2015/10/17
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2015.10.17.
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≪【 虎子/ココの誇顧/ココ ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆】= 10月17日 =≫

  ローマ法王もたじろぐ「反キリスト」中国の教会弾圧 
=NewsWeek、2015年10月14日(水)、楊海英(本誌コラムニスト)

教会弾圧-1

 歴史的に見てみると、現実主義に生きる中国人と宗教との相性は悪い。 「文明の発祥地の1つ」を 自任する中国だが、キリスト教と仏教、イスラムといった三大宗教はいずれも中華圏以外に起源がある。中国にとって、どれも外来の文化・思想だ。そのため か、三大宗教の布教者たちは昔から東方の中国を目指して布教に努めてきたものの、歴代の王朝に弾圧されることが多かった。

 今日では世界最多の人口を抱える国家に成長した中国は、いずれの宗教も膨大な信者数を抱えるようになった。キリスト教も例外ではないが、中国共産党政権が建国直後から苛烈な弾圧政策を維持してきたので、「チャイニーズ・クリスチャン」の存在は国際問題と化している。



教会弾圧-2

 ひとまず当局の分類に従うと、3000万人中プロテスタントは約2500万人で、残りはカトリックだという。 プロテスタント系の教会は「中国基督 教三自愛国運動委員会(三自会)」に組織化されており、カトリック系の教会は「中国天主教愛国会」という社会団体にまとめられている。
「三自」とは「自 治、自養、自伝」の略で、「反動的な外国勢力から独立して自治し、聖職者を自ら養成し(経済的にも自力で教会を養う)、独自に伝道する」との意だ。

 宗派を問わない排外的な組織化はすべて建国直後に周恩来首相の主導で確立した政策。 「キリスト教は欧米の帝国主義による中国侵略の先兵にして道具だった」との認識からの断罪だ。 建国後、共産中国とバチカンは外交関係が断絶したまま今日に至る。

法王を阻む高いハードル
「新型大国間関係」を米中間で構築しようとしてワシントン入りした中国の習近平(シー・チンピン)国家主席だが、その存在はローマ法王(教皇)フラ ンシスコの到来ですっかり色あせてしまった。 習と法王の出会いを期待した中国のキリスト教徒は見事に裏切られた。 法王の出身母体であるイエズス会は明朝の中国で布教し、ヨーロッパの科学技術を伝えた実績も広く知られている。

 フランシスコが法王に選出された直後には中国政府から祝電が届き、昨年の韓国訪問時に中国上空を通過した際は習に挨拶の打電をしていた。 相思相愛と思われていたが、訪米時に接近は見られなかった。 「中国に行きたい」と、法王はアメリカからの帰途に語ったそうだ。 しかし、バチカンと中国が外交関係を結ぶには3つの高いハードルがある。

教会弾圧-3

 まず、「宗教はアヘン」とのイデオロギーを中国共産党が放棄しない点だ。 「外国の反中国勢力は宗教を利用して中国を転覆しようとしている」として、警戒を緩めない。 キリスト教徒が外国に憧れるのを防ごうとして、教会を破壊したり、十字架を引き下ろそうとしたりする暴力事件が中国内で頻発している。

 次に、信教の自由のない中国で、政府系の「三自会」や「愛国会」を敬遠する信者たちは独自の場所に秘密裏に集まってミサを行う。 これを当局は「地下教会」と断定して信者を逮捕、拘束し、両者の対立は先鋭化している。 バチカンは司教の任命権を確保しようとしているし、中国共産党は逆に任命権こそが外 国の干渉の手口だとみて排除しようとしている。

 第3に、中国はバチカンに関係正常化の前提条件として台湾との断交を掲げているが、バチカンは台湾の「教友たちを捨てる」決断を容易に下せない。

 大勢のクリスチャンに正しい福音を伝えるのを優先すべきか、それとも共産党統治下で殉教者が続出するのを黙認するのか。 法王は習の動きを見極めながら模索中であろう。

教会弾圧-4

古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
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Last updated  2015/10/17 06:08:10 AM
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