利して自分が総理・総裁に就任したら、「党3役や閣僚には派閥を離脱してもらう」という(9月1日のテレビ番組)。 それなら、なぜいま自ら率先して派閥を去らないのか。自力で同じ主張のひとたちを糾合して戦う気構えを持たず、選挙中は派閥の一員として、その支持、応援を受け、首相の座を手中にしたなら、派閥を退会するというのは、あまりに虫のいい話だろう。メディア、キングメーカーの動きも改革にブレーキ 早い時期に決断した小林鷹之前経済安保担当相は49歳。党内若手の声望を担っていることを考えれば、大いに新鮮さを印象づけた。 しかし、小林氏も、8月中に出演したテレビ番組で、裏金事件をめぐって旧安倍派議員が処分されたことについて、「やりすぎると現場が回らなくなる」と、見直しを暗に主張した。氏を推しているのは同派若手といわれるが、それら勢力の歓心を買い、総裁選での支援を求めるという目論見なら、フレッシュな人物が古い手法に乗ったという皮肉な結果となろう。国民は鼻白むだろう。 世論調査で圧倒的に人気のある小泉進次郎氏は、さらに若い43歳。環境相を一期経験しただけで大きな実績はないが、菅義偉前首相、森喜朗元首相らが後押ししているという。 進次郎氏の政策のどこを評価しての支持なの全く伝わってこない。指導者として適任かどうかではなく、永田町という〝閉鎖社会〟での人間関係の濃淡だけで、総裁選が左右されては、迷惑するのは国民だろう。 退陣した実力者がいつまでもキングメーカー気取りで居座って影響力を行使してれば、「自民党が生まれ変わる」など、はかない期待に終わってしまう。 もっとも自民党総裁選とほぼ同時に行われる立憲民主党の代表選でも、現職の泉健太氏の推薦人(20人)集めが難航し、当選1回の若手議員の推薦人集めも思うように進んでいないという。その一方で、総選挙敗北の責任を取って辞任した枝野幸男前代表、同様に民主党時代、やはり政権を明け渡した野田佳彦元首相が名乗りを上げ、小沢一郎元自民党幹事長の支援を受けているというのだから固陋(ころう)さでは、自民党に勝るとも劣らないが。自民党の古い体質維持に一役買っている存在に触れなければない。 メディアの多くは、麻生派を除いてすべて解散、解消されたにもかかわらず、いまだに、「岸田派」「茂木派」など以前の呼称を続けている。テレビのワイドショーに登場するコメンテーターなどと称する人たちも同様だ。 自民党の歴史の中で、これまでも何度か派閥が解消されたことはあり、メディアはそのたびに「旧〇〇派」などと正確を期してきたが、今回は対応が異なっている。正式解散には総務省への届けが必要で、資金の清算など残務整理も残っているので、と説明する向きがある。 理解できなくはないが、そこまで手続きにこだわるのはどうだろう。重要なことは、派閥解消が宣言されたことであって、後始末ではない。 すでに総務省に政治団体の解散届を出しているところもあり、今後は「旧」を冠するにしても、いまさらという印象はぬぐえない。実態として派閥が存続しているなら、むしろそれを糾弾すべきであって、旧来の名称を継続するのは、筋違いだろう。 議員諸氏と同じ土俵にのって永田町政治の取材に血道あげるメディアも大いに頭を冷やすべきだ。政策論争の場作り盛り上げを 12日の告示、27日の投票に向けて選挙戦は熱を帯びてくる。肝心の政策論争はどの程度盛り上がるか。 各候補ともそれぞれ独自の政策を発表、地方遊説などで訴えてはいるが、それをめぐる論争が活発化する気配はいまのところ、それほど高まるにいたっていない。わずかにここにきて、金融所得課税、物価対策など経済政策での高まりを見せ始めてきたのは好ましい変化だろう。 米国では現在、11月の投票に向けて、長く曲折のあった大統領選が大詰めに入りつつある。むろん相手候補に対する非難、中傷合戦は少なくないが、景気対策、移民問題、人工妊娠中絶、外交・安全保障などで日本よりはるかに熱い論戦が展開されている。ハリスVSトランプの今回にとどまらず、いつの選挙でも同様だ。 長丁場の大統領選では、選挙イヤーの年明けに始まる予備選、またはそれ以前から、候補者となりうる顔ぶれによるディベート(討論)が繰り返し行われる。その過程で各候補は自らの政策を有権者に問い、ナンセンス、不人気な政策を掲げる候補者は淘汰されて姿を消していく。 