2015/01/29
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2015.01.29


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 ツタンカーメン王のマスク、ひげ取れちゃった? 

(CNN) エジプト・カイロの博物館に収蔵されているツタンカーメン王のマスクからあごひげ部分が欠け落ちて、あわてて接着剤で付け直したという疑惑が浮上している。 博物館学芸員が国営アハラム紙に匿名で語ったところでは、昨年の清掃中にマスクを誤って落としてしまい、青と金色の編み込みのあごひげ部分が欠け落ちた。

あごひげはすぐにその場で強力接着剤を使って付け直した。 しかしこの接着剤について学芸員は、「金属や石の強力な接着力を保持できる物質だが、マスクの修復に使うのは適切ではない」とコメントしている。 接着剤が乾くと、あごとひげの間に隙間ができていたという。

一方、同博物館の館長はアハラム紙の取材に対し、あごひげ接着疑惑を否定。 マスクには何も起きていないと述べ、「マスクとあごひげを調べてマスクの状況について詳しい報告書を作成するため、考古学委員会が組織された」と話している。 アルディマーティ考古相も、マスクが破損したという報道は事実無根だと一蹴した。

ツタンカーメン王の副葬品のマスクは1922年11月4日にイギリスのカーナヴォン卿の支援を受けた考古学者ハワード・カーターにより発見、発掘された。 ツタンカーメンは王墓としてはきわめて珍しいことに3000年以上の歴史を経てほとんど盗掘を受けなかった。 王のミイラにかぶせられた黄金のマスクをはじめとする数々の副葬品がほぼ完全な形で出土した。 以降、 発掘関係者が相次いで死ぬ“ファラオの呪い”が都市伝説。 王の怒が髭をそそり立たせたのであろう。 

ツタンカーメン

因みに 昨年(日付;2014.10.22)の記事

ツタンカーメンの生前の姿、明らかに 足に疾患か
(CNN) 古代エジプト王ツタンカーメンのミイラの「仮想検視」を行って生前の姿を初めて実物大で再現した画像が公開された。 26日放送の英BBCのドキュメンタリー番組で紹介される。

ツタンカーメンは紀元前1333年~1323年の古代エジプト第18王朝の王で、死亡当時の推定年齢は19歳前後。 2010年の米医学誌に発表された研究によれば、足の骨折で感染症にかかった後マラリアのため死亡したと推定される。

生前の姿を再現した画像はミイラのCTスキャンをもとに研究チームが作成した。左足の足首のあたりが変形しているのは、骨に異常が生じるケーラー病だった可能性があるという。 ツタンカーメン王の墓からは100本以上の杖も見つかっている。 当初は権力の象徴とみられていたが、実は歩くために杖が必要だったという見方が有力になった。

死因を巡っては、チャリオットと呼ばれる馬車に乗っていて死亡したとする説もあった。 しかしイタリアの専門家は、ツタンカーメンが馬車に乗ることは不可能だったと説明。 「足がひどく変形していて、支えてもらわなければ立つことができなかった」と指摘している。

家族のミイラの遺伝子を解析した結果、両親はきょうだい同士だったことも分かった。 このためツタンカーメンは遺伝性の疾患を抱えて健康状態が良くなかったと研究チームは推測している。 この検証は、2010年のエジプト考古学研究グループによるCTスキャンを初めとしたDNAや放射線調査により、ツタンカーメンは近親交配で生まれたことによる遺伝による先天的な疾患を多数患っていた可能性が非常に高いことが確認されている。

具体的には変形した背骨、欠損した足の指、臓器疾患の跡等が確認されており、特に直接の死因は足および大腿骨の骨折と、脳性マラリアの合併症による体調不良の悪化が原因であるという証拠が多数見つかった。 少なくともツタンカーメンの直接的な死因は病死であることはほぼ間違いない状況ではあるが、他殺説そのものは未だ可能性としては捨てきれないのもまた事実である。

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Last updated  2015/01/29 09:39:58 AM
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