自民党総裁選でも告示後、各候補による討論の機会が設けられるだろうが、米国方式にならって各候補が名乗りをあげた早い時期から各氏が有権者に政見を披歴し、互いに論争する機会が設けられてもよかったのではないか。 真摯な議論を通じてこそ、岸田首相が退陣会見の時に語った「新生・自民党を国民の前にしっかり示すこと」を有権者に実感させることができるだろう。故小渕恵三氏との対話 古い話で恐縮だが、筆者はかつて、故小渕恵三首相が官房長官時代、〝番記者〟として、そのもとに出入りさせてもらったことがある。 当時はまだ中選挙区制の時代。ある時、小渕長官が「小選挙区制になったら、派閥はなくなる」と断言した。「内閣総理大臣を国会議員から選ぶ制度がある限り、形は変えても派閥は存続するのではないか」と水を向けたところ、「そんなことはない。いやなくならなければならないんだよ」と譲らなかった。「なくならなければならない」に力がこもっていた。 考えてみれば、自らも55年体制のなかで育ち、活躍してきたものの、その不条理、不合理さに気がついていた小渕氏の強い期待、願望だったのではないか。 今度の総裁選の展開を見るにつけ、旧態依然たる実態を、泉下の小渕氏はどうみているだろうか。聞いてみることができないのが残念だ。・○◎ ○◎ ◎ ◎ ◎ ◎○ ◎○ ◎○ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ・・・・・・・・・・ ---------前日記載への閲覧は下記のURL -------------- 【前節; https://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/diary/202409090000/】---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2024/09/10
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【Photo of the Day= South Tyrol = by N.Geoglaphic】 【B.G.M. of the Day= 坂本 龍一 Ryuichi Sakamoto Full Album 2020 =】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=HAFLW-dQpyE 【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 令和3年01月24 日 】中国のウイグル「虐殺」阻止、バイデンへの期待が高まる理由 =後節== NewsWeek_Column 2021年1月19日 デービッド・ブレナン(本誌「バイデンvs中国」特集より)人権問題を政治利用した男中国当局は「再教育施設」と称して新疆ウイグル自治区に収容施設を次々に建設。100万人を超えるウイグル人を収監してきた。一方で、中国当局はウイグル人の住宅や墓地、モスクを次々に取り壊し、自治区の中国化を進めている。こうした動きは「文化的ジェノサイド(集団虐殺)」とも呼ばれる。中国は少数民族弾圧を一貫して否定。再教育施設を建てたのはテロ対策のためであり、過激思想に染まった若いウイグル人に職業訓練を受けさせ社会復帰させることが目的だと強弁している。中国全土でテロ攻撃を行い、多数の死者を出してきた分離独立派やイスラム過激派を抑えるには、こうした対策が必要だ、というのだ。しかし批判派に言わせれば、テロ被害に対して収容施設の規模はあまりに大きく、どう見てもその実態は「強制収容所」だ。中国を目の敵にするトランプ政権はウイグル人弾圧を声高に非難してきた。マイク・ポンペオ国務長官は中国当局の弾圧を「世紀の汚点」と呼び、マイク・ペンス副大統領は抑圧された人々と連帯すると宣言。ドナルド・トランプ大統領も超党派の議員の圧倒的な支持を得て可決された「ウイグル人権政策法」に署名し、中国政府の人権侵害には制裁措置を取る方針を打ち出した。ただ、その本気度には疑問符が付く。トランプの国家安全保障担当補佐官だったジョン・ボルトンは退任後に出した暴露本で、トランプは習に収容施設をどんどん建てるよう勧めたと書いている。人権問題を政治利用しかねないトランプと違って、バイデンなら一貫性ある明確な姿勢を取れると、アーウィンは期待する。「強制労働防止法案」を支持?それでも中国に関わる課題は多く、バイデンはそれらの兼ね合いを取らなくてはならない。例えば、気候変動対策で中国と協力するためには貿易合意で譲歩せざるを得ないかもしれない。バイデンの戦略は未知数だが、中国は利用できるものは何でも利用しようとするはずだ。外交には駆け引きは付き物だが、人権問題は他の課題と切り離して原則を貫いてほしいと、アーウィンは言う。次期政権の本気度を測る指標として、イリハムはいくつかの具体的な措置を挙げる。第1は「ウイグル人権政策法」が義務付けているように自治区の人権状況を調査して議会に報告するかどうか。第2に、既に下院で可決され、上院での成立を待つ「ウイグル強制労働防止法案」を支持するかどうかだ。ナイキやコカ・コーラなどの大企業がこの法案に反対しロビー活動を繰り広げている。一方で、イリハムが高く評価するのは、米税関・国境取締局が中国国有の開発事業体で準軍事組織である「新疆生産建設兵団」からの輸入を一時停止したことだ。ウイグル人の強制労働で生産された疑いのある製品の輸入を止めたことは「重要な一歩」であり、「バイデン政権もこれを優先課題に据えてほしい」と、イリハムは訴える。トランプ政権発足時より今のほうが、ウイグル人弾圧に対する国際社会の怒りは高まっている。だが、中国のような豊かな超大国に改善を迫るのは困難だ。中国の資金力と戦略的な重要性から、イスラム教徒が多数を占める国々ですら、宗教的な同胞への弾圧に口出しできないでいる。それでも国際社会が一丸となって中国に圧力をかければ、「大きな変化が起きる」と、イリハムはみる。バイデンがその旗振り役を務めれば、ウイグル人の期待にしっかり応えたことになる。 <2021年1月26日号「バイデンvs中国」特集より>日本を挑発し続ける中国「狼の乳」世代は被害者史観で戦う= NewsWeek_Column_2021年01月07日、 ユーラシアウォッチ 楊海英・本誌コラムニスト(静岡大学教授、日本名は大野旭)戦う狼」こと「戦狼」外交官のトップ、中国の王毅(ワン・イー)外相。昨年、来日した彼が発した尖閣諸島をめぐる挑発的な言動は、日本に深刻なインパクトを与えた。その際に国内外のメディアが使った「戦狼」だが、多くの日本国民と世界の良識ある人々は、その精神の由来について不思議に思っているに違いない。戦狼とは中国特有の「狼の乳」、つまり極端な中国中心の民族主義的思想、それも階級闘争論に依拠した暴力革命肯定論と、被害者史観に基づく教育を受けて育ったゆがんだ民族主義者を指す。最も早く「狼の乳」の表現で現代中国のゆがんだ歴史観を批判したのは、中山大学(広東省)の袁偉時(ユアン・ウエイシー)教授である。袁の主張と論点は以下のとおりだ。アヘン戦争以降の西洋列強による清国侵略も決して外国だけが悪かったわけではない。清朝臣民による挑発と、役人の無能ぶりについても分析しなければならない。西洋列強だけが「不平等条約」で搾取し、「文明国」中国を停滞させたのではない、との観点である。こうした見解は、世界の歴史学界の認識と一致するが、中国では決して許される思想ではない。近代に入って西洋が中国を搾取し続けたので、有史以来ずっと先進国だった地位が失われたとする中国の公的史観と対立しているからである。加えて日中戦争だ。全国の人民をリードして「抗日」戦争を勝ち取ったのは「偉大な中国共産党」であり、蒋介石率いる国民政府軍は奥地の四川省に逃げ込んだ無能な集団だったというのが、中国政府の歴史観である。日本軍と死活の戦いを繰り返していたのは国民政府軍で、共産党系のゲリラ部隊も当時は国民政府軍の一部として編成されていた史実は無視されている。以上のような歴史観を総括すると、中国は長らく世界の先進国であり続けたが、西洋列強と日本によってその進歩と発展が阻害された。被害者の中国はこれから大国になるにつれて復讐に打って出て、再び世界各国を臣従させ、中国中心の朝貢体制を構築しなければならない。これが、「狼の乳」を飲んだ世代の思想である。そして、典型的な「狼の乳」世代の代表格が王である。彼は文化大革命最中の1969年に16歳で黒竜江省の農村部に下放され、生産建設兵団という屯田兵団の一員となった。文革が勃発した時は14歳で、78年に大学に入るまでまともな教育を受けていなかった。彼の世代は「工農兵大学生」と称され、学力よりも共産党への忠誠が優先された者だけが進学できた時代である。王だけでなく、陝西省北部の黄土高原に下放されていた習近平(シー・チンピン)国家主席も例外ではない。王も習もその下放先で農村部の極貧生活を体験したし、大人になってからは自国と世界との大差についても認識したことだろう。問題は、自国と世界との巨大な差異と発展程度の違いを、冷静に客観的に分析するのではなく、落ちこぼれた責任は中国以外にある、との被害者史観で武装したことである。中国の停滞を知れば知るほど、「搾取」し、「侵略」した外国に対する憎しみが一層増して「狼の乳」の濃度も上がる。だから彼らは戦い続ける。「尖閣は中国の領土で、日本の偽装漁船が敏感な海域に入ってきている」と主客転倒の挑発も、「戦狼」思想の発露にすぎない。 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/】【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行 http://bogoda.jugem.jp 】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2021/01/24
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★忘備忘却録/きょうの過去帳・狂★ ☆ 草加次郎が島倉千代子を殺そうとするも未遂に終わる(1962年)。この腹いせから草加は、以後一年近く彼方此方で花火を爆発させることに。 ☆ ロナルド・レーガン主演の映画「ストロング・アメリカ」が封切り(1980年)。以後8年にわたるロングランを記録。豊国では王がバットを奉納して現役引退。 ☆ 麻原彰晃とゆかいな仲間たちが、自分たちを批判した弁護士の一家を丸ごとポアさせて極楽浄土に導く(1989年)。【彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 / 令和4年11月04日 】イスラエル軍もハマス軍事部門も「直面したことがない事態」... イスラエル精鋭部隊「サエレット・マトカル」はどう動くのか? =前節==NewsWeek_ コラム: 2023年11月2日(木) トム・オコナー、デービッド・ブレナン(いずれも本誌記者)非常口のドアを蹴り破って航空機機内に侵入するや、隊員らは発砲しつつ通路を進んでパレスチナのハイジャック犯2人を殺害、残る2人を取り押さえた。制圧に要した時間はわずか10分、人質の犠牲は1人。イスラエルの特殊部隊サエレット・マトカルによる奇襲の見事な成功例として、今も語り継がれる一件だ。1972年5月のこの人質奪還作戦に加わった隊員の1人が、誰あろう現イスラエル首相のベンヤミン・ネタニヤフである(兄弟2人もサエレットに属していた時期がある)。あれから半世紀、イスラエル建国以来の未曽有の危機を迎えた今、彼はこの勇猛果敢な決死隊の出動にゴーサインを出す最終的な責任を負う立場にいる。何とも皮肉な巡り合わせだ。しかも、今回は規模が違う。イスラム組織ハマスが10月7日の奇襲攻撃でガザ地区に連れ去った人質の数は200人を超えている。ネタニヤフは「この部隊に何ができ、何ができないかを熟知している」と本誌に語ったのは、かつてサエレットの司令官を務め、現在の指導部にも一定の影響力を有しているドロン・アビタル。「通算で15年も首相職にある彼は、この部隊に何度も出動命令を出してきたはず。ゲームは熟知している。間違いない」「サエレット」はヘブライ語で偵察部隊の意。「マトカル」は参謀を意味する。57年にイギリス軍の特殊空挺部隊(SAS)を手本に設立され、敵陣に潜入して作戦を遂行する能力を持つ。当初はイスラエル軍の空挺部隊に属していたが、現在は国家情報機関の直属となっており、軍隊とは別の組織だ。「サエレット・マトカルの強みは情報インフラに組み込まれている点にある」と、アビタルは指摘する。司令官に次ぐ地位にいるのは情報将校であり、退役後に諜報機関のトップに起用された人も多い。サエレットの精鋭部隊は銃撃戦や暗殺を含むさまざまな作戦を遂行してきたから、敵国では悪名が高い。最もよく知られているのは大胆不敵な人質救出作戦で、その1つが当時22歳のネタニヤフも参加した72年の「アイソトープ作戦」だ。あのときはパレスチナの抵抗組織「黒い九月」が民間人のカップルを装ってサベナ航空572便をハイジャックし、テルアビブに向かわせた。そして空港に着くと、パレスチナ人受刑者315人を解放しろ、要求に応じなければ機体を爆破すると脅迫した(約100人の乗客がいた)。機長(第2次大戦では英軍のパイロットだった)からの緊急通報を受けて、すかさずサエレットが出動することになった。当時の司令官は、後に首相となるエフド・バラク。ネタニヤフを含む隊員は整備員に成り済まし、車輪の修理を口実に機体に近づき、突入した。機内では乗客3人が負傷し、うち1人は後に死亡した。ネタニヤフ自身も負傷した。隊員の1人が拳銃で犯人を殴打したとき、暴発した弾丸が彼の手に当たったのだ。その4年後、サエレットはまたも大胆な奇襲作戦で名を上げた。76年、アフリカ東部ウガンダの首都郊外にあるエンテベ空港で、パレスチナ解放人民戦線・外部司令部派(PFLP-EO)がエールフランス139便を乗っ取り、乗客100人以上を人質に取り、500万ドルと同志53人の釈放を要求した。イスラエル政府はサエレットに出動を命じた。ネタニヤフの兄ヨナタンを含む隊員たちは貨物機で空港にひそかに着陸。当時のウガンダ大統領イディ・アミン(テロリストを擁護していた)の車列を模した黒いベンツで移動を始めた。だが大統領専用車はしばらく前に、新型の白いベンツに変更されていた。元隊員ネタニヤフの対応力空港に配置されていたウガンダの警備隊はその怪しい車列に気付き、人質の拘束されているターミナルに向かうサエレットの部隊と激しい銃撃戦になった。結果的にサエレットはハイジャック犯全員を殺害したが、ウガンダ兵数十人も犠牲になった。人質の犠牲は4人だった。イスラエル側の犠牲も1人いたが、それがヨナタン・ネタニヤフだった。いわゆる「サンダーボルト作戦」だが、今は故人に敬意を表して「ヨナタン作戦」と呼ばれている。弟のネタニヤフは40年後の2016年に首相としてエンテベ空港を訪れ、「兄が死んだとき、私たちの世界は破壊された」と述べている。また、兄を失ったことがきっかけで、自分は政治家としての道を歩むことになったとも語っている。首相として最初の任期(96~99年)の後を継いだのは、サエレットの司令官だったエフド・バラク。アイソトープ作戦や、ミュンヘン五輪でのイスラエル選手団虐殺事件の報復としてレバノンでパレスチナ解放機構(PLO)の高官を殺害した73年の「若者の春作戦」を指揮した人物だ。ヨナタン作戦やその他の秘密作戦の実行にも参画している。そのバラクは、過去の栄光と今日のイスラエルがガザ地区で直面している前例のない人質危機を同列に扱ってはいけないと警告する。「単純な繰り返しではない」。バラクは本誌にそう語った。「どのような作戦であれ、厳密に状況をコントロールするには極めて正確な、そして膨大な情報が必要だ。テロ組織と対峙してきたこの長い年月で、私たちは多くの教訓を学んだ。敵がどこにいるかを知らなくても部隊を編成し、展開させるすべをね」現在81歳のバラクと74歳のネタニヤフの政治的立場は異なるので、互いについての発言には色が付いている。だが現在のイスラエルが直面する危機に関しては、「経験豊富」なネタニヤフなら「対応できる」とバラクも高く評価する。ネタニヤフが「無責任な行動」をしてきたのは事実だが、今はイスラエルが「建国以来おそらく最も厳しい打撃」を被っている時期だから、政治的な争いをしている場合ではないとも言った。ハマスによる10月7日の奇襲攻撃は、最先端の防衛力と情報収集能力を誇るイスラエルの意表を突き、1400人以上の国民が殺害された。・・・・・・・・明日に続く・・・・・ 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- 【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/】【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜 http://blog.goo.ne.jp/bothukemon】・・・・・ クリック 宜しく・・・・・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・
2023/11/04
